[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――縁側―――
元帥「・・・・・・。」
伍長「・・・・。」
ザーーーー・・・
元帥「・・・・・・。」
伍長「・・・。」
元帥「・・・雨だな・・・・・・。」
伍長「・・・だね。」
元帥「・・・・・・。」
伍長「・・・・・・。」
元帥「・・・・・・。」
伍長「・・・ところで。」
元帥「ん?」
伍長「隊長は?」
元帥「・・・・・・。・・・大学。」
伍長「・・・。・・・実際は?」
元帥「・・・大将の家。」
伍長「ふーん・・・。」
元帥「・・・曹長と軍曹には言わないでくれってさ。」
伍長「色々と面倒になるもんね。」
元帥「おう。」
伍長「・・・。」
元帥「・・・・・・。」
伍長「・・・。」
元帥「・・・伍長はさ。」
伍長「・・・?」
元帥「雨の日は、いつもこうやって縁側に座って外の景色を眺めてるのか?」
伍長「大体は・・・ね。本当なら外に行きたいけど・・・。」
元帥「けど?」
伍長「泥だらけになって帰ってくると軍曹が怒るし・・・。風邪を引いちゃうと
隊長に心配かけちゃうから。」
元帥「あー・・・。俺達の風邪は人が掛かる風邪よりも強力なヤツだからな・・・。」
伍長「それに、私。犬だった頃は結構老衰しそうなぐらいのお爺ちゃんだったし・・・。
今こそピチピチだけど・・・ね?」
元帥「あー・・・そうか。俺が一番この中で年下なんだった・・・。」ゲンナリ
伍長「えーっと軍曹>>>[越えられない壁]曹長>伍長>>隊長>元帥だっけ?」
元帥「・・・だな。『向こう』にもそう書いてある。ってか、伍長!」
伍長「なぁに?」ン?
元帥「隊長より年上なのかよ・・・お前。」ジトー
伍長「あーこれね。そうだよ。」ケロッ
元帥「にしては・・・。」ジトー
伍長「ふふふ~♪ リリム様もバランスを考えたんじゃない?」
元帥「・・・バランスなぁ。」
伍長「完全に大人びた軍曹。熟女系の准尉。女子高校生ぐらいの元帥。
小学生っぽい体系の曹長。そして中学生ほどの私。よりどりみどり バッチリだねっ!」
元帥「・・・曹長には絶対に言えないな。」
伍長「・・・言ったら、半殺しの刑だよ・・・。」
元帥「それに対してそう言うことに関しては、准尉は寛容だよな。」
伍長「そうだねー。きっと、准尉なら『熟女は熟女なりの魅力がありんす。』とか
言うんじゃないかな?!」
元帥「・・・伍長。准尉は京都弁だぞ。」
伍長「あれ? そうだっけ?」
元帥「そうだよ・・・。准尉は外見は花魁っぽいけど『~ありんす』なんて言葉は使わないな
むしろ『~どすえ』系。」
伍長「『どすえ』かぁ・・・。」
元帥「おう。」
伍長「んー・・・。」
元帥「・・・。」
伍長「・・・。」
元帥「・・・。」
伍長「准尉、今どこらへんかなー・・・。」
元帥「さぁな・・・あ、そういやなんで准尉日本一周しているんだ? ・・・メタ抜きで。」
伍長「うーん。建前だと、隊長が『お前は一度、世界を見て来い』って言ったらしいよ?」
元帥「・・・今、適当に作ったのがまる分かりだな。」クスッ
伍長「うん。今適当に言った。」
元帥「・・・だよな。」クスクスクス
伍長「あー。お腹減っちゃった。何か煎餅か何かおやつ貰ってくるね。」スッ
元帥「・・・おう。・・・。・・・?! 伍長!!」
伍長「んー?」スタスタスタ・・・ クルッ
元帥「曹長は!?!」
伍長「曹長なら、自室でパソコンやってるよー?」
元帥「そうじゃなくて・・・――。」
伍長「・・・あ。・・・その2で出てくるんじゃないかな?」
元帥「・・・。」
伍長「ノシ」スタスタスタ・・・
――茶の間―――
伍長「非日常はー?」
隊長「当分先だな。」
曹長「・・・・・・メタると?」
軍曹「まだ途中筆記ですって。」
元帥「・・・。」