赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する 作:旭姫
授業も無事に終了した放課後、一誠は友奈とエリカを連れて、とあるところに来ていた。
「やっときたのじゃな、一誠殿。」
一誠「お邪魔します。そして、お久し振りですね、八坂さん。」
友奈「お久し振りです。」
八坂「一誠殿も友奈ちゃんも久し振りじゃの。それに、エリカちゃんも。」
一誠達の前にいる八坂という女性は、日本神話の下部組織である妖怪勢力のリーダーで、九尾の狐。
エリカ「ねぇ、私って来る意味あった?」
一誠「え?だって、これから俺達の仲間になるのはお前の夫だろ?」
エリカ「はぁ!?ちょっとどういう意味よ。」
一誠「あれ?違ったのか?前に会ったとき一緒にいたじゃないか。」
エリカ「それとこれとは関係ない!!」
八坂「作業を始める前に、天照様達がここまで来られているから、終わったら会いに行くといい。」
友奈「そんなことなら若葉ちゃんも連れてくるべきだった。」
「私がどうしたのか?」
友奈「…若葉ちゃん!?」
若葉「私はここにいてはいけないのか?」
友奈「いや、そういうわけじゃ~。」
一誠「久し振り、ではないかな。若葉。」
若葉「ああ、一誠か。そういえば、今日があの日か。」
一誠「そうだ。それと、若葉は何故ここに?」
若葉「私は日本神話の人に呼ばれたから来たんだ。それに、ひなたにも久しぶりに会えたよ。」
友奈「ひなたちゃんが!?私も後で会いに行ってくる。」
八坂「ふふ、若いって羨ましいもんじゃな。」
一誠「さて、友奈。そろそろ始めようか?」
友奈「は~い。じゃあ若葉ちゃんも後でね。ひなたちゃんによろしくー。」
若葉「解ったから、早く行きなよ。早く行かないと千景に報告するからな。」
友奈「ちょっと、それはないよ~。」
一誠「それは俺も怒られそうなのだが?」
友奈「私達は恋人、怒られるときも一緒だよ。」
一誠「恋人だけど、そういうことじゃない!!」
若葉「私は歌野とうどん・そばの優劣をつけるために戦ってくる。そして、ついでに彼女達の農作業を手伝ってくるよ。……じゃあまた後で会おう。」
エリカ「あ、私も連れてってよ。」
若葉「私は構わないが一誠は?」
一誠「しょうがないから行っていいよ。仲間の召喚の時は呼ぶからな。」
エリカ「わかった。じゃあ、行こう!!」
若葉とエリカが、八坂の屋敷から友奈や若葉の仲間がいる高天元に転移した。
ちなみに、友奈や若葉の仲間達は皆、日本神話に所属してたりする(皆が日本神話に参加したのは友奈や若葉が一誠の眷属になった後の話である)。
八坂「さて、じゃあこっちも始めよう。」
一誠「今回は友奈の二個入っている
友奈「わかった。」
八坂「じゃあ始めるぞ。」
一誠「おう。」
一誠は自身の魔力を八坂に送る。
八坂はその魔力を合わせて、妖術を作り出した。
友奈の体に妖術の陣が浮かび上がり、中から2つの駒が出てきた。
一誠は出てきた2つの内、1つを回収して、残りの1つに魔力を注いで、変異の駒に変えた。
その後、再び妖術の陣が浮かび上がると、その変異の駒を体内に挿入していく。
友奈の体から陣が消えて、作業を終了した。
ここまでで、1時間程かかった。
八坂「ふぅ、終わったぞ。」
一誠「やっとか。ざっと1時間はかかったのか。……もう少しはやくできるかもな。」
八坂「そこは随時改善していこう。」
一誠「そうだな。……友奈、起きろ!!」
友奈「……。」
八坂「眠り姫には何かが必要なようじゃな?」
一誠「……。」///
友奈「……。」
八坂「ほれ、一誠、早く目覚めさせてやりなさい。」
一誠「わ、わかったよ。」
一誠は回りを確認して誰もいないのを確認すると、自分の唇を友奈の唇にそっと当てた。
友奈「……。」///
キスを終えた一誠は友奈の目の前に立った。
一誠「友奈、おはよう。」///
友奈「え?な、何をして…」///
一誠「俺も恥ずかしかったんだけどな~。」
友奈「その、嬉し…かったけど……。そうだ、これからは毎日これで起こしてね?」
一誠「は?ちょっ、そ、それは」///
八坂「いいものが見れたわね。……やっぱり若いっていいわね。」
八坂がいたのを忘れていた一誠と友奈はその場で顔を真っ赤にしてその場で立ち尽くした。
次回、ついに新メンバーが登場します。
エリカが出てきて、夫婦なんて弄られ方をしている時点で察しがついてると思いますが、その人です。