赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する 作:旭姫
一誠は高天原を離れた後、レイヴェルと合流し、駒王学園に向かった。
友奈「ねぇ、一誠くん。今日は何の話をするの?」
レイヴェル「三勢力の同盟の話ですよね。」
一誠「……(もし、三勢力が日本神話やケルト神話に戦争を仕掛けるとしたら俺はどっちにつくべきだ?…アースガルズだとか、ギリシャなら俺は三勢力につくが、日本やケルトは関わりが大きすぎるからな。……聞かれたら中立か日本、ケルトに味方するとしよう。)。」
友奈「一誠くん?…一誠く~ん。」
一誠「…!?な、なんだ、友奈?」
友奈「さっきの質問聞いてなかったの?」
一誠「ごめんな。少し考え事をしてて。…それで、何を聞いたんだ?」
レイヴェル「しっかりしてくださいよ、一誠様。…今日の会談の内容です。」
一誠「今日は三勢力の同盟、とある組織に対する警戒だ。……それと、もし、俺が場合によっては三勢力、特に悪魔を裏切ることになっても、お前達はついてきてくれるか?」
友奈「……。」
レイヴェル「……。」
一誠「ごめんな、なんか辛気臭い話して…。」
友奈「私はどんなことがあっても一誠くん…いや、“一誠”からは離れないよ。」
一誠「…!?」
レイヴェル「私もですわ。」
一誠「友奈…レイヴェル…ありがとう。じゃあ、行こうか。そろそろ始まる。」
一誠が会談の行われるところにつくと、グレモリー眷属(ギャスパーはオカ研でお留守番、子猫はそれの付き添いで不在)とシトリー眷属、そして、四大魔王の内の2人サーゼクス、セラフォルー、サーゼクスの付き添いのグレイフィア、そして、アザゼルと例の白龍皇、そして、イリナとおそらく四大熾天使ミカエルとガブリエルと思われる2人組の男女がいた。
アザゼル「遅かったな、一誠。用事は終わったのか?」
一誠「ああ、アザゼルか。もちろん、終わらせてきた。…さて、貴殿方が熾天使のミカエル殿とガブリエル殿ですか?」
「そうですが、……そうか、貴方があの噂の純血悪魔の聖槍使いですか。初めまして、私は熾天使のミカエル。天界のトップをしています。」
「私は同じく熾天使のガブリエルです。今日はミカエルの付き添いできました。」
「初めまして、純血悪魔ではありませんが悪魔陣営所属の不知火一誠です。そして、俺の後ろにいるのが、僧侶のレイヴェル=フェニックスと戦車の高嶋友奈です。以後お見知りおきを。」
友奈「よ、よろしくお願いします。」
レイヴェル「よろしくお願いしますわ。」
ミカエル「よろしくお願いします。」
一誠「始める前に一ついいか?ミカエル殿、兵藤誠也から聖剣の気配がするのですが、何か与えましたか?例えば、竜殺しの聖剣アスカロンとか?」
ガブリエル「な!?」
ミカエル「なるほど、貴方はなかなかに切れ者の様ですね。」
一誠「まさか、赤龍帝にアスカロンを渡すとは思いませんでしたよ。」
アザゼル「……じゃあ始めようか。」
アザゼルの開式の言葉で会談がスタートした。
アザゼル「まずは、前提としてここにいる者は聖書の神の不在を知っている。」
サーゼクス「確かに。」
アザゼル「神がいなくてもこうして世界が回っているんだ。だから、もう内輪揉めなんてやる必要も無いんだ。」
サーゼクス「だから、同盟を組もうと?」
ミカエル「まさか、貴方から切り出すとは」
セラフォルー「そうだね☆」
一誠「……神がいなくても世界は回る…か。」
アザゼル「ん?どうした一誠。」
一誠「いや、なんでもない。」
アザゼル「そうか。」
サーゼクス「さて、同盟に関しては後で詳しく話し合って決めるとして、次は先日のコカビエルの行動についてだ。…リアス、報告を頼む。」
リアス「はい。…先日、天界所属の教会から聖剣を盗んだコカビエルは数人の部下をつれ、この町に現れました。」
そして、一拍おいて、話を続けた。
リアス「そこで我々はそこの一誠達、不知火眷属と天界所属のエクソシストと共にこれを撃退いたしました。」
一誠「不知火一誠はこの報告に嘘偽りが無いことを報告します。」
サーゼクス「ご苦労様。…さて、アザゼル。弁明は?」
アザゼル「コカビエルの件だが、あれは彼奴の独断であって俺達は関与していない。コカビエルも最下層送りだ。…俺は送るのには反対だったが…」
サーゼクス「それはなぜだ?」
一誠「他神話の神々の中にはコカビエルのような戦闘狂が多いからな。…正直、俺もコカビエルの最下層送りは反対だった。」
セラフォルー「へぇー。流石は、他神話に知り合いの多い一誠くんだね。どう、私の跡を継がない?」
一誠「俺に魔王は荷が重いですよ。」
サーゼクス「まぁいい。それよりもアザゼル。他にも何か話すべきことがあるのだろう?」
アザゼル「そうだな。最後に一つ、これは俺達だけに限らず全ての神話で警戒すべきテログループがある。」
一誠「
「「「「「「お、オーフィスだと、、、」」」」」」
禍の団のことを知っているアザゼルと一誠達以外はオーフィスの名前に驚いて、皆目を丸くしている。
アザゼル「ああ。他神話にも侵攻して……ちっ、おっぱじめやがったか。」
その時、突然、時間が停止した。
動けたのは各勢力のトップにグレイフィア、ガブリエル、一誠達、ヴァーリ、リアス、誠也、匙だけで、他は皆固まっていた。
「ごきげんよう、サーゼクス=
聞こえてきたのは魔王を旧姓で呼ぶ1人の女悪魔の声だった。
次回も続きます。