[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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日常71話-軍曹「似た者同士ね・・・。」

――隊長の部屋―――

 

伍長「た、隊長。大丈夫?」

 

 

隊長「あぁ。・・・大丈夫だ。」

 

 

伍長「い、今、緊急箱。持ってくるから!」ダッ

 

 

隊長「救急箱な。・・・・・・痛っ・・・。」ズキズキズキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――曹長の部屋―――

 

元帥「大丈夫か? 曹長。」

 

 

曹長「・・・問題ない。・・・・・・。」ゴシゴシ

 

 

元帥「今、応急箱、持ってくるからよ!! ちょっと待っててな!」ダッ

 

 

曹長「・・・救急箱ね・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――納戸前―――

 

伍長「あ。」

 

 

元帥「おっ。」

 

 

伍長「・・・・・・曹長はどう?」

 

 

元帥「・・・いつもより話さないかな・・・。そっちは?」

 

 

伍長「こっちも・・・。部屋に戻ってから、何も話さない・・・。」

 

 

2人『・・・・・・。』

 

 

元帥「・・・ま、きっと明日には仲直りしてるよ・・・な?」

 

 

伍長「そ、そうだね・・・。2人とも仲良いもんね・・・!」

 

 

元帥「そ、それじゃ、俺 曹長の手当してくるから・・・。」

 

 

伍長「わ、私は隊長の手当があるから・・・。」

 

 

2人『じゃ・・・!』

 

 

 

 

 

 

 

伍長「隊長、今戻ったよ・・・。ごめんね。

   ちょっと緊急箱が奥にあって取るのに時間がかかったよ・・・。」

 

 

隊長「・・・・・・。」

 

 

伍長「・・・じゃ、え、えっと・・・。まず、血からふき取るね・・・!」フキフキ

 

 

隊長「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

元帥「いやぁ・・・。遅くなって悪いな。

   応急箱が埋もれてて、取るのに手間取った。」

 

 

曹長「・・・・・・。」

 

 

元帥「・・・えっとだな。血からふき取るぞ・・・。」スッ・・・

 

 

曹長「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

伍長「これで良いの・・・・かな?」

 

 

隊長「・・・。」

 

 

伍長「・・・そ、それじゃ・・・仕舞ってくるね。」

 

 

 

 

 

 

 

元帥「・・・これで良いのか?」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

元帥「それじゃ、仕舞ってくるわ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

伍長「!」

 

 

元帥「!」

 

 

伍長「あれからどう?」

 

 

元帥「変化なし。そっちは?」

 

 

伍長「こっちもない・・・。」

 

 

元帥「軍曹には伝えたからさ。大丈夫だとは思う。」

 

 

伍長「・・・軍曹はなんだかんだ言って、一番空気が読めるからね。」

 

 

元帥「流石、最年長。」

 

 

伍長「うん。最年長。」

 

 

2人『じゃ・・・。』

 

 

 

 

 

 

 

隊長「・・・。」

 

 

伍長「ただいま・・・。」

 

 

隊長「・・・伍長。」

 

 

伍長「・・・! な、何かな?」

 

 

隊長「しばらくは俺と同じ部屋に居ろ。外は危険だ。」

 

 

伍長「え・・・でも・・・・・。」

 

 

隊長「別にワーウルフは深夜になったりしても、発情しないだろ。

   なら特に問題はない筈だ。」

 

 

伍長「・・・う、うん・・・。わかった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・。」

 

 

元帥「今戻ったぞー。」

 

 

曹長「・・・元帥。」

 

 

元帥「な、なんだ!?」

 

 

曹長「・・・しばらく、は・・・一緒の部屋で寝ない・・・?」

 

 

元帥「え・・・だが・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・。・・・不安なの・・・。一緒に・・・居て・・・・・。」

 

 

元帥「お、おう! わかった!!」

 

 

 

 

 

 

 

隊長「・・・・・。」

 

 

伍長「・・・・・。」

 

 

隊長「・・・伍長。」

 

 

伍長「・・・! な、なにかな!?」

 

 

隊長「そんなに緊張しなくていい。いつも通りに返事して

   部屋で過ごせばいい。」

 

 

伍長「・・・うん。」

 

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・・。」

 

 

元帥「・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・元帥。」

 

 

元帥「・・・! な、なんだ!?」

 

 

曹長「・・・・・・いつも通りで・・・良い・・・・・・。

   いつもの感じで・・・。」

 

 

元帥「・・・おう。」

 

 

 

 

 

 

 

隊長「・・・・・。」

 

 

伍長「・・・・・。」

 

 

隊長「・・・伍長。」

 

 

伍長「・・・ぅん?」

 

 

隊長「・・・ん。」

 

 

伍長「・・・ん?」

 

 

 

チュッ

 

 

 

伍長「!?」ボンッ///

 

 

隊長「口の中、怪我したからベロチューは出来ないけど・・・。

   約束のキス。小屋で、できなかったから。」

 

 

伍長「・・・・・・♥」パタパタパタ♪

 

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・。」

 

 

元帥「・・・・・。」

 

 

曹長「・・・元帥。」

 

 

元帥「・・・ん?」

 

 

曹長「・・・ありがとね。」

 

 

元帥「・・・ん?」

 

 

 

ポンッ

 

 

 

元帥「!?」

 

 

曹長「・・・あの時・・・元帥が泣いてくれなかったら・・・・・・取り返しのつかない・・・こと・・・・

   ・・・してたかも・・・・・。・・・お礼の粗品。」

 

 

元帥「おう。良いってことよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――台所―――

 

隊長「・・・。」モグモグモグ

 

 

曹長「・・・。」モグモグモグ

 

 

伍長「・・・。」チラッ

 

 

元帥「・・・。」チラッ

 

 

軍曹「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――廊下―――

 

隊長「伍長、お風呂。入ろうぜ。」

 

 

伍長「えっ!? 一緒に!!?」

 

 

隊長「・・・そうだよ。・・・曹長の報復があるかもしれないだろ。」

 

 

伍長「・・・う。うん・・・。でも・・・」

 

 

隊長「・・・昔は一緒に入ったろ。魔物化して♀になったけど

   昔を考えれば♂同士だ。恥じることは無い。」

 

 

伍長「う、うん・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――茶の間―――

 

曹長「・・・元帥・・・お風呂。入ろ・・・。」

 

 

元帥「えっ!? 早くないか?! それも一緒に!!?」

 

 

曹長「・・・そう・・・。・・・隊長が待ち構えてるかもしれない・・・。

   善は急げ。・・・あとは寝るだけ・・・。」

 

 

元帥「・・・お、おう・・・。しかし・・・。」

 

 

曹長「・・・・・改装工事後・・・大浴場になったんだから・・・・・一緒に入らなきゃ損・・・。

   ・・・行こう・・・・・・。」

 

 

元帥「お、おう・・・。」

 

 

 

 

 

――脱衣所―――

 

元帥「あ゙。」

 

 

伍長「あっ。」

 

 

曹長「・・・・・・。」ジー

 

 

隊長「・・・・・・。」ジー

 

 

元帥「え、えっと・・・俺達これから、お風呂なんだけど・・・。」

 

 

隊長「奇遇だな。元帥。俺達も風呂だ。しかも、入る直前」ニコッ

 

 

曹長「・・・・・・。」ジトー

 

 

隊長「あ゙? なんか、文句あっかよ。」ギロッ

 

 

曹長「・・・別に。」ジー

 

 

隊長「あっから、こっち見てんだろ? 湯船に沈めるぞゴラ。」

 

 

曹長「・・・・・逆に・・・お前が沈めばいい・・・。」

 

 

伍長「え、ええええっと・・・ご、ごめんね。もう、服脱いじゃったから

   先に入らせてもらうよ!!」

 

 

曹長「・・・は? ・・・口を挿むな・・・お前から・・・先に沈めるよ・・・?」ギロッ

 

 

伍長「」ゾクッ

 

 

隊長「・・・伍長、入るぞ。よく考えればバカが入った後に俺等が入ったら

   バカが遷るだろ。元帥、よく考えてから曹長と入れよ?」

 

 

元帥「」

 

 

曹長「・・・偏差値35のバカが・・・よく言うね・・・。

   むしろ、私達にバカがうつる・・・・・まぁ、伍長は元がバカだし・・・

   うつった所で・・・問題なさそうだから良いけど・・・・・・。

   ・・・バカが入る前に・・・入ろう。元帥。」

 

 

隊長「はっ。入浴30分も待てないのかよ。 流石バカ。低知能だねぇ。」

 

 

曹長「・・・・・・低知能はどっちだか・・・。・・・のぼせて、くたばれ・・・。バカ。」

 

 

隊長「・・・チッ。」ガンッ

 

 

曹長「・・・なに? ・・・反論できなくて・・・八つ当たり? バカ。」

 

 

隊長「バカはテメェだ。俺等が先に入るっつってんだよ。

   後から来たくせに生意気言ってんじゃ・・・――」

 

 

軍曹「どっちが、バカでも良いから、早く入りなさい!」ドンッ ドンッ!

 

 

曹長・隊長「「!!」」バッシャーン!

 

 

元帥・伍長「「?!!」」クルッ!?

 

 

軍曹「あのね・・・さっきから五月蠅いのよ。バカ共。

   バカバカ言い合ってる暇があるなら、さっさとお風呂に入りなさい。」

 

 

隊長「・・・・・・。」ギロッ

 

 

曹長「・・・・・・。」ギロッ

 

 

軍曹「なによ。その眼は。バカ2人の分際で私と殺ろうっての?」ギロッ

 

 

隊長・曹長「「・・・。」」ブクブクブク・・・

 

 

元帥・伍長「「さ、さすが・・・最年長・・・。」」

 

 

隊長「・・・。」ジー

 

 

曹長「・・・。」ジトー

 

 

元帥「・・・・・・。」ソワソワ・・・

 

 

伍長「・・・・・・。」オロオロ・・・

 

 

軍曹「・・・はぁ。入るから、そこを退きなさい。」

 

 

 

 

隊長「・・・。」

 

 

軍曹「・・・・・・ふぅ・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

元帥・曹長「「ホッ・・・。」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――廊下―――

 

隊長「そんじゃ、元帥、軍曹、伍長。おやすみ。」

 

 

元帥「お、おやすみ。」

 

 

伍長「おやすみー。」

 

 

軍曹「・・・おやすみ。」

 

 

曹長「・・・・・・元帥・・・軍曹・・・おやすみ。」

 

 

元帥「おやすみ・・・。」

 

 

軍曹「・・・おやすみ。」

 

 

 

 

 

 

軍曹「はぁ・・・。・・・なんていうか・・・似た者同士ね・・・。」

 

 

 

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