シェリーさんの監視役 IF 作:(´・ω・`)しょんぼりくん
健人「ほへぇ~ここの神社って以外とでかいんですね」
灰原「子供みたいにはしゃいじゃって、静かにしなさい」
健人「は、はい」
健人たちは年明けの神社に来ていた、目的はいくつかあるが一番は願い事を言うためだ
健人「あ、これ下さい」
店員「はいよ!」
途中で店によりつまみ食いをする健人、灰原はそれをあきれた顔で見ていた
店員「お子さん連れ?」
健人「まあ、そんな所です」
店員「可愛いねぇ~」
健人「でしょ」
灰原「ちょっと、なに言ってるの?」
健人「ほんとのことですよ?」
灰原「そんな台詞ポンポン言うもんじゃないでしょ、まったく」
店員「強気なお嬢ちゃんだね」
健人「素直じゃないんですよね」
灰原「健人君?」
健人「ご、ごめんなさい」
少しいじりすぎて圧がかけられた、焼き終えた焼き鳥を取り食べながら神社に向かう
灰原「まったく」
健人「いや、こうして神社いくのも久しぶりなんでちょっと嬉しくて」
灰原「そう」
健人「あ、くじありますよ、引きます?」
灰原「後でいいでしょう、早く並ばないと長くなるわよ」
健人「早く帰りたいんですか?」
灰原「当たり前よ、こんな寒いところ早く帰りたいわ」
健人「ショボーン(´・ω・`)」
灰原「そんな顔しない」
健人「でもその通り寒いですね」
灰原「そうね、今夜は暖かい物でも食べる?」
健人「そうですね、鍋とかどうです?」
灰原「いいわよ、でもちゃんと手伝いなさい」
健人「は~い」
子供のような返事を返す健人、順番がくるまでさっき買った焼き鳥を食べ待つことにする、そしてしばらく、まつと自分達の番が来た
健人「順番来ましたよ」
灰原「はいはい」
賽銭箱にお金をいれ鈴を鳴らす、お互い目をつぶり願い事を言う
灰原「願い事か…」
少し目を開けそうぼやくがすぐに目を閉じた、そして時間がたつとそれをやめ神社から降りていく
健人「何をお願いしました?」
灰原「今年も静かに暮らせるようにって、あなたは?」
健人「皆が幸せに生きていけます様にって」
灰原「何よそれ」
健人「えへへ」
灰原「まったく」
頬をかきながら照れ臭そうにする健人、灰原ひそれを見ながらあることを考える
灰原(こんな性格してるのに、あそこにいるなんて)
灰原(早く組織を抜けられるようにっか、言えないわよそんなの)
さっきお願いしたのはこれだ、灰原にとっては彼の無事を祈りたかった
灰原(さっさと抜ければいいのに私のために無理して、馬鹿)
と言ったが完全に釣りエサとしてマークされているのでそれは難しい、やはりまだまだ無理そうだ
健人「どうしました?」
灰原「別に」
神社を降りる前におみくじを買った
健人「さ~て何かな、小吉か、志保さんは?」
灰原「大吉よ」
健人「な、なんて運がいいんだ、交換しません?」
灰原「するわけないでしょ」
お互いに自分のくじの中身を見る、そしてそれをしまい帰るのだが灰原が口を開く
灰原「今年もばれないようにちゃんとしなさいよ、毎回ばれそうで怖いんだから」
健人「が、頑張ります」
少ししょぼくれながら答える健人、それを見た灰原は少し笑いながら歩きだした
灰原「帰るわよ」
健人「は~いです」
色々不安があるが彼を見ていると何だか大丈夫な気がする、そう心で安心しながら帰ることにした二人であった
散々ここのやつほっぱらかしといてすんません、テストと言う地獄が終わったら出しますから(汗)