赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する 作:旭姫
アザゼル指導の元、ギャスパーの神器の訓練をした翌日
一誠は友奈、レイヴェルと帰っていると、声をかけられた。
「いい学校だな。」
一誠「そうだな、今代の
友奈・レイヴェル「「え?」」
「よくわかったな。」
一誠「気配でなんとなくわかったよ。」
「白龍皇はやめてくれ。俺のことはヴァーリって呼んでくれ。」
一誠「なぁ、ヴァーリ。少し気になったんだが、お前、なんで堕天使のところにいるんだ?」
ヴァーリ「アザゼルに拾われたからと言っておこう。」
一誠「なるほどね、じゃあ、何しに来たんだ?」
ヴァーリ「今日は会談の下見とアザゼルから一誠を連れてこいという使命を受けたんでな。」
一誠「わかった。本部でいいんだな?」
ヴァーリ「それで構わない。じゃあ、俺は今代の赤龍帝を見定めておこうか。」
一誠「勝手にすればいい。じゃあな。」
一誠は友奈、レイヴェルを連れて魔法陣で堕天使組織〈
一誠「来たぞ、アザゼル。」
友奈「お邪魔しまーす。」
レイヴェル「お邪魔しますわ。」
アザゼル「来たか、一誠。それに、友奈もレイヴェルも昨日ぶりだな。」
友奈「そうですね。」
レイヴェル「用件はなんですか?」
一誠「どうせあの組織のことだろ?」
アザゼル「その通りだ。例の組織の首領がわかった。……オーフィスだった。」
一誠「オーフィスか…。」
レイヴェル「オーフィスって、あのオーフィスですか?」
一誠「そうだ。【
アザゼル「おそらくはそうだろう。…それに、〈英雄派〉という名の組織が各神話勢力に喧嘩を売りやがった。」
友奈「日本神話は無事なの?」
アザゼル「日本神話は本格的な鎖国体制だから問題はないだろう。」
一誠「そうだな。なら、俺は会談にはケルトと日本の代理として出席しよう。内容次第だが、彼等にも会談の内容は伝えるべきだろう。」
アザゼル「よろしく頼むぜ。」
一誠「じゃあ、会談の日に会おう。」
一誠は友奈とレイヴェルを連れて〈神の子を見張る者〉の本部を出た。
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授業公開&会談当日
英語の授業中
一誠は授業を聞きつつ、覚えのある魔力を持つサーゼクスやセラフォルー、さらに、サイラオーグとその女王であるクイーシャ=アバドンが来ていることに気付いた。
そして、兄であるライザーとその女王であるユーベルーナが一誠の授業を見に来ている。
一誠(なんで兄貴がいるんだ。……まさか、サイラオーグか?それともサーゼクスか?)
こんな考えをしていたため、先生のこの言葉を理解することができなかった。
「――と言うわけで、思ったことを形にしてみましょう。」
一誠(は?)
「いいですか、こういう英語もあります。」
一誠(そんな英語ねぇよ。)
心の中のツッコミも虚しく、英語の先生によって配られた紙粘土で思い描いた物を作るという英語と一切関係ないことをする羽目になってしまった。
一誠(何を作ればいいんだよ…。)
すると突然、脳に声が届いた
ライザー(お前の好きな女でも作っとけよ。レイヴェルに友奈に一誠を入れて3人でいるところでも作ればいいんだよ。)
一誠(兄貴…。あとで覚えとけよ。……でも、それはそれで悪くないな。)
ライザー(だろ?)
一誠(案をくれたのはありがたいが、後で覚えておけよ?)
その後、一誠は無事に友奈とレイヴェルの3人で仲良くしているシーンを見事作り出すことができて、クラス中で話題になってしまった。
ちなみに、その時の友奈の顔は紅かったらしい。
次回は魔王少女登場です。