赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する 作:旭姫
一誠眷属&勇者達のお陰でテロリストはどんどん数を減らしていく。
カテレアはどんどん焦っていた。
目の前の男―不知火一誠は下級悪魔だった筈の元人間。
そんなやつに負ける可能性など万に一つもなかった筈なのだ。
しかし、カテレアはどんどん一誠に追い詰められていった。
カテレアはオーフィスから貰った蛇を体内にいれた。
一誠「なるほど…。オーフィスの蛇にはパワーアップ効果があるのか。」
カテレア「本来なら使うつもりは無かったけど…貴方は私を怒らせた。真なる魔王の力を思い知りなさい!!」
一誠「ほざけ。オーフィスの力を貰わないと強くなれないような雑魚が魔王なんて言ってんじゃねぇよ。……貴様はここで殺す。」
一誠は右手の聖槍を剣に変え、左手の聖槍を鞭に変えた。
カテレア「武器の形を変えた程度で私に勝てるとでも?」
一誠「言っておくが、俺はその蛇の副作用を知っている。…その蛇を取り込まなければ勝ち目があったかもしれないがな。」
カテレア「ちっ、生意気な!!」
一誠は左手の鞭を巧みに使って右手の剣で切り刻む。
2つともが元は聖なる力を持った聖槍なのでカテレアに与えるダメージは一つ一つが大きい。
カテレア「(不味い…こうなったら)いつまでそこにいるつもりですか?ヴァーリ。」
一誠「なっ!?」
カテレア「貴方はこちら側の者。ならば私と協力するのが筋では?」
ヴァーリ「確かに俺は禍の団に入った。……だが、俺は強者と戦うために入ったんだ。お前らとは違う。……まぁ、ちょうどいい。聖槍使い。お前の力を見せてもらおう。」
一誠「ふん。雑魚が一匹増えたところで返り討ちにしてやるよ。……まぁ、まずはカテレア。お前は眠れ。」
一誠はカテレアの腹を思いっきり殴って気絶させた。
サーゼクス『カテレアはこっちで預かろう。』
一誠「わかった。……後は任せろ。」
サーゼクス『了解。頑張ってね。』
一誠「ああ。働いた分、後でご飯おごってもらうからな。」
サーゼクス『あはは、お手柔らかに…。』
一誠「さて、これで心置きなくやりあえるな、白龍皇。」
ヴァーリ「貴様のその上から目線な態度を潰してくれる。」
一誠「やれるもんならやってみな。」
一誠は辺り一面に魔力弾を作り、ヴァーリを狙って打ち出した。
ヴァーリ「ちっ、数が多い。」
一誠「逃げてばかりでは勝てないぞ?」
一誠は鞭を魔力で伸ばしてヴァーリを狙う
ヴァーリ「アルビオン、やるしかないな。」
『そうだな。』
ヴァーリ「
『Vanishing Dragon Balance Breaker!!』
ヴァーリ「白龍皇ヴァーリ=
一誠「やっと本気を出したのか。にしても、ルシファーね。旧魔王の家系に混血児がいたとは。……さすがに俺でも知らないことは多いんだな。」
ヴァーリ「黙れ!!……俺はお前に絶対に勝つ。」
一誠「こいよ、返り討ちにしてやる。」
次回で会談が終わるといいなと思ってます。
では、また次回。