[短編連載SS]魔物娘たちとの日常   作:Vermillion

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非日常91話-キラー2「泣き顔の隊長も、私の超好み。」グッド ウィンク

――晩餐会場―――

 

キラー「女王様、連れて参りました。」

 

 

隊長「・・・失礼します・・・。」オソルオソル・・・

 

 

キラー女王「・・・。」ニコリ

 

 

隊長「・・・。」ニ、ニコリ・・・

 

 

キラー「それでは、隊長様ごゆるりと。」

 

 

隊長「え゙っ!?」Σ(゜ω゜)

 

 

キラー3「私達は、ここまでなんだ。大丈夫だ。女王様は心が広い

   いつも通り話したところで、お怒りになったりはしない筈だ。」コソコソ

 

 

隊長「」

 

 

キラー「失礼致しました。」

 

 

 

 

 

バタン・・・

 

 

 

 

 

隊長「」[頭真っ白]

 

 

キラー女王「・・・こんばんは、隊長さん。最後に こうやってお互いに

     面と向かい合ってお話ししたのは、オタマジャクシ以来ですわね。」

 

 

隊長「Σ(゜Д゜)」キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!

 

 

キラー女王「・・・? どうかされましたか?」キョトン

 

 

隊長「じょ、女王陛下・・・? あの・・・えっと・・・。」

 

 

キラー女王「いつも通りで構いませんよ。でも今は女王と言うよりも国王の方が

     正しいのかもしれませんけど。」フフフフ♪

 

 

隊長「で、では国王陛下・・・。」

 

 

キラー女王「堅苦しいのは抜きにして、まずは御席にどうぞ。

     せっかくの客人を立たせたままにするほど常識知らずでは

     ありませんわ。」

 

 

隊長「・・・失礼します。」スッ

 

 

キラー女王「それにしても、女体化してお綺麗になられましたわね・・・。

     以前の隊長さんも魅力的でしたが、今も魅力的ですわよ。」ニコニコ

 

 

隊長「は、はぁ・・・。」

 

 

キラー女王「別にそんなに硬くならなくても・・・別に取って食べる気はありませんし

     いつも通り忍び込んできた時や、あの日同様にお話しましょう?」

 

 

隊長(も、もう何処から突っ込んで良いのか分からねぇ・・・!!

   今思い返してみれば、俺の見たマナーって別のマナーじゃ・・・)グルグルグル

 

 

キラー女王「あ、もしかして・・・無口な私が突然話し出すようになって

     戸惑わられておりますの?」

 

 

隊長「」ビクゥッ!

 

 

キラー女王「これは私の心境の変化ですから、お気になさらず。

     男体化の影響というものでしょうか。無口な自分が嫌になっただけですわ。」

 

 

隊長「ははは・・・そうなんですか。」

 

 

キラー女王「隊長さん。お1つお尋ねしたかったのですが、何故今回は出席されて?」

 

 

隊長「・・・と言いますと?」

 

 

キラー女王「いえ。いつもであれば、予定が合わず当日は100%会えませんのに・・・。

     今日は初めて会えたものですから。」

 

 

隊長「・・・今日は、たまたまですね。偶々予定が開いていただけです。」

 

 

キラー女王「そうなのですか・・・では本日はお誘い出来まして良かったですわ。」

 

 

隊長「お・・・私も、参加出来て良かったです。」ポッ///

 

 

キラー女王「そうですわ。今日はディナーに誘ったのにお食事の一つもださないのは

    失礼に当たりますわね。」パンパンッ

 

 

キラー「女王様、ただいま。」スッ

 

 

隊長「・・・!」ビクッ

 

 

キラー女王「・・・・・・・・・。・・・♪」

 

 

キラー「かしこまりました。」サッ

 

 

隊長(手を叩いて家来を呼び出すとか、何処の女王陛下様だよ・・・。

   ・・・・! ・・・・・女王陛下だった。それと無口に嫌気がしたのでは?)

 

 

キラー女王「隊長さん、ステーキはお好きですか?」

 

 

隊長「えっ?! えぇ・・・まぁ。」

 

 

キラー女王「焼き方は?」

 

 

隊長「・・・・・・レアです。」

 

 

キラー女王「あら、私と一緒。」フフフフフ・・・♪

 

 

隊長「は、はぁ・・・。」

 

 

キラー女王「下準備は出来ていますから、すぐに料理は持って来させますわ。」

 

 

隊長「ごちそうになります。」

 

 

キラー女王「それにしても・・・。」マジマジ

 

 

隊長「・・・?」

 

 

キラー女王「綺麗な御身体になられましたわよね・・・。」ウットリ

 

 

隊長「」ヒェッ スッ

 

 

キラー女王「冗談ですわ。そんな怯えたような顔をして、席を御立にならないで

     下さいまし。」

 

 

隊長「ベ、別に怯えてなど居ません。いきなりの発言に驚いただけです。」スッ

 

 

キラー女王「そうですか。」フフフフ

 

 

隊長(まずいな・・・男の時よりも、感情の抑制が難しい・・・。)

 

 

 

 

 

コンコンコン・・・

 

 

 

 

 

キラー女王「噂をすれば・・・。」

 

 

キラー3「女王様、お料理の方が出来ました。」

 

 

隊長「・・・!」

 

 

キラー女王「・・・・・・。・・・・。」

 

 

キラー2「では、私が。」

 

 

隊長「・・・。」ソワソワソワ

 

 

キラー2「隊長どう? 女王様とは順調?」コソッ ニヒッ

 

 

隊長「・・・!」ビクッ

 

 

キラー女王「・・・?」

 

 

キラー2「おっとと。私はいま給仕だったー。それじゃ、また後でね。」コソコソ ウィンク

 

 

隊長「」ガシッ

 

 

キラー2「!?」

 

 

隊長「国王様、私この方にお話ししたいことがあるのですが・・・。

   ちょっとお時間を頂いてもよろしいですか?」

 

 

キラー女王「・・・・・・!?」

 

 

キラー2「えっ?!」

 

 

隊長「5分で戻りますので・・・失礼します。」カツカツカツ

 

 

キラー2「女王様~! 失礼しましたー!!」

 

 

キラー女王「・・・。・・・・・・。」フフ・・・ スッ

 

 

キラー3「・・・かしこまりました。・・・・・・手筈通りに。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――通路端―――

 

隊長「・・・。」カツカツカツカツ・・・

 

 

キラー2「ちょ、隊長! 隊長ってば!!」スタスタスタスタ・・・

 

 

隊長「・・・。」グイッ ドンッ

 

 

キラー2「ふぉっ! 逆転壁ドン・・・。」

 

 

隊長「・・・キラー2・・・。」ユラァ・・・

 

 

キラー2「な、なにかな?」

 

 

隊長「・・・!」ダキッ!

 

 

キラー2「えっ?! 隊長?!! 柔らかいのが私の胸板に超☆密着?!」

 

 

隊長「こ、怖かったぁ・・・。」シクシク・・・

 

 

キラー2「・・・。えっと・・・隊長、もしかしてだけど・・・泣いて・・・る?」

 

 

隊長「もう訳が分からないよ・・・。朝起きて女体化したと思ったら、

   毒蛇の床オナを直視して、兵長には襲われかけて、女王には色っぽい

   視線を投げかけられて・・・わからないよぉ・・・。」シクシクシク

 

 

キラー2「・・・・・・。」

 

キラー2(なんか、今聞いちゃいけない、誰かの秘密を聞いた気がする。)

 

 

隊長「逃げ出すにも、通路の警備は厳重だし・・・銃も取られて・・・。」シクシクシク

 

 

キラー2「ま、まぁね・・・。」

 

 

隊長「『怖い』なんてこの中じゃキラー2にしか相談できなくって・・・。」ギューー

 

 

キラー2「・・・。」ズキッ

 

 

隊長「この身体になってから、危機察知や感情制御も出来ないし!

   筋力と筋力も低下するし・・・いやぁ・・・・・・!!」ザメザメザメ・・・

 

 

キラー2「・・・。そっかぁ。・・・女王様・・・・・・・ん・・・。」ボソッ

 

 

隊長「・・・?」ヒック グスッ・・・

 

 

キラー2「・・・隊長1ついいかな? 今日出された 飲み物食べ物に手を付けちゃダメ。

   理由を言ったら、今の隊長の様子から察するにバレるから言えないけど・・・

   とにかく飲み食いしちゃダメだよ。」

 

 

隊長「・・・何言って・・・。」グスッ

 

 

キラー2「・・・私からはそれだけ。はい。ハンカチ。これで涙を拭いて行って。

   女王様に私が泣かしたと思われるの嫌だし。」スッ

 

 

隊長「う・・・。」フキフキ

 

 

キラー2「いやー・・・もう1つだけ良い?」

 

 

隊長「・・・何?」フキフキ・・・

 

 

キラー2「泣き顔の隊長も、私の超好み。」グッド ウィンク

 

 

隊長「・・・もう。・・・冗談が得意なんだから。」ケラケラ・・・

 

 

キラー2「・・・。」フ・・・

 

 

隊長「・・・ありがとね。」クルッ

 

 

キラー2「気にしないで。」ノシ

 

 

 

 

 

カツカツカツ・・・

 

 

 

 

 

キラー2「ばれたら班長どころか、キラー女王様にもフルボッコにされる件について。

    ・・・。ま、いっかぁ。私、薬漬け集団プレイとか好みじゃないし。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――晩餐会場―――

 

隊長「・・・・・・。」フゥ・・・

 

 

キラー女王「そういえば・・・。」

 

 

隊長(今度は何の話・・・?)チラッ

 

 

キラー女王「隊長さんには、数えきれないほどの御恩がありますわね。」

 

 

隊長「・・・? 何かしましたっけ?」

 

 

キラー女王「またまたご謙遜を。私の一族に銃器の扱い方を学ばせ

     さらには戦術、防具までも一式献上して下さって・・・・・・

     口頭のお礼だけでは 感謝しきれませんわ。」

 

 

隊長「・・・あれは魔物化後、一方的に蜜蜂に襲撃されていたので・・・

   3回も病院送りにした奴等が狩られる側に追いやられて見るに堪えなかった

   だけなので・・・余計なお節介をしただけです。」

 

 

キラー女王「いえいえ。そのおかげで、再び狩る側に戻れたのですから・・・。」

 

 

隊長「えぇ、元の立位置に戻れてよかったです。」

 

 

キラー女王「・・・ところで、隊長さん。先ほどからお出しになった料理に指を付けて

     いらっしゃらないようですが・・・。どうかなされましたか?」

 

 

隊長「・・・! いえ。大したことでは無いのですが・・・。」

 

 

キラー女王「?」

 

 

隊長「ここへ来る前、軍曹から出されたおやつを曹長や元帥と一緒に

   食べてしまったもので。ディナーが食べられるぐらいの量にしておこうと

   思っていたのですが、話が弾んでいる間にたくさん食べてしまったようで・・・。」

 

 

キラー女王「あら、そうでしたの? なら無理言わずに行ってくだされば

     料理の量を減らしましたのに・・・。」

 

 

隊長「ごめんなさい・・・。」シュン・・・

 

 

キラー女王「別に怒っている訳ではないのですから、

     そんなお顔をなさらないで下さいまし。・・・そうだ。」ポンッ

 

 

隊長「・・・?」

 

 

キラー女王「隊長さん、お酒・・・お好きですわよね?

     新年会やクリスマスでは高濃度のお酒を一気飲みするほど。」ニコリ

 

 

隊長「え、えぇ・・・まぁ。」

 

 

キラー女王「最近、珍しいお酒を入手しましたの。よければ1杯如何?」パンパンッ

 

 

キラー「・・・・・・。」トクトクトク・・・

 

 

キラー女王「・・・・・・。」ニコニコ

 

 

キラー3「隊長様、料理どころか飲み物にも手を付けない訳ではございませんよね?」

 

 

 

 

 

ガシッ キリギリギリ・・・

 

 

 

 

 

隊長「・・・っ。」ズキッ ビクッ

 

 

キラー「黄金酒と呼ばれるお酒です。どうぞ。」スッ・・・

 

 

隊長「・・・。」プルプルプル・・・

 

 

キラー3「・・・。」ジトー

 

 

キラー「隊長様、どうぞ?」ニッコリ

 

 

隊長「じょ、女王さまは・・・?」プルプルプル

 

 

キラー3「女王様は普段から飲んでおられる。」ジィー

 

 

隊長「・・・。」チラッ

 

 

キラー2(飲むな! 絶対にそれを飲んじゃダメ!!)フルフルフルフル!

 

 

隊長「・・・い、いただきます・・・。」・・・スッ

 

 

キラー2(あぁっ! もうっ!!)ダダッ

 

 

 

 

 

ゴクゴクゴクゴクッ・・・

 

 

 

 

 

キラー「・・・・・・。」ジー

 

 

キラー3「・・・・・・。」ジー

 

 

隊長「ぷふっ・・・。」ゴックン・・・ グラァ・・・

 

 

キラー3「涙が出るほど美味しいか?」

 

 

隊長「・・・ぇ・・・・?」グワン・・・グワン・・・

 

 

キラー3「・・・早いな。もう理解できないか。

   即効性の毒薬。苦痛を伴い、意識を奪うほどの凶悪な物ではないが・・・

   思考を半強制的に止める劇薬・・・。」

 

 

キラー「女王様。この者はどちらへ・・・。」

 

 

キラー女王「・・・・・・♥」

 

 

キラー3「かしこまりました。女王様のベッドに寝かせておきます。」

 

 

キラー「隊長、ほら私達に掴まれ。」

 

 

隊長「・・・・・・ぁ・・・ぅ?」グワン・・・ グワン・・・

 

 

キラー3「班長。この毒薬を飲ませた後は、本人にどうこうさせるより我々で

   動かした方が早いです。」ヨッコイセ・・・

 

 

キラー「・・・そうか。」

 

 

隊長「・・・・・・ぅぅ・・・?」スッ

 

 

キラー3「!?」

 

 

キラー女王「・・・?」

 

 

キラー3「い、いえ。あまりにも軽いので驚いただけです。」

 

 

キラー女王「・・・・・・。」

 

 

キラー「はっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――女王・寝室―――

 

隊長(・・・・・・・・・ふわふわ・・・かんが・・・・・・まとまらな・・・。)グワン・・・

 

 

キラー女王「・・・ふふふ。良い顔ですわぁ・・・♪

     戸惑っていらっしゃるその顔・・・背徳感がくすぐられますわ♪」

 

 

 




――キラー家・詰所―――

キラー2「・・・。・・・たいちょ――」


隊長「・・・何も言うんじゃねえ。」[頭抱え]


キラー女王「・・・・・・。」


キラー3「・・・班長。予告の時間です。」


キラー「・・・。・・・・・・えぇ。『来週は、私が死ぬ―――』・・・?!」


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