[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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日常85話-元帥「軍曹の苦手な物ねぇ・・・。」ウーン

――大将家・裏庭―――

 

元帥「なんだろうなぁ・・・。」ウーン

 

 

博士「・・・。」

 

 

元帥「てかよ、博士。なんで、急に軍曹の苦手な物や俺の苦手な物を聞きに来たんだ?

   何か調査でもしているのか?」

 

 

博士「うむ。・・・調査の一環でな。苦手な物を調べることで、対象物の割合に

   どんなものが上げられるのか確認しているところなのだ。」

 

 

元帥「ふーん・・・。でも、そんなものを調べ上げて何になるんだ?

   ・・・どう考えても弱みを握られそうで嫌なんだが・・・。俺はもう話しちまったから

   既に時遅しだけどよ・・・。」

 

 

博士「・・・・・えっとだな・・・。」

 

 

元帥「・・・・・。」ウンウン

 

 

博士「・・・ある人から頼まれて・・・・・・。」

 

 

元帥「誰だ?」

 

 

博士「・・・・・・その・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・。」ヌッ

 

 

元帥「・・・!」ピクッ

 

 

曹長「・・・・・なに・・・・・・しているの?」

 

 

博士「おっと、曹長君。」

 

 

元帥「いつもの博士調査だってよ。」

 

 

曹長「・・・社会・・・・・・調査・・・ごっこ?」

 

 

博士「ごっこではない! 調査だ!」

 

 

曹長「・・・・・・。で・・・・・・なにを・・・調べているの・・・?」フーン・・・

 

 

元帥「苦手な物についてだってさ。」

 

 

曹長「・・・。」ジー

 

 

博士「べ、別に悪用する訳ではないぞ!? ただ、個人的な趣味で調査・統計を

   行ってみたいだけであって――」

 

 

元帥「あれ? 誰かに頼まれたんじゃなかったのか?」ン?

 

 

曹長「・・・。」ジィィィィ・・・

 

 

博士「・・・! 頼まれたのもそうであるが、個人的な趣味も含めて

   今回の調査は行っているのだ!」

 

 

曹長「・・・・・・。」ジトー・・・

 

 

博士「嘘ではないぞ・・・。」

 

 

曹長「・・・。」ジトーーー・・・

 

 

元帥「そういえば、敷地内全員に行っている物だったんだよな、なら曹長にも聞く

   必要があるんじゃないか? それに曹長なら、軍曹の苦手な物について

   何か知っているかもしれないぞ?」

 

 

博士「そ、そうであったな。曹長君は――」

 

 

曹長「・・・元帥の・・・・・・前で・・・言いたくないん・・・・・・だけど・・・。」ジトー

 

 

元帥「・・・・・・。・・・まぁ、普通に考えて他人に苦手な物は聞かれたくないよな。

   それじゃ、俺は席を外すよ。射撃訓練場に用もあるし・・・またな!!」ノシ

 

 

 

 

 

ダダダダダダダダダッ

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・・。」

 

 

博士「・・・・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・ん。」スッ

 

 

博士「・・・?」

 

 

曹長「・・・ん。」

 

 

博士「ん?」

 

 

曹長「・・・誓約書・・・。・・・個人情報とか・・・・・・取り扱うんだから・・・・・・

   書いてあるでしょ・・・・・・? ・・・頂戴・・・。」

 

 

博士「・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

博士「・・・。」

 

 

曹長「・・・・・まさか・・・書いてない・・・?」

 

 

博士「・・・。」

 

 

曹長「・・・。」

 

 

博士「・・・。」コクン

 

 

曹長「・・・私も、投げナイフの・・・・・・訓練が・・・・あるから・・・。」クルッ

 

 

博士「ま、待て! 冗談だ。ある! ちゃんと誓約書はある!!」ガシッ

 

 

曹長「・・・見え透いた嘘は・・・・・・信用を・・・失うよ・・・。」ジトー

 

 

博士「本当だ! だが、誤って防空壕に置き忘れてきてしまったのだ!!

   後日、曹長君や今回答えた対象者に誓約書を送るから、調査に

   協力してくれないだろうか!?」

 

 

曹長「・・・・・・基本(召喚術)以外、完璧主義の・・・博士が忘れ物なんて・・・・・・

   ・・・珍しいね・・・・・・。・・・後日? ・・・悪いけど・・・・・・今じゃなきゃ・・・

   ・・・意味ないから・・・・・調査拒否する・・・。」

 

 

博士「では、今一筆! 今一筆書こう!!! だから、回答をしてもらえないかね?!」

 

 

曹長「・・・それだったら・・・いい・・・。ただ・・・今・・・・・各代わりに・・・

   博士ともう一人の・・・人物に・・・・・・ついて・・・教えたら・・・・・・答える・・・。」

 

 

博士「・・・うっ・・・。それは・・・。」

 

 

曹長「・・・言えない? ・・・・・・だったら・・・今回は無――」

 

 

博士「・・・・・・今日は・・・居ない・・・・・・人物・・・とだけでは・・・・・・ダメか?」

 

 

曹長「・・・・・・。・・・あ。・・・・・・ん・・・分かった。」

 

 

博士「・・・ホッ・・・。」

 

 

曹長「・・・・・・じゃ・・・苦手な物だっけ・・・・・・。」

 

 

博士「・・・うむ!」カキカキカキ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

曹長「・・・・・・・・・。」モソモソモソ・・・

 

 

博士「・・・うむうむ・・・うむっ!?」

 

 

曹長「・・・・・・。」ハァ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

博士「それで軍曹君の苦手な物については・・・。」

 

 

曹長「・・・私は・・・・・・具体的には・・・知らない・・・・・・。」

 

 

博士「・・・ふむ。では・・・誰か他に知っている人物が居たりするのかね?」

 

 

曹長「・・・・以前・・・・『タイトルコールしたい』・・・・・・って・・・言った人。

   ・・・・・・多分・・・長いこと同生しているから・・・・・・・知っていると・・・思う。」

 

 

博士「・・・・・・・・ふむ。」

 

 

曹長「・・・・・まぁ・・・・・・その人曰く・・・軍曹の苦手な物は・・・・・案外かわいいもの・・・。

   ・・・・・・だって・・・・。」

 

 

博士「可愛い物・・・だと!?」

 

 

曹長「・・・そう・・・。・・・かわいいもの・・・。」

 

 

博士「・・・そ、そうか・・・。」(やはり外見が恐ろしいが故に、可愛い物が苦手なのか?)

 

 

曹長「・・・・・・・・・。」

 

 

博士「ふむ。そうなのか・・・。いやはや助かった。これで纏めることが出来る。」

 

 

曹長「・・・私で・・・最後・・・?」

 

 

博士「・・・うむ。では、少し纏めに帰るとしようか。さらばだ、曹長君。」

 

 

曹長「・・・あ。・・・・・・博士・・・。」

 

 

博士「なんだね?」クルッ

 

 

曹長「・・・その情報・・・他所に漏らしたら・・・・・言い訳なし・・・問答無用で・・・

   ・・・即・・・・・投げナイフの的に・・・・なって貰うから・・・。」ニコリ

 

 

博士「」ゾクッ

 

 

曹長「・・・そう言うことで・・・・・・。」クルッ ノシ

 

 

 

 

 

スタスタスタ・・・

 

 

 

 

博士「・・・。う、うむ・・・十分に・・・・・・取扱いには気を付けることにしよう・・・。」

 

 

 

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