ダンジョンに異世界のアイテムを持ち込むのは間違っているだろうか(本編完結) 作:にゃはっふー
アルテナ乱入ラキア戦争と後に呼ばれる戦争。オラリオへいつものように攻め入ったラキアを隠れ蓑に、スピカを攫う計画が練られたが、計画は
アルテナはそのような者たちは知らないと言い張り、捕らえられたエルフたちも詳しい事は語らず、中には独断と言う者もいた。
彼らの処罰にギルドは本格的な交渉を彼の国とする始末。だがリヴェリアなど関わった者たちはアルテナに憤り、彼の国にスピカ接触を禁止するように話しを持ち上げ、ギルドは大国と事を構えないように必死になる。以後手紙などのやり取りですらリヴェリアが責任を持つと前面に出る。
ギルドは関係の悪化に胃を痛めつつも、作戦内容に都市に火を放つなどの作戦がある事を知り、いまだアルテナとギルドの論争は続いている。
今回の件は国が関わっているのは間違いないが、決して彼の国は関わっていないと否定する。だが誰が見ても明らかなので、しばらくは他の国との関係含めて荒れる事は明らかであった。
捕まえた捕虜扱いのLv3を初めとしたエルフたちの引き渡しなど、ギルドは被った被害額以上を彼の国から奪い取る為に動き、スピカ騒動は一応これで終わりとなる。
作戦の中、スピカの作品の中に
この報告に都市が震撼して「戦争してる場合じゃねえや」とすぐにラキア軍を叩きのめして、緊急
すぐに追い返されたラキアはこれに懲りず、また大層な妄想をしてオラリオ、またはスピカを狙うのだがこれは考えても仕方ない。
ヘスティアは泣きながら強制参加させられ、事の次第を説明する。いわく団員が欲しかったとのこと。
ヘスティア・ファミリアの今後の【宝具】の扱いについてだが、ぶっちゃけ考え無しであったため、ロキはさすがにツッコミを入れた。この事でバカな行動を取ろうとする輩が出始めたので、ロキ・ファミリアが迅速に片付けたりと、忙しなく駆け巡る日々が始まった。
段蔵たちを見たとある聖女様からこれらの技術で、欠損した肉体の代理品を作れないか相談されて作り出すスピカである。
砕けない魔剣と類似する【宝具】の開発に関して、ヘファイストス・ファミリアを始め多くの鍛冶系ファミリアがその詳細なデータを解析し出す。
ちなみにスピカが作り出した戦闘人形はナーサリーと段蔵の二人。そして【宝具】に至っては【
ちなみに【
残る宝具は先の二振りの姉妹剣たる【
その後【
多くのアイテムを生み出すスピカの存在は、都市を活気づけ、賑やかせている。医療、道具、鍛治界にその名を轟かせるスピカ。
多くの
ほかの業界も負けじと努力していく中、スピカはようやくなりを潜め、それでも色々とやらかす日々。そんな激動の時代が過ぎていった。
◇◆◇◆◇
「なにを考えているんですかスピカ様!?またややこしい物をお作りになられて!!」
「男のロマンだよリリ」
「いまは女の子でしょうあなたは!?」
とある日、スピカの力とヘスティアたちの努力で広くなった教会ホーム。その中でリリに怒られるスピカ。正座させられリリにガミガミ説教を受ける。スピカは新たに【
「我慢して【
「それを作ったらフレイヤ・ファミリアとロキ・ファミリアがうるさいですから頭の中に仕舞っておいてくださいねっ!!」
リリが喚き、スピカは怒られているのに嬉しそうにする中、教会の扉が開く。
「スピカ、また相談なんだが……って、説教中か」
「ヴェルフ様、またでございますか?」
ヴェルフは砕けぬ魔剣が生まれると知り、砕ける魔剣を嫌悪する心に変化が起きた。スピカの【宝具】があるならば、自分も砕けぬ魔剣を打てばいい。そう考えて試行錯誤している。
砕けてしまう魔剣はスピカにしか預けられない。売る訳にはいかないし、自分で使うのも嫌だ。だからと言って腐らせるのも勿体無いので、優れた鍛冶師でありハイエルフでもあるスピカに一任してもらっている。時々ロキ・ファミリアの遠征に付いて行くスピカらは、その時に使用したりして遠征に貢献したりしていた。
「段蔵たちもそろそろ帰ってくる頃ですね。あの二人もそろそろLv2になってもおかしくない、だいぶファミリアとして活動し出しましたね」
「いやだいぶ異色だと思うぞお前ら。金とコネだけは第一級並みなのに、いまだに団員いないのかよ……」
ヴェルフが呆れる中、スピカもしゅんと落ち込み、リリもため息をつく。
「どうしてもスピカ様が作るとんでも兵器が魅力的過ぎるのです。もしもファミリアに入る人がいるとしたら、憧れていても良いですが、それに見合った実力を付けたい人でないと」
「ところがどっこい見つけてきたんだなこれがッ!!」
「か、神様引っ張らないでっ」
そう話し合っていると、ヘスティアが白い髪に赤い瞳、ウサギのような雰囲気の少年を連れてきた。
「ヘスティア様、彼は?」
「新しい団員さ」
どや顔で決めるヘスティアに、全員が驚きの声をあげ、少年をびくりと驚かす。
「年下の団長や副団長に文句を言わず」
「えっ、は、はい。よろしくお願いします団長」
「【
「少し、いやかなり興味ありますよ。ですけど頑張って許可が下りるよう頑張ります」
「コネ以外の力の無いファミリアなのに」
「ええっと、つまり僕らで頑張ればいいってことですよね?」
『採用ッ!!』
こうして少年『ベル・クラネル』はヘスティア・ファミリアに入る。
彼が入った事でまずは歓迎会、駆け出しでも手伝えるファミリアの仕事の確認。ベル個人が冒険者としてやる事を決める。出会いを求めて来る辺りでリリたちは呆れたが、考え無しでここまで来たスピカはあえてなにも言わなかった。
◇◆◇◆◇
「なんじゃい、滅茶苦茶楽しんでんな」
とある田舎町、ドワーフは嬉しそうに手紙を読みながら、大事に作ったクワなどに囲まれていた。
手紙にはまだ父ちゃんの作ったクワたちみたいな物は作れていない。と嬉しい事が書かれているが、だいぶやんちゃしているところで苦笑した。
「さてと、儂も負けないようにいいもん作らなきゃな」
そう言って手紙を大事に木箱の中に仕舞い、ドワーフは仕事場に戻る。
ちなみに………
「父ちゃんへ手紙を出すたびに毎度ロキ・ファミリアが駆けまわるの、さすがに申し訳ないと思うな」
「エルフにお父さんの居場所バレると、絶対にややこしいことになりそうですから、仕方ないですよ。フィンさんも気にしないでほしいと言っていたじゃないですか」
「早くロキの手助け無しに活動したい」
ヘスティアはそう言いながら、スピカは安心して育ての父親に手紙を出すのであった。
◇◆◇◆◇
仕事場でこの三年間を思い返すスピカ。
女の子に転生して、ハイエルフで鍛治師をして。
様々な人と出会い、仲間になり、家族になる日々。
「二度目の人生もなかなか楽しいですね」
そう満足そうに微笑み、ハンマー片手に今日は何を作ろうか考える。
はかぶさの剣は細剣使いでは当たり前になり、サブかメインに使われていたり、コイン系、石像系の魔法
勇者装備を着こむガネーシャ・ファミリアの方々が町を守り、せかいじゅのしずくが人々を癒す。
なんかよく考えたら外ではドラクエ10装備や武器着こむ人々が行きかう世界。
「ん~ん、やり過ぎたなドラクエ。他に何かないっけ?」
そう呟き考え、まだまだあるからと口元を吊り上げる。
「さて、宝具ギリギリのアイテムは、オキタ・J・ソウジでしょうか」
彼女の所為でオラリオの一角は、季節感が無くなるような畑が広がり、デメテル・ファミリアのような派閥が、探りに来たりする。その度にロキ・ファミリアが駆けまわり続ける。
隠された倉庫はいくつもあり、大量の写真やえっちなライトが隠されていたり。
このエルフは何も気にせず考えず、好きな物を好きな時に作り、ハチャメチャな騒動を起こそうとする。
そんな危険信号点滅な呟きに、教会にスタンバイしてたリリは反応してハリセン片手に走り出す。本人的にはご褒美と知りながら、それでもハリセンで叩くしかないのであった。
そんなことを知らずに何を作ろうか考えながら、スピカは毎日楽しく、過ごすのである。
「と言う訳でアイズさんどうですか?」
「慣れれば空飛べて助かります」
アイズはジェットを付けて飛び、スピカは満足する。
と言う訳で次回からベル君やアイズの物語。ダイジェストでお送りするオマケ話になると思います。
あまり変わらないところは変わらないので、その辺をカットしてお送りします。いまのところ、ウォーゲームまでやるつもりですね。それ以外は分かりません。
それではスピカが軸の物語はこの辺で終わりとされていただきます。Lv3、それなりに高くしたし、荷物にはならないでしょう。
それでは、お読みいただきありがとうございます。