アリアンロッド2E×エミル・クロニクル・オンライン リプレイ 作:とあるGM
2017年8月31日。エミル・クロニクル・オンラインはサービスを終了した。
その日、出勤前のギリギリまで遊んでいた私は帰宅後、もうあのゲームに戻れないと思うと、心の隙間にぽっかりと穴が空いてしまった感覚に襲われた。
が、そんな穴を埋めるように、当時同時進行で行っていたTRPG、アリアンロッド2Eのルールを使いECO世界を舞台にしたセッションを行い、その寂しさを紛らわせていた。
そんなある日のこと。
SNS上でここでもかとTRPGの布教活動に勤しんでいた私に、興味を持ったのか声をかけてくれた人……人? がいる。
これは、9月の始まり、まだ残暑の続く、そんな時期の記録――であると同時、当時ルールガバガバリプレイ前提何のそのでキャラシも保存してないような頃の記録である。最も、今でもスリップしてるのにムーブで移動しちゃうなんてガバをしちゃうわけだが、閑話休題。
もう直に同じようにサービスも終わってしまうflashを使い動いているどどんとふを使用したテキストセッション、そのリプレイをお送りしよう。
また、本セッションは身内でわいわい騒ぎつつ、時に喧嘩したり(大体GMが悪い)しながら繰り広げる内容になっております。
少し読んで合わないと思った方はすぐブラウザ閉じて、再起動押して、悦森面白いので読んできてください(突然の布教)。
ECOを題材にアリアンロッド2Eのルールで遊んでいますが、GMはECOを遊びつくしていた訳でなく、だいぶにわか知識で行っている為、多々オリジナル設定を入れていたり、後先考えずなんかすっごい伏線みたいなものを張って放置する事があります。大らかな心でお読みください。許して!?
PREPLAY01「モモンガ爆誕」
モモンガ:おじゃましますー。
GM:おや、モモンガさんこんにちは。
その日、どどんとふの部屋だけ公開して誰か来たら良いなーと凸待ちしていたところにやって来たのは、当時SNS上で交流があった人物……人物? ネズミ目(齧歯目)リス科リス亜科モモンガ族に属する小型哺乳類だ。
あいたん:モモンガさんはじめまして~。
前日、同じようにセッションをしていたECOプレイヤーの一人、あいたんを交え、モモンガとの会話は進んでいく。
アリアンロッド2Eは公式サイトでスタートセットを配布している。これには一通りゲームを遊ぶためのルールやデータが掲載されており、それを使用してのキャラクター作成が行われた。
あいたん:モモンガさんのキャラはモモンガにするんですよねっ!
この一言が、全てを狂わせたといえよう。
前述した通り、スタートセットは一通り遊ぶためのデータ群が掲載されている。しかし、そこにモモンガを再現するようなデータは無かったのである!
ならばと、唐突にスキルガイドを開きだすGM。モモンガが欲しいような種族、スキルデータを一通り聞き終え、キャラクターシートをセッション用にと準備していく。
並行作業でライフパスの対応。思えばこの頃から、3年後のセッションで行うマルチタスク卓の片鱗は出ていたのかもしれない……。
GM:ライフパスの決定をします。パーソナルデータと言って、そのキャラがどのような出自で、何を目的としているか。その大まかな内容の決定ですね。任意でも良いのですが、ここはダイスで!
モモンガ:ふむふむ……(ダイスを振る)61。前科者?
GM:あなたの親は、犯罪を起こして、あるいは無実の罪で捕まったことがある。あなたは、常に身を隠して暮らしてこなければならなかった。このようにどんなキャラか決まるわけですね。気に入らなければ振り直しとかでOKです!
モモンガ:なるほど! 畑の野菜をつまみ食いしたモモンガとか……? 記憶の書架三章で畑荒らしてた個体もいたし……。
GM:親が人間の畑荒らしていたのかもしれんね。腕無いのにあいつ武器持てるんだよなあ……。*1
あいたん:前回のシートあります!(キャラクターシートのURLを出す)
モモンガ:魔術師!
あいたんのデータは天翼族のドゥアンかつ、火を主体にしたメイジ/セージのデータだった。最も、そのセッションの途中でGMが引っ越し関係の話で家を空ける必要があった為、半ば中断、かつクリアした扱いになってしまったセッションである。はぐれたゴブリンを退治するという、オーソドックスなセッションであったと記憶している。
GM:そんなイメージで! 後は実際に遊んでみて、楽しいと思ったなら購入するのも良いかも。絶賛発売中です。さて、出自は前科者で良い?
モモンガ:うーん、もっかい振ってみます。(ダイスを振る)一般人。
GM:一般人!
モモンガ:一般モモンガ!
あいたん:普通のモモンガ。
GM:因みにあいたんの背景が、父親が商人、母親が魔術師、魔術は母親から学び、商人としての知識、特にモンスター識別に詳しい。裕福な家庭に生まれ、平凡に暮らして来た少女……って感じですね。
モモンガ:惜しいなー、64だったら秘密結社でモモンガ団*4ネタが入れられた。
あいたん:じゃあ、秘密結社にしたら?
GM:そうそう、任意OKだからね。
モモンガ:じゃあ、秘密結社にしよう!
GM:続いて境遇!
あいたん:モモンガさんの気になるね~D66で運任せもあり。
モモンガ:取りあえず振ってみよう……(ダイスを振る)21。義理の親……むしろ飼い主?
GM:飼い主。
あいたん:じろ~……モモンガさんを育てたのは私だったり……? うそうそ。
モモンガ:!
GM:そういうのもありだね(笑)。秘密結社の親だから、もしかするとその秘密知らない可能性も……。重要な秘密を握っていたり?
モモンガ:重要な秘密……世界をもふもふで支配する野望。
GM:目的振ってみよう!
モモンガ:あい!(ダイスを振る)逃亡。
GM:何から逃げているんだ。
モモンガ:肉食獣から逃げていた可能性……?
GM:それをあいたんに保護された?
モモンガ:スノップ追分でホワイトファングに追われてて、そこを保護された?
GM:取りあえず逃亡にしておきます?
モモンガ:あい!
それからデータの詳しい話に入っていくのだが、ここでGM、まさかのベスティアの布教。直接戦闘より攪乱や仕掛け解除などが良いとのことで、シーフ/ガーデナーのベスティアで、データを詰めていく。
GM:種族専用のライフパスあるな。出自振ります?
モモンガ:あい!(ダイスを振る)
GM:食材か。……贖罪!
あいたん:食材(笑)。
GM:贖罪です(笑)。あなたは何か罪を犯した、それは自分の世界*5での罪なのか、アクロニア*6という世界に対する罪なのか。
モモンガ:罪(野菜を)……。
あいたん:きっと畑の作物を……。
GM:どうする? 秘密結社のままと、食材どっちが良い?
モモンガ:結社のままで!
そうして作り上げたのが、およそ初心者向けとは言えないキャラクターであった。
GM:所持金すっからかんやな!
モモンガ:どうぶつなので野宿で自給自足でもよゆう!
GM:行動値9か早いな(笑)。軽く戦闘してみる?
モモンガ:こくこく。素早いモモンガ*7。
GM:よーし、戦闘だ!
あいたん:バトルだ! モモンガさんっ!
モモンガ:キュッ!