[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――縁側―――
曹長「・・・。」カタカタカタカタ・・・
元帥「・・・。」ボーー
伍長「・・・。」ムゥゥゥゥゥゥゥ
ザーーーーーーー・・・
曹長「・・・今日は・・・降りっぱなし・・・・・・なんじゃない?」カタカタカタカタ
伍長「・・・。」ムスゥゥゥゥゥゥゥ
元帥「あ、あ、明日は晴れるよ・・・。」ヨシヨシ・・・
伍長「むっ。」バシッ
元帥「イタッ!」
曹長「・・・怒れる・・・番犬・・・・・・放置に・・・限る・・・。・・・っと。」カタカタカタ
元帥「・・・。」ショボーン
曹長「・・・?」ン? チラッ
元帥「・・・なんだよ。」
曹長「元帥の尻尾・・・・・そういえば・・・・・・・今日は火がついてないね・・・・。」カタカタカタ
元帥「こんな日もあるよ。」
曹長「・・・サラマンダー・・・の・・・生態って・・・・・・いう・・・本・・・読んだことある・・・?」
元帥「・・・別にそんなの読まなくたって、俺は俺の身体のこと一番わかってるぜ。」
曹長「サラマンダー・・・の・・・・・・尻尾の炎は・・・本人の・・・感情によって・・・
左右されるって・・・書いてあった・・・・・・。となると・・・?」チラッ
元帥「・・・。」
曹長「・・・・・・。」ニィ・・・
元帥「・・・一般的な奴はそうなんだろ。俺は・・・俺は元ヤモリだから当てはまらないな。
別に寂しかったり、気持ちが沈んでる訳じゃないぜ?」
曹長「・・おやぁ?」(ゲス顔)
元帥「・・・。・・・っ!!」
曹長「・・・寂しいの?」ニタニタ
元帥「そんなこと・・・っ!」
曹長「・・・やっぱり・・・・・・。」フフ
元帥「・・・っ!!」ゴゴゴゴゴ
曹長「・・・元帥・・・気付いてないの?」
元帥「何がだ・・・。」ゴゴゴゴゴゴゴ
曹長「・・・尻尾の炎・・・燃え上っているよ?」
元帥「ふぁっ!?」
曹長「なるほど・・・。元帥も・・・例外じゃないか・・・・・。あ、知ってる?
そう言った感情表現が尻尾に出る魔物娘は単純な性格が多いんだって。」
元帥「テメェ!!」ダンッ
曹長「おお、こわいこわい。」
伍長「喧嘩なら他所でやってよー。」ムスゥゥゥウウウウウ!
元帥「・・・・・・くっ。」スッ
曹長「・・・殺せ♪」
元帥「曹長・・・覚えてろ・・・・・・。」ギロッ
曹長「♪~。」ヘッ
元帥「はぁ・・・。」
曹長「・・・・♪」ゴシゴシ
元帥「・・・。」ジー
曹長「・・・・♪」ゴシゴシ・・・
元帥「・・・。」ジー
曹長「・・・何。」
元帥「その癖・・・魔物化しても。抜けないんだな。」ジー
曹長「・・・。」
元帥「上腕二頭筋で顔を拭くの・・・。」
曹長「・・・っ。」ピクッ
元帥「・・・。」ジー
曹長「ほ、他のマンティスだって・・・してるし?」
元帥「・・・いや、居ないな。そんな奴。」
曹長「個性的で良いじゃん・・・?」
元帥「・・・その仕草。嫌がっていたぞ。」
曹長「・・・嘘。」
元帥「マジ。」
曹長「・・・マジ?」
伍長「本当。」ムスー
曹長 orz
元帥「・・・。」ジーー
曹長 orz
元帥「・・・・・・♪」メラメラメラ
伍長「・・・♪」パタパタパタ
――茶の間―――
隊長「元帥先生。俺もそろそろタイトルコールしたいです。」
元帥「お、俺に言われても・・・。」チラッ
軍曹「非日常まで待ちなさい。」
伍長「たまには、他の日常風景も見たいよねー。」
曹長「・・・隊長=・・・・非日常で・・はっきり・・・わかんだね・・・。」