赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する   作:旭姫

25 / 26
会談の結末

ヴァーリ「白龍皇ヴァーリ=ルシファー、参る。」

 

一誠「来いよ、雑魚が。返り討ちにしてやる。」

 

今、金色の鎧を着けた聖槍使いと白い鎧を着けた白龍皇の決闘が始まった。

 

―――――――――――

 

外でそんなことが起こっているとは知らない誠也とリアスは無事にギャスパーを救い出して、サーゼクス達の所に戻った。

 

誠也「ギャスパーの救出に成功しまし…た……?皆さん、顔色が優れないようですが、何かあったのですか?」

 

サーゼクス「ああ。誠也くんか。……外を見てみな」

 

誠也「……!?」

 

誠也とリアスは外を見て驚いた。

 

そこには、金色の鎧を纏った人と白い鎧を纏った人が殺しあいをしていた。

 

リアス「白い方が白龍皇なのはわかりますが、もう一人は?」

 

友奈「あれは、一誠君だよ。」

 

誠也「なんだと……。ところで、結城さん。その後ろにいる方々は?」

 

友奈「ああ。皆は一誠君の眷族と、日本神話の私達への(・・・・)援軍だよ。」

 

千景「日本神話より一誠の助っ人に来ました。……まだ、貴方方を味方とは決めつけていないので…そこはご了承を。」

 

若葉「助かったよ、皆。後で一誠共々挨拶に行くよ。」

 

歌野「待ってるよ~。ひなたちゃんも若葉ちゃんのこと待ってるからね~。」

 

千景「それはどうでもいいとして、我々はもう帰ります。…高嶋さん、約束、忘れないでね?」

 

友奈「も、もちろんだよ。……じゃあね。」

 

そして、千景達、助っ人勇者が転移の魔法陣で高天原に帰っていった。

 

サーゼクス「一誠君はとんでもない味方を付けたようだね。……彼を怒らせたら今度こそ、聖書陣営は全滅かな?」

 

友奈「私達はどこまでも一誠君に付いていくから。……例え、貴方達と戦争になっても。」

 

若葉「ほらほら、帰るよ。…後は一誠に任せておけばいいから。……もうそろそろ外も終わりに近いようだし…。」

 

―――――――――――――――

 

窓の外では、一誠による一方的な展開が続いていた。

 

一誠(千景達は帰ったようだな。……さて、最後の仕上げと行こうか。)

 

一誠は突如、追撃する手を止めた。

 

ヴァーリ「なんのつもりだ。」

 

一誠「満身創痍なお前なんて倒したところで1ミリも価値が無いからな。……しょうがないから禁手を解いてやろうと思って。」

 

一誠はその場で禁手を解いた。

 

ヴァーリ「なめやがって!!」

 

一誠「雑魚の分際で……諦めろって。」

 

一誠が聖槍を持って、ヴァーリに向かって突進した。

 

その速度は、禁手化したヴァーリよりも速かった。

 

そのまま槍はヴァーリの肩に突き刺さった。

 

ヴァーリ「ふん、どうやらはずしたようだな。」

 

一誠「お前は聖槍について理解しなさすぎだ。……聖なる力は悪魔にダメージだぞ?」

 

ヴァーリ「なっ……まさか。」

 

一誠「じわじわと死ぬ恐怖に苦しめ。」

 

「それは困るな~。」

 

その声と共に、一誠とヴァーリの間に斬撃が通った。

 

一誠「その剣、……聖王剣コールブランド。なるほど、お前が今代のアーサー=ペンドラゴンか。」

 

アーサー「お初にお目にかかります、神聖剣エクスカリバーの持ち主の主君。〈禍の団(カオス・ブリゲード)〉ヴァーリチーム所属、アーサー=ペンドラゴンです。」

 

一誠「(エクスカリバーって、正式名称、神聖剣エクスカリバーって言うのか。知らなかったな…。)なるほど、部下は凄腕が多いようだな?白龍皇。」

 

アーサー「さて、我らがリーダーを返してもらいますよ。」

 

一誠「いいだろう」

 

一誠はヴァーリのお腹を殴って気絶させた。

 

一誠「こいつに言っておけ、“挑むならもっと強くなれ”ってな。」

 

アーサー「わかりました。」

 

一誠はヴァーリをアーサーに渡して、友奈達のいる会談会場に戻った。

 

 

一誠「終わったぞ、サーゼクス。」

 

サーゼクス「お疲れさま。ご苦労だったね。」

 

一誠「……にしても、ルシファーね。……サーゼクスやセラフォルーは旧魔王の血縁者に混血児がいることを知っていたか?」

 

サーゼクス「いや、聞いたことはないね。」

 

セラフォルー「私もだよ。」

 

一誠「アザゼルは知ってて保護してたのか?」

 

アザゼル「あいつが唯の混血児だったらあんな風にはならなかっただろうな。……彼奴が白龍皇を宿したせいで、父親に虐待されてきた。……まぁ、その元凶は超越者リゼウム=リヴァン=ルシファーらしいがな。」

 

サーゼクス「リゼウム=リヴァン=ルシファーだと…!?」

 

一誠「そんな大物が。確か、そいつの超越者としての能力は……神器の無効化だったよな?」

 

サーゼクス「そんな感じだ。」

 

一誠「なるほどな。とんでもない大物のせいで人生を狂わされ、自身が強くなることで復讐を達成するつもりなんだろうな。」

 

ミカエル「リゼウム=リヴァン=ルシファーですか。あの時の大戦でもさんざんかき回してくれましたよね。」

 

アザゼル「ああ。彼奴がいなければ、あんなに激化したり、二天龍が乱入してくることも無かったからな。」

 

一誠「そこで、俺は聖書三大勢力の同盟に関して1つ提案したいことがある。……あいつを、コカビエルを外に出さないか?」

 

サーゼクス「出すにしても今は早すぎる。」

 

一誠「もちろん、さっきのテロリストとかリゼウムだとか聖書の危機が訪れるタイミングで外に出すんだ。……それなら問題無いだろ?」

 

ミカエル「その件については時間をください。」

 

一誠「だな。……じゃあ俺達は帰るから早く会談終わらせろよ。もうすぐ、夜が明けるぞ。」

 

サーゼクス「だね。……一誠君、現場の復活を頼めるか?」

 

一誠「お前の魔力も借りるぞ、サーゼクス。」

 

サーゼクス「もちろん。じゃあ、行くよ。」

 

一誠の手で作られた魔法陣が駒王学園全体に広がって行く。

 

そして、その魔法陣が駒王学園全体を取り込むと、そこには、何事も無かったかのように、綺麗な状態の駒王学園が現れた。

 

一誠「さて、俺は帰る。…行くぞ、お前達。」

 

一誠は魔力をほとんど使っているので、代わりにレイヴェルが転移の魔法陣を作って、一誠達を呑み込んだ。

 

 





エクスカリバーは聖王剣コールブランドに対抗した呼び名にしようと思って神聖剣って名前をつけました。

次回は、一誠の他神話訪問だと思います。

では、また次回。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。