監視所の立地ですが、川の河口付近に位置していて、その両側はそこそこの高さの山に囲まれた場所となり、今回の場所はそんな監視所に続くプライベートビーチと言っても過言ではない場所での出来事です…だから躊躇い無いのね。
「イャッホー!」
隼鷹が少し先にある岬から海に飛び込んでいた。
「アイツ、しこたま飲んでたけど大丈夫か」
俺は心配になりながらも見惚れていた。
黒髪のロングヘアーが飛び込むたびに青空に美しく舞っていたから。
そんな俺を見ていた千歳が声を掛けてきた。
「隼鷹なら大丈夫です、あれ位は序の口です」
千歳が微笑みながら吹雪達と日光浴をしていた。
「それより紫苑さん、サンオイル塗ってもらえませんか?」
千歳が水着の背中の紐を外すと胸を片手で隠しながらサンオイルを手渡してきた。
「いいけど…」
俺は手で目を覆いながら(隙間からチラチラとは見えていた……千歳の腕から溢れ出るたわわなおやまが)。
「そんなに照れなくても……」
等と言いながら千歳が腕をどけやがった。
それは見事な二つのおやまがしっかりと自己主張をなさっていた。
「私も大きくなるかなぁ」
吹雪が自分のそれと見比べていた。
ウン吹雪、君達はこんなエロ大人になっちゃ駄目だぞ。
「あー千歳ズッコイゾ!」
隼鷹がドスドスと向かってきた…で何で裸なの?
隼鷹の、それはそれは見事な二つの大きなおやまが歩くたびにたゆんたゆん揺れていた……。
幾ら両側を山で囲まれた人目のない施設内とはいえ、頼むから恥じらいをどっかに置いてこないで!
まぁ早い話が酔っ払いの行動だったのだが。
「まったく、ホント酔っ払いは迷惑ですよね」
青葉が呆れながらトウモロコシをかじっていた。
以前の青葉なら躊躇わずに撮っていだろう…。
なんだかんだで夕方となり酔も冷めたのか隼鷹が茹で蛸のように真っ赤な顔をしていた。
姉貴から真っ裸で迫った時の画像をいつの間に撮ったのか知らないがそれを見せられながら(因みに千歳もおっぱい丸出しの画像を見せられて顔を真っ赤にして轟沈した)絡まれていた。
姉貴…その画像……俺に頂戴!
「あたしの……お願いだよぅ消しておくれよぅ」
隼鷹が姉貴に画像の削除を懇願していた。
「消して欲しくばねっ、あの言葉…ほれほれ言っちゃいなよぅ」
姉貴が何やら煽っていた。
「……お義姉さま…」
俺はその言葉に違和感を覚えた。
「まさか…」
俺は姉貴をみた。
「ウンウン、義妹よ」
俺は確信した。
「姉貴、どさくさ紛れに何勝手に義姉さんとか呼ばせてんだよ!」
俺が姉貴の頬を引っ張った。
「いいじゃない、いずれ…「やめてくれ頼むから……千歳と青葉の視線が怖いから」」
俺は姉貴が何かを言おうとしたのを遮って表向きは懇願した。
間宮と夕張はお腹を抱えて笑っているだけで助けてはくれなかった。
因みに吹雪達は思考がついて行かず固まっていた。
そんな時に隼鷹が特大の爆弾を落としやがった。
「あたしさ、男の人に裸見られたの紫苑が初めてなんだねよね…責任とって!」
ウンウン見られたじゃなくて自分から見せたの間違いだよな…酔っ払いにはその言葉は…通じなかった。
その日の夜……俺は貞操の危機をこれでもかと感じていた。
何故なら隼鷹と千歳二人が……何時もの湯上がりの格好では無く…それは艶めかしいスケスケのお召し物(下着そんなものクロスアウッ!)で俺を取り囲んできた、青葉は何時ものタンクトップとショートパンツ姿でいた…青葉お前だけは常識迄クロスアウッしなかったのな。
だが思考は3人して同じだった。
「誰を選ぶの?」
見事にハモって同じ事をぬかしていた。
今の俺には…まだ決められなかった。
「済まない、今はまだ誰ととは決められない、だから俺にもう少しだけ時間をくれ」
俺は正直に言うと頭を下げた。
その日の晩は3人共に大人しく自分の部屋に戻る……訳がなかった。
結局そのスケスケの格好のまま俺の部屋で何時ものように呑みだした。
俺は何処を見てよいのやらと視線を彷徨わせながら酔った心地がしなかった。
結局三人は日付が変わる直前に其々の部屋へと戻っていった。
俺は一人布団に入ると、三人の事を考えていた。
「隼鷹、千歳、青葉……」
頭の中に昼間の隼鷹と千歳の美しい裸体が浮かんだ。
「俺の事をみんな……」
そんな事を考えている内に何時の間にか眠りに落ちていた。
隼鷹と千歳が何やら凄く迫っていますが、果たして紫苑は誰を選ぶのでしょうか!
しかし据え膳喰わぬとは……