とある監視所のお話   作:屋根裏散歩

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よし、やるか!と、カメラ買い替えたら…。

「本体、SDカード、ヌンチャクリモコン、センサーバー、総て揃ってるな」

 

俺はメーカーサイトから説明書をダウンロードすると、付属品に不足が無いか確認した。

 

「繋ぎ方は…」

 

俺は説明書をみながら接続していった。

 

「これでよし…電源入ってくれよ!」

 

俺は電源スイッチを押した。

 

「電源は入ったか…」

 

その後コントローラーの動作を確認した。

 

「コントローラーのボタンも問題なし、ディスクも普通に読み込むな」

 

俺は一緒に購入したとあるソフトを挿入した。

 

「零ーZeroー」

 

俺は早速プレイすることにした。

 

「紫苑…また…」

 

いつの間にか背後に立っていた青葉が声を掛けた、

 

「これやってみたかったんだよ」

「これ…ウィーリモコンのスピーカーからも音声出るから、激怖なんだけど」

 

隣に座っていた隼鷹も怖いと言い出した。

 

「まぁバイオと違って銃火器が使えないから、ひたすら逃げるだけだからな」

 

俺はある程度進めると、セーブして一旦ゲームを終えた。

 

「この零やったら…夜中トイレ行けなくなるレベルなんだけど…」

 

いつの間にかやって来た夕張もビビっていた。

 

「こないだ買ってきたデジカメのシャッター回数調べてみね?」

「やろやろ」

 

俺がノートパソコンを起動させると、青葉がサイトを表示させた。

 

「先ずは俺のD5300からだな…何々…25,323枚だって」

 

俺は表示された枚数を読み上げた。

 

「10万回みたいだから…四分の一くらいね」

 

青葉がカメラのメーカーサイトから情報を調べた。

 

「次は夕張のD3000だな…嘘だろ…4,587枚って」

 

液晶画面以外は殆ど新品といっても良い位の使用頻度だった。

 

「なら、私のは?」

 

隼鷹がD70を持ってきた、

 

「どれどれ…370枚か、確か3万枚くらいだったから…はっ??!まさかの店頭展示在庫品なのか!」

 

隼鷹の持っているD70は確かに外観は超が付く位綺麗な個体だったが…まさか其処まで使用頻度の無い物だとは思っても見なかった。

 

「私達のは?」

 

吹雪と白雪がistDLとistDL2を持ってきた。

 

「2人共残念だがカメラ名は出るが…ショット数は調べられないみたいだな」

 

どうやら写真データにシャッター回数の記録が無いらしい。

 

「じゃあ、これから撮影会を開催します!」

 

青葉の宣言でそれぞれがカメラを持っている庭にでていった。

 

「さてと…何を撮るかな」

 

俺は偶々眼の前で寝ている野良猫を被写体にする事にした…まさかあんな写真が撮れるとは。

 

ーーー1時間後ーーー

 

「それでは」

 

青葉が吹雪のカメラをノートパソコンに繋ぐと画像を映し出し。

 

「吹雪ちゃんの作品から、タイトルは艦隊、沖合を進む…多分桜島泊地の艦娘艦隊ですね、逆光の中にいい味味出してますね」

 

光の影の中此方に気が付き手を振る艦娘達の姿を映した1枚だ。

 

「次は初雪ちゃんの作品…タイトルは…ひぇ~!!」

 

それは女郎蜘蛛だった…多分望遠での撮影だろうが…これは生理上受け付けない奴等が…。

 

「でも黒と黄色が綺麗に…」

 

作品としては黒と黄のコントラストがしっかりと出ていた。

 

「次は白雪ちゃん…タイトルは欠伸」

 

俺と同じく縁側で寝ていた野良猫が被写体だ…大欠伸をした瞬間を撮っていた。

 

「次は深雪ちゃんですね、タイトルはモスラ??」 

 

軒下にとまっていた大きな蛾を撮影したようだ、なる程なだからモスラなのか。

 

 

「次は千歳、タイトルは夢の跡…?」

 

その写真は…これ俺の部屋だろ!!

何故なら俺に寄りかかって眠る隼鷹と…テーブルの上に積み上げられた空き缶の山が写されていた。

 

「あはははは…」

 

間宮と夕張が笑い転げていた。

 

「次は隼鷹…タイトルは無し」

 

そして青葉が画像を映し出した…、

 

「何時撮ったのよ!」

 

鏡台の前に座り化粧をしている姿を後ろら撮影したものだったが…隼鷹自分まで写り込んでいるぞ。

 

「なぁ…隼鷹撮るの上手くね?」

 

俺は思わず感心した、何故なら青葉も言っていたが光の加減やコントラストがしっかりとしていたのだ。

 

「最後は俺か…」

「最後は紫苑の…ぶっ…」

 

青葉が吹き出していた。

 

「タイトルは無しで…これは」

 

そう俺がカメラを向けた瞬間猫はレンズフードに顔を入れてきたのだ、

 

「顔のドアップ…これこの子狙ってない…」

 

それは猫がカメラに興味を示し顔を入れてきた瞬間にシャッターを連写で切ったので、だんだんと近付いてくる顔のドアップが連続で撮れていたのだった。

 

「でこれがその瞬間」

 

間宮がハンディカムをスチルモードでその瞬間を撮影していた。

 

「レンズフードに顔と云うか頭ごとスッポリ…」

 

全員で大爆笑となっていた…後日この一連の写真は保養所の廊下に飾られた…特に俺と間宮の写真は好評というより大受けだった。

 

 

 

 

 

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