「千歳達は宮崎かぁ」
その日、家には俺と隼鷹、吹雪、白雪、初雪、深雪の6人しかいなかった、あとは面子は高千穂峡へと泊まりで出掛けていたのだった。
「紫苑、映画でも観ようよ」
「そうだな、なにか面白そうなのはと…」
俺はPS4を起動させるとNetflixを起動させた。
「お兄ちゃん、私達も観たい!」
吹雪達もやって来た。
「なら、何か出前で「お寿司!」…」
深雪が食べたい物を言った、
「たまにはいいか…それじゃ注文するぞ」
俺はスマホで寿司屋に注文を入れた。
「40分位で配達だそうだ、少し時間があるから何か一品作るか」
「お願い!」
俺以外が口を揃えた。
「何作っかな………寿司に合って、手軽なもの………」
俺は冷蔵庫の中身を見て悩んだ。
「紫苑これでもいいんじゃない」
隼鷹が鰯の蒲焼の缶詰を持ってきた。
「そうだな、賞味期限で非常食から入れ替えたのがまだ残っていたか………」
俺は缶詰の蓋を開けながら皿に盛り付けていった、
「一人一缶と半分はあるからおかずには丁度いい、お~い吹雪運ぶの手伝ってくれ」
「は~い」
俺は吹雪達を呼ぶと、小皿等を運ばせた。
『ピ〜ンポ〜ン』
玄関のインターホンが鳴らされた、
「は~い」
俺はキッチンに備え付けられたモニター付きインターホンに出た、
「三笠寿司です、ご注文のお料理をお持ちしました」
俺は配達された寿司を受け取ると代金を支払った。
「毎度あり、それじゃ器は洗って玄関前に出しておいてください、夕方頃回収に伺います」
そう言うと、配達した女性は帰っていった。
「寿司もきたし、何を観ながらにする?」
俺はNetflixのメニューを観ながらあれだこれだと選んでいた。
「紫苑、ホラーやスリラー系は却下ね」
隼鷹が釘を差した、
「となると………鉄板ものとして、鮫系はどうよ?」
俺はとある映画を示した。
「MEG ザ・モンスター………鮫系?やたら大きいけど」
隼鷹が首を傾げた。
「ああ、鮫というか、メガロドンというサメのご先祖様がメインの映画だな、メガロドンというのは約2300万年前から360万年前の前期中新世から鮮新世にかけて生息していた絶滅種のサメの事で、大きさはについては歯からの推定で諸説あり推定値で一番小さくて10m、最大は40mとも云われている、現存する鮫で大きさが近いのはウバザメやジンベイザメ辺りだそうだ」
俺は登場するメガロドンについてスマホで調べると簡単に説明した。
「へぇ~面白そうじゃん」
深雪が一番ノリノリで観たいと同意した。
まぁあとの面子も鮫映画にハズレなしという鉄板であることから観ることに同意した。
「じゃあ再生開始と、さぁ食べるか」
俺達は其々に好みの握り寿司を食べながら視聴した。
「へぇ~マリアナ海溝の海底の下にまだ海が有るって面白い発想だね」
白雪が設定に感心した。
「確かにな」
俺もその設定に感心しながらも続きを観ていた。
「出だしに原潜が何物かに襲われて爆沈っていうのも、凄いよね」
隼鷹が雲丹の握り寿司を食べながら観ていた。
そして映画は進み………。
「うぉっ!」
海底基地で女の子の背後から迫る巨大なサメの口のシーンになった。
「でけぇ………これがメガロドンなの?」
深雪が口を開けたまま俺に振ってきた、
「多分な…確かにハズレないは正論だな」
映画も終盤に差し掛かり、あらかたお寿司も食べ終わった頃…画面には退治された大型の魚が映っていた。
「エンディングか?」
と思っていた…。
「嘘でしょ………鯨とか…」
そう、まだいたのだった、前に仕留められた奴よりも更に大型のメガロドンが!
「手に汗握るってこういうんだね」
吹雪と白雪はエンディングまで観終えると、興奮気味にそういった。
「これ二作目もあるらしい…そのうちNetflixでも公開するだろうから楽しみだ」
深雪がスマホで調べだ続編情報を教えてくれた。
MEG ザ・モンスターはお勧めの映画です。
だいたいサメの映画といえば、お約束はホウジロザメ辺りなのでしょうけど、絶滅したはずのメガロドンが現代まで人知れず生き残っていてという設定での作品です。
鮮新世(せんしんせい)とは地質時代の一つで、約500万年前から約258万年前までの期間で新生代の第五の時代の事、 新第三紀の第二の世であり、最後の世でこの時期、パナマ地峡の形成や、ヒマラヤ山脈の上昇が激しくなった時代のことです…決して誤字ではありません!!