[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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日常5話-博士「出来たぞ。隊長君!! 包帯の言いたいことが分かる装置だ」

 

隊長「・・・・・・うん。それは科学的なモノ?」

 

博士「・・・・・・。科学的な物だ。」

 

隊長「・・・本当は?」

 

博士「魔法で制作した・・・。」シュン

 

隊長「でしょうね。何の装置も付けていないただのサングラスにそんな特殊効果が

付くわけないもんね。」

 

博士「・・・・・・うむ。・・・隊長君?」ショボン

 

隊長「分かってる着ければいいんだろ?」

 

博士「うむ!」キラキラキラ

 

隊長「はいはい・・・。あ、ちょっと。」

 

博士「・・・魔物化の心配は無いぞ。隊長君を包帯好みのインキュバスにするつもりなど毛頭ない。

   したとして、後が非常に怖い。」

 

隊長「・・・うん。分かった。」スッ

 

博士「・・・どうだね?」

 

隊長「うーん。伊達メガネみたいな感じかな。」

 

包帯「・・・・・・・・・。」スッ コトッコトッ

 

博士「ん? あぁ、包帯。お茶を持ってきてくれたのか」

 

隊長「俺の分もか。ありがとな。包帯。」

 

包帯「・・・・・・・・・♪」

包帯《気にしなくて良いよ♪》

 

隊長「・・・・・・・・・。」パチクリ

 

包帯《どうしたの?》

 

隊長「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!! 博士! 実験は成功だ・・・!!」

 

博士「おおっ!!」

 

包帯《実験? あ、隊長、隊長。》

 

隊長「・・・ん。どうした包帯。」

 

包帯《この前のクッキー。とっても美味しかったよ。ありがとう♪》モグモグモグ ペコッ

 

隊長「あぁ。また作るよ。よかったら食べてみてくれ。」

 

包帯《是非♪》

 

隊長「包帯。この後、暇か?」

 

包帯《博士・・・?》

 

博士「構わんよ。ゆっくり午後を隊長君と“2人きり”で楽しんでくるといい。」

 

包帯《隊長 ちょっと準備してくるから待っててね。》アタフタ バタン

 

隊長「おう。焦らずにゆっくり準備してこい。」

 

博士「・・・・・・。」

 

隊長「・・・・・・。博士。」GJ

 

博士「・・・・・・。」グッ

 

隊長「この伊達メガネ借りて行くぞ。」

 

博士「その為に作ったのだ。帰ってきたら聞かせてくれ。」

 

隊長「おう。」

 

包帯《じゅ、準備終わったよ!》バタン!

 

隊長「んじゃま、どこに行こうか?」

 

包帯《隊長の好きな所で良いよ♪》

 

 

隊長「うーん。中庭で良いかな?」

 

包帯《うん♪》

 

 

 

隊長「台を出してっと・・・。」ズズズ

 

包帯《手伝おうか?》

 

隊長「いいよ。包帯はそこに居て。これで・・・よしッ」ガタン

 

包帯《・・・大丈夫?》

 

隊長「大丈夫。大丈夫。どうぞ、座って。」

 

包帯《・・・。》ストン

 

隊長「最近、そっちの暮らしはどう? 以前と変わらず大変?」

 

包帯《うん・・・。助手は働かないで寝てるし・・・博士は使ったものを元の場所に戻さないし・・・》ハァ・・・

 

隊長「そりゃ、大変だな・・・。」

 

包帯《この前だって、本の整理。私が一人でやったんだよ。》ストンストン

 

隊長「またか。王は?」

 

包帯《ファラオ様に頼めるわけないよ・・・。ほとんど外出してて居ないし・・・。》フゥ

 

隊長「・・・。」

 

包帯《隊長は? 何か周りで変わった事とかあった?》クビカシゲ

 

隊長「・・・変わったことねぇ・・・。んー・・・准尉の住処を強制移動させたことぐらいかなー?」

 

包帯《・・・! 准尉。何かやっちゃったの・・・?》パチクリ

 

隊長「んー・・・妄想が過ぎたのと・・・過度な毒盛かなー?」

 

包帯《毒盛!》ワォ

 

隊長「毒盛は、いつものことだけど・・・取りあえず住処の場所として伍長とチェンジさせた。」

 

包帯《わお。》

 

隊長「あとはー・・・」

 

包帯《隊長。》

 

隊長「何?」

 

包帯《またクッキーを焼いてみたんだ。味・・・どうかな?》

 

隊長「いただきまーす。」モグモグモグ

隊長「うん。うん! うん!!! ・・・どんどん上達してる!! 美味しいよ。」

 

包帯《良かったぁ・・・♪》

 

隊長「うまっ。うまっ! ・・・そのうちに抜かされるんじゃなかろうか・・・。」

 

包帯《隊長、隊長。》

 

隊長「・・・・・・ん。」

 

包帯《今回の博士の発明品は、私とコミュニケーションが取れるようになるメガネ?》

 

隊長「・・・!?」

 

包帯《やっぱり。肩も叩いてないのに、隊長が私の呼びかけに気づくなんておかしいな

   なんて思ってたんだ。》

 

隊長「・・・あ。」

 

包帯《それに今日は妙に会話が成り立つし。いつもは半分ぐらい成り立たないのに。》

 

隊長「・・・・・・。なんかゴメン」シュン

 

包帯《謝る必要なんかないよ。会話が成り立って楽しかったし♪》

 

隊長「・・・・・・。」

 

包帯《その・・・魔法のメガネの効力はどのくらいまで持つのかな?》

 

隊長「・・・・・・え。効力に制限あるのコレ。」

 

包帯《隊長。召喚を一度も成功したことが無い博士の発明品だよ。》

 

隊長「・・・・・・凄い納得できるその言葉。」

 

包帯《・・それに。》

 

隊長「・・・?」

 

包帯《それ、ある意味失敗作だから・・・。》

 

隊長「!?!?!?」

 

包帯《元は博士、そのメガネは“隊長の服”が透けて見えるように作った物だから・・・》

 

隊長「??!」

 

包帯《・・・・・・。》

 

隊長「使用法が分かった・・後で博士・・・シメとくわ・・・。」

 

包帯《・・・・・・長?》

 

隊長「・・・! ・・・包帯・・・言ったそばから、眼鏡の効力が・・・切れかかってる。」

 

包帯《・・・びかけに・・・・なかった・・、そ・・・気は・・・・・・てたよ。》

 

隊長「・・・包帯。」

 

包帯《さ・・ごに。・・・・・・え・・・かっ・・・。ま・・・・・度。》

 

隊長「・・・包帯!」

 

包帯「・・・・・・。」テヘヘ・・・

 

隊長「・・・・・・。」

 

包帯「・・・・・・♪」クッキー アーン

 

隊長「・・・クッキー美味しっ!!」モグモグ

 

包帯「・・・・・・♪」

 

 

 

包帯「・・・・・・。」

 

隊長「ただいまー。」

 

博士「おかえり、隊長君。メガネの方は――ムグッ!?」

 

隊長「包帯ー。今日も楽しかったよ。またね♪」

 

包帯「・・・・・・。」バイバイ

 

博士「!?!?」

 

隊長「あ、それと・・・博士を借りて行くね。良い?」ニコニコ

 

博士「・・・まはかっ! ほふたい、ひみ。はいほうふんひ・・・!!」タップタップ

 

包帯「・・・・・・。」ドウゾドウゾ

 

博士「ほくな――――ああああー!!」ズリズリズリ

 

隊長「はーかせくぅーん♪ ちょぉーっと、このメガネの事元について話し合おうか。

ねー?♪」ズルズルズル

 

 

 

 

 

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