シェリーさんの監視役 IF   作:(´・ω・`)しょんぼりくん

2 / 3
ま、間に合わなかった、だと、いや!神社行くのはまだ大丈夫なはずだ!(多分)


年明け

健人「ほへぇ~ここの神社って以外とでかいんですね」

 

灰原「子供みたいにはしゃいじゃって、静かにしなさい」

 

健人「は、はい」

 

健人たちは年明けの神社に来ていた、目的はいくつかあるが一番は願い事を言うためだ

 

健人「あ、これ下さい」

 

店員「はいよ!」

 

途中で店によりつまみ食いをする健人、灰原はそれをあきれた顔で見ていた

 

店員「お子さん連れ?」

 

健人「まあ、そんな所です」

 

店員「可愛いねぇ~」

 

健人「でしょ」

 

灰原「ちょっと、なに言ってるの?」

 

健人「ほんとのことですよ?」

 

灰原「そんな台詞ポンポン言うもんじゃないでしょ、まったく」

 

店員「強気なお嬢ちゃんだね」

 

健人「素直じゃないんですよね」

 

灰原「健人君?」

 

健人「ご、ごめんなさい」

 

少しいじりすぎて圧がかけられた、焼き終えた焼き鳥を取り食べながら神社に向かう

 

灰原「まったく」

 

健人「いや、こうして神社いくのも久しぶりなんでちょっと嬉しくて」

 

灰原「そう」

 

健人「あ、くじありますよ、引きます?」

 

灰原「後でいいでしょう、早く並ばないと長くなるわよ」

 

健人「早く帰りたいんですか?」

 

灰原「当たり前よ、こんな寒いところ早く帰りたいわ」

 

健人「ショボーン(´・ω・`)」

 

灰原「そんな顔しない」

 

健人「でもその通り寒いですね」

 

灰原「そうね、今夜は暖かい物でも食べる?」

 

健人「そうですね、鍋とかどうです?」

 

灰原「いいわよ、でもちゃんと手伝いなさい」

 

健人「は~い」

 

子供のような返事を返す健人、順番がくるまでさっき買った焼き鳥を食べ待つことにする、そしてしばらく、まつと自分達の番が来た

 

健人「順番来ましたよ」

 

灰原「はいはい」

 

賽銭箱にお金をいれ鈴を鳴らす、お互い目をつぶり願い事を言う

 

灰原「願い事か…」

 

少し目を開けそうぼやくがすぐに目を閉じた、そして時間がたつとそれをやめ神社から降りていく

 

健人「何をお願いしました?」

 

灰原「今年も静かに暮らせるようにって、あなたは?」

 

健人「皆が幸せに生きていけます様にって」

 

灰原「何よそれ」

 

健人「えへへ」

 

灰原「まったく」

 

頬をかきながら照れ臭そうにする健人、灰原ひそれを見ながらあることを考える

 

灰原(こんな性格してるのに、あそこにいるなんて)

 

灰原(早く組織を抜けられるようにっか、言えないわよそんなの)

 

さっきお願いしたのはこれだ、灰原にとっては彼の無事を祈りたかった

 

灰原(さっさと抜ければいいのに私のために無理して、馬鹿)

 

と言ったが完全に釣りエサとしてマークされているのでそれは難しい、やはりまだまだ無理そうだ

 

健人「どうしました?」

 

灰原「別に」

 

神社を降りる前におみくじを買った

 

健人「さ~て何かな、小吉か、志保さんは?」

 

灰原「大吉よ」

 

健人「な、なんて運がいいんだ、交換しません?」

 

灰原「するわけないでしょ」

 

お互いに自分のくじの中身を見る、そしてそれをしまい帰るのだが灰原が口を開く

 

灰原「今年もばれないようにちゃんとしなさいよ、毎回ばれそうで怖いんだから」

 

健人「が、頑張ります」

 

少ししょぼくれながら答える健人、それを見た灰原は少し笑いながら歩きだした

 

灰原「帰るわよ」

 

健人「は~いです」

 

色々不安があるが彼を見ていると何だか大丈夫な気がする、そう心で安心しながら帰ることにした二人であった




散々ここのやつほっぱらかしといてすんません、テストと言う地獄が終わったら出しますから(汗)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。