今回は残念ながらデュエル0です。
前回のあらすじ…
十代がカードが見えないと言い出した。
あれから、十代はデュエルアカデミアから姿を消した。
「十代、何処に行ったのかしら…」
「アニキぃ…」
「翔、少しの間デュエルアカデミアを頼む。」
「唯先輩はどうするザウルス?」
「十代を探す。」
「気を付けるザウルス。」
「さて、どうやって行くのが良いかしら?」
「精霊って実体化出来ないんですか?」
「残念だけどうちの子は…。」
出来ない。
後、私自身の力を使えば何とかなるけど…
あまり人前では使いたくない…
しかし、急がないとヤバい。
「ここで、見た事は言わないか?無理な者は帰ってくれ。何を見ても今までと同じように接してくれない場合もだ。」
「わ、分かったっす。」
「分かったどん。」
「主の命の下、その力を解放せよ!」
そう言ってクロムジェイラーをデュエルディスクに叩き付ける。
そして、クロムジェイラーが現れる。
私には超能力(サイコ)デュエリストとしての力がある。
普段はその力を封印しているのだが、今回は友のためだ。
特別に使うとする。
「す、凄いっす!」
「格好良いザウルス!」
「マスター、行きましょう。」
「ええ。」
そう言って、私はクロムジェイラーの背中に飛び乗る。
「マスターがその力を使うのは珍しいですね。」
「それだけ、十代が大事な仲間だからよ。」
あの時の約束…守って貰わなきゃ…
「マスター、目標確認。」
「低空飛行であの船と並んで。」
「イエス、マスター。」
「唯、どうしてここまで…」
「ちょっと移るよ。」
そう言ってクロムジェイラーから船に飛び乗る。
「あんた、私との約束を覚えてる?」
「お前を守るって奴か?」
「ええ。そうよ。」
「俺は弱い…それに…」
パシン!
私の平手打ちが十代の頬を捉える。
「あんた、馬鹿?あんたは最後まで諦めずにやり抜く事しか能が無いのにそれすら捨ててどうするの?!」
「でも…」
「「でも」も「だって」も無い。私は貴方を大事な仲間だと思っているから私は貴方を信じる。」
「唯、ごめん…。」
「マスター、隕石が接近しています。」
「クロムジェイラー、迎え討って。」
「そう言えば、何でずっとデュエルディスクにこのカードを置きっ放し何だ?」
十代はクロムジェイラーを触り、デュエルディスクから外してしまった。
「十代、何して…ってエェェェェェ!?」
「これ、外しちゃ駄目だったのか?」
「ちょっ…ヤバい…」
そして、私達はこの世界から消える。
(ここは…どこ?)
私達は海に居たはずなのに海とはかけ離れた陸地のど真ん中に居た。
そして、視界に入ったのは顔がイルカで体が人間と言う謎の生物だった。
「起きたかい?」
「誰?」
「僕はNアクアドルフィン。」
「アクアドルフィン?」
「ああ。僕はネオスペースの住人の1人。」
「他にも居るのね。」
「もちろん。」
「十代は?」
「十代はそこだよ。」
そう言って崖の上を指す。
遠くを見て何かを考えているみたいだ。
さて、ここまで来ました。
次回は遂にGXの核心に迫ります。