[短編連載SS]魔物娘たちとの日常 作:Vermillion
――母屋・玄関―――
元帥「隊長、防空壕だからショットガンで良いのか?」シャコシャコシャコ・・・
隊長「あぁ、下手なライフル乱射よりもショットガンでミンチにしよう。」ガッシャコ
軍曹「先に言っておくけど、私はあくまでも補助役として回るつもりよ。」
隊長「その割にはステンレス包丁やら物騒な得物が見えるけど?」
軍曹「・・・これはイザって時の為よ。」
元帥「それにしても、今回乗込むメンツって中々珍しい組み合わせだよな!
隊長とはよく防空壕へ乗り込むけど軍曹と一緒なんて初めてだぜ!!」
隊長「だろうな。ま、色々聞き出すこともあるし。
骨の1,2本へし折って勘弁してやるか。」
元帥「・・・博士・・・ェ。」
軍曹「自業自得よ。」
伍長「いってらっしゃーい。」
ガラガラガラ・・・
隊長「よっしゃ! 博士、ぶっ殺――」
ドンッ
隊長「アカン!!」ズデン!
軍曹「・・・!」ピク
元帥「わっ!? 大丈夫か隊長?!!!」
博士「す、すまない! 急いでいたもので、止まれなかった!
大丈夫かね?!」
隊長「イタタタタタタタ・・・これで転ぶの2回目だぜ・・・まった―――」
博士「・・・む。もしや、隊長く―――」
隊長「博士だ!! 博士を見つけた!!! ぶち殺せ!!!」ジャキッ
博士「ふぬぅっ?!」ビクゥッ
元帥「博士、覚悟!!」ジャキッ
軍曹「!」シャキン
隊長「まずはその機動力を、削ぐッッッ!!!」ズドン!
博士「ひぃっ!? まままままままてててて、隊長君! 私が私が何をしたと言うの――」
隊長「しらばっくれてんじゃねぇえぇええ!!」ガッシャコ
元帥「逃がすか!!」ズダァン!
博士「や、やめてくれ! 私は何もしていない!! 何もしていないのだ!!
今回の件は何も知らない! だから銃を撃つのは止めてくれ!!」サササッ
元帥「隊長! 博士のヤツ、軽トラの後ろに隠れやがった!!」ガッシャコ
隊長「構わねぇ! そのまま射撃を続行!! もう許さねぇ! 絶対に許さねぇ!!」ズドン!!
ガシャァンッ!
博士「はひゃあああああ!?!?!?」
元帥「あー・・・ミラーが・・・。」ピタッ
隊長「手を止めるなァ!! 止めるぐらいなら、マシンガン持ってこぉい!!」ガッシャコ
元帥「お、おう!」ダッ
隊長「オラオラオラ!! どうしたァ! 元凶!! いつもみたいに拘束魔法をぶっ放して
来いや! ゴルァァァアァァアアア!!」ズドン! ズダァン!!
メキャッ バリン!
博士「ひ、ひぃっ。」ウズクマリ
元帥「た、隊長。マシンガン―――」
隊長「でかした!! 軍曹、裏から回って博士の確保を頼む。
俺はここで足止めタイムだぁぁぁ!! ヒャッハァァァアア!!」ジャキッ
ズガガガガガガガガガガガガガガガッ
パァン! パリン! ガシャン! ボフッ! ボォオォオオン!!
元帥「あぁ・・・軽トラが・・・ボコボコに・・・・・・。」
――母屋・縁側―――
ズガァン! ズドン!
ヒャッハァァアァアアア!!
ズガガガガガガガガガガガガガガガッ!!
曹長「・・・。」ウトウト・・・
隊長「散れ散れ散れッ!!」ズガガガガガガガガッ ガコォン・・・
元帥「あぁぁぁぁぁ・・・あっ。扉が外れた。」
曹長「・・・・・・?」ゴシゴシゴシ・・・
隊長「死ねぇぇえええええ!!」ズガガガガガガガッ! バスンッ!!
元帥「あ、今度はパンク・・・・・・。」
曹長「・・・・・・。」ジー
隊長「ヒャハッ! ヒャハハハハハッ!!」ズガガガガガガガガッ!!
曹長「・・・・・・。」ゴシゴシゴシ・・・Zzz
――外・軽トラ裏―――
ズガガガガガガガガッ
博士「」ビクビク・・・
軍曹「・・・。」サササッ
ゲンスイ、ベルトダ! ベルトヲモッテコォイ!!
博士「・・・。」ソォ・・・
軍曹「・・・。」[屋根登攀]ヨジヨジ・・・
博士「・・・。」コソコソ・・・
軍曹「・・・。」ダンッ!
博士「・・・!?」ビクゥ!?
軍曹「どこに逃げるつもりかしら博士?」ニッコリ シュルッ・・・ヒュンヒュン・・・
博士「Д―――」バッ
軍曹「・・・!」ヒュンヒュンヒュンッ! シュバッ!!
博士「ムゥッ?!」
隊長「・・・ヒュー。ナイス捕縛。」ジャキッ
軍曹「さ、話は『地下』で聞きましょうか?」
博士「」ガクガクガク
――准尉の秘密の部屋―――
元帥「じゃ、じゃ・・・俺はこの辺で・・・。」
隊長「あぁ。手伝ってくれて、ありがとうな元帥。」
元帥「・・・! へへへ、おう。最後に1つだけ・・・
・・・博士、悪いことは言わない。正直に話した方が良いぞ。」
博士「だ、だから、今回の件に関しては私も何も知らないと・・・。」アセアセ
隊長「大腿骨頚部骨折、爪剥ぎ、生皮剥ぎ。どれがお好みだ?」ジャラッ
元帥「・・・! じゃあな!!」ビクゥ!
博士「信じてくれ! 隊長君!! 朝、起きてみれば、こんな状態になっていたのだ!!
今回私は関与していない!! 本当の事なのだ!!」
隊長「玉潰して永久去勢な。」ガシャッ・・・
博士「・・・っ!!」ブルブルブル・・・
軍曹「・・・。」ジトー
博士「ほ、ほんとうだ ! そんなに信用できないと言うのならば
包帯君や助手にでも聞いてみてくれ!! 昨日は3人で配管工パーティをしていた!」
隊長「・・・・・・。」
軍曹「隊長。私がやる?」ギュッギュッ
隊長「・・・いや、筋力が多少落ちても拷問ぐらいはできる。それにペンチを使用した
玉つぶしなんざ、反魔物派に居た頃にしたことあるから問題ない。
それより軍曹。包帯に聞いて来てくれ。博士の真偽を確かめたい。」
軍曹「・・・。そういうんじゃないかと思ったわ。
確認してくるけれど、寝首だけは掻かれないようにしなさい?」
隊長「わーってる。わかってるよ。」
博士「・・・。」ホッ
軍曹「・・・。」
コツコツコツ・・・
隊長「さて・・・博士。なんのゲームをしたか。1つずつ答えて貰おうか?」
博士「う。うむ!! 私の記憶力は良い方だ! 任せたまえ!!」
隊長「わかっているだろうが・・・。」ハァ・・・ボソッ
博士「む??」
隊長「詠唱を仕掛けてきた時点で問答無用で即鉛玉を咽頭にブチ込むから・・・
そこら辺の理解、よろしく・・・。」チャキッ
博士「・・・わ、わかっている・・・わかっているとも・・・。」
隊長「ま、まず簡単な質問からしようか? 操作キャラクター。
3人分全て答えよ。」
博士「私が骨亀、包帯君が亡霊、助手が配管工兄だ。」
隊長「・・・・・・。次の質問だ。遊んだパック名、印象的なステージ名。」メモメモ
博士「助手がミニゲームパックが良いと言うので、ミニゲームで遊んだ。
印象的なステージは―――」
メモメモ・・・
博士「・・・・・・。どうだね?」
隊長「・・・。」ピポパ・・・ TELLLLL・・・
軍曹『・・・何?』
隊長「そっちはどうだ。」
軍曹『どうも何も、本当、包帯じゃ話にならなかったわ。』
包帯『・・・!? ・・・・・・・・・!!!』
軍曹『何、怒っているのよ。事実でしょ?』
包帯『・・・・・・・!! ・・・・・・・・!!!!』
軍曹『とまぁ、覚えていないと言う状況よ。』
隊長「・・・ちょっと、包帯に代わってくれないか?」
軍曹『・・・えぇ。包帯、隊長が――』
包帯『・・・!』バシッ
軍曹『っ。・・・ハァ・・・。』
包帯『・・・! ・・・・・・・!!! ・・・・・・!!!!!』
隊長「おう、包帯か・・・うん。うん・・・。うん。」
包帯『・・・・・・・・・・・!!!!!!』
隊長「・・・ごめん、包帯。何を伝えたいのかさっぱり分からないや。」
包帯『』ガーン
隊長「やっぱり包帯と話す時は面と向かって話さないとな。」
包帯『・・・・・・。』ショボン
隊長「それで包帯・・・昨日の事・・・何も覚えてないのか?
少しでも覚えているようなら軍曹に伝えて欲しいんだが・・・。」
包帯『・・・。』
隊長「・・・。」
軍曹『・・・隊長?』
隊長「あ、あぁ、軍曹。どうした?」
軍曹『彼女が思い出して、何かを伝えようとしているのは良いのだけど。』
隊長「あー・・・うん。」
隊長・軍曹『「何を言いたいのかが分からない。(だろ?)』」
隊長「・・・。」フゥ・・・
軍曹『・・・。』ハァ・・・
隊長「今回は要員を間違えたな。」
軍曹『いえ、それはそれで正しかったのかもしれないわ。』
隊長「・・・?」
軍曹『やっぱり携帯じゃダメね。詳しいことは戻ってから話すわ。』
隊長「あぁ・・・。」ピッ
博士「・・・隊長君?」
隊長「・・・。」ザッ
博士「・・・っ。」ビクッ
隊長「疑って、すまなかったな。」カチャカチャカチャ・・・スッ
博士「・・・! だから今回私は無関係だと言った通りだろう!!」スタッ
隊長「1つだけ。」
博士「む・・・?」
隊長「・・・別に・・・正確には疑いが晴れたわけじゃない。」
博士「ならばっ――」
隊長「よく考えてみたんだ。博士が事故を引き起こした時の対応を。」
博士「・・・。」
隊長「博士は、自らが引き起こした事故を隠蔽するような真似は基本しない。」
博士「・・・基本は?」
隊長「間違いはない筈だぞ? 俺や軍曹が迫らない限り報告しに来ないんだからさ。
毒蛇召喚、オタマジャクシ召喚、並行世界の息子娘の召喚・・・
どれも発覚次第、即罪を認めたからな。」
博士「ゔ。」
隊長「しかし、今回に至っては終始犯行を認めず・・・
終いには具体的なアリバイまで証言してきた。」
博士「うむ。」
隊長「もし嘘が発覚した時はどうなるか・・・。博士は分かっているもんな?」
博士「あ、当たり前だろう・・・!! 隊長君や軍曹君に嘘の供述を並べでもしたら・・・
その後はオタマジャクシの事件より悍ましい目に・・・。」ブルルルルッ
コツコツコツ・・・ ポフポフポフ・・・
隊長「・・・ん。帰って来たな。」
博士「・・・そのようだ。」
助手「うにゅ・・・。」ウトウト
包帯「・・・・・・!! ・・・!!」
隊長「うーん・・・やっぱりお前等も男体化か・・・。
それと、包帯・・・包帯の上からでいいから―――」
包帯「・・・!」ダキッ♪
隊長「うんうん。スキンシップは大事だと、この前教えたが・・・
うん。ズボンを履こう。包帯の海綿体が俺の下腹部にjust fit・・・
現在進行形で肥大化・・・。うん。包帯、ズボンを履け。」
軍曹「今、戻った――」
博士「・・・。」ジー
軍曹「・・・!」シュル・・・
博士「・・・っ!」サササッ
隊長「・・・! 軍曹、博士の拘束具が外れているのは俺が外したからだ!
糸を下げてくれないか? あと、包帯は擦りつけるのをやめてくれない?
何とは言わないが・・・。」
助手「ナニだけに?」
隊長「誰が上手いことを言えと言った。」ビシッ
包帯「・・・。」ブー
軍曹「・・・。」スッ
隊長「・・・ふてくされるな。俺以外にやったら顔面 餡パンチだったぞ。
軍曹。すまない。」
軍曹「それで?」
隊長「あぁ、包帯。助手。防空壕家の昨晩の件をこと細かく教えてくれ。」
助手「なら、クイズ方式で――。」
博士「普通に頼む。」
包帯「・・・。」ムゥ・・・
隊長「・・・。」ススススッ・・・
博士「・・・?」
隊長「・・・包帯。昨晩の事を包み隠さず、教えてくれたら
すーりすーりしてやる。」ヒソヒソ
包帯「!♥」ドキッ♥
隊長「さらに詳細に言ってくれれば、なでりなでりもセットだ。」コソコソ
包帯「・・・・・・・・・!!!!」ムッハァァァアァァ♥
助手「・・・。」ニャルホドニャルホド(☆ω☆=)
軍曹「・・・。」ジトー
隊長(別に。ナニをすりすりして、ナデリナデリするなんて言ってないし
セーフだろ。・・・勘違いしているのが2名いるが。)
軍曹「・・・。」ジトー
隊長「・・・。さ、裏付けタイムだ。まずは―――」
――茶の間―――
博士「・・・去勢されるような恐怖を味わった。」ブルブルブル・・・
包帯「・・・・・・。・・・・・!!!」ハァ・・・ ビシッ
軍曹「はいはい、次回予告『兵長は二度死ぬ。』」
隊長「兵長。貴様に明日の朝日を拝む資格はないッ!!」キリリッ
助手「毎回、誰か死んでいる気がするんにゃけど・・・気のせいかにゃ?」