とある監視所のお話   作:屋根裏散歩

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今回は間宮と夕張が町の中古車販売店で車を買う所から始まります。


第41話 間宮の車(改2)

「ねぇ、夕張これどうかしら?」

 

私はガンメタリックの大型SUVを見ていた。

 

「どれ?」

 

夕張がやってきてその車を見た。

 

「テラノじゃない、この値段で買えるの!!」

 

プライスボードには86万円と記載されていた。

 

「えっと年式は……2000年式で……走行6.8万キロ……オプションはコンポとETC…車検受け渡し……コミコミで百万少し超える位……予算内で納まるわね」

 

夕張が店員を呼ぶと事故歴や修復歴を確認していた。

 

「店員さん、この車の修復歴あります?」

「この車は無事故、ワンオーナー車です、年式が落ちるのでこの価格にしています、勿論メンテナンスはきちんと行いますので安心して頂いて結構です」

 

「敷地内での試乗されますか?」

 

店員さんの勧めで私は、運転席に座るとエンジンを掛けた。

 

「ディーゼルエンジンの始動も問題ないみたいね」

 

助手席に座った夕張が念入りに確認していた。

 

「変速も問題ないみたいね、室内装備も問題無しと……窓まわりも雨漏りなしと」

 

幸い雨だった為に雨漏りも確認できた。

 

「これいいんじゃない」

 

私は代金を即金で支払うと必要書類(車庫証明や委任状等)を記入して店員さんに渡した。

 

「書類は問題無いですね、こちらが領収書です、それでは車庫証明完了次第納車致します」

 

私達は中古車販売店を後にした。

 

ーーーーそしてその日の夜ーーーー

 

車を買った事を紫苑に話した。

 

「00年式のテラノが百万!」

 

紫苑も驚いていたが、夕張の確認で安心していた。

 

「夕張が問題はないとしたのなら、まぁ大丈夫か」

 

私はスマホで撮影した動画を見せた。

 

「初代だと何故か百万オーバーだからな、この辺の年式はお買い得だな」

 

紫苑も驚いていた。

 

「俺より買い物旨いな……」

 

等と言っていた。

 

 

此処から問題が起きたのだ。

折しもほん怖をやっていて、とあるシーンで深雪ちゃんがそれを口にした。

 

「なぁこの家って無駄に広いけど……開かずの間あったりして……」

 

それを聞いた、吹雪ちゃんが耳を塞いでいた。

 

「前の持ち主が新築で建てて俺で二人目だ、それにその手の事は何も聞いてないぞ…まぁしいてあげれば姉貴の部屋が開かずの間か……汚部屋で」

 

紫苑の話に深雪ちゃんがお腹を抱えて笑っていた。

 

そして一週間後。

 

私が買ったテラノが納車されてきた。

私は車に慣れる為に、裏山で練習した。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

個人所有車両(吹雪達のワゴンRとバンビーを除く)

間宮 00年式日産テラノR3M-Xワイド

千歳 91年式三菱パジェロショートワゴン

紫苑 88年式トヨタスープラ 2.0GT ツインターボ

青葉 93年式三菱ストラーダR

 

紫苑の車が一番古い車となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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