赤龍帝な兄に全てを奪われた弟は不死鳥のもとで覚醒する   作:旭姫

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編入と婚約騒動

一誠が編入した学校はある意味すごかった。

 

校長がサーゼクス=ルシファー

 

教員団にも数人悪魔がいて

 

生徒会にはソーナ=シトリーの擁するシトリー眷属達、

 

オカルト研究部なる部活にリアス=グレモリー擁するグレモリー眷属達がいた。

 

一年生として入学したレイヴェルや、二年生に編入した一誠や友奈、三年生として編入した詩乃はその気配を完全に遮断しているのだが、

 

彼女達は気配を消すことなくそのまま垂れ流していた

 

一誠達はレイヴェルに一二ヶ月ほど偵察をしてもらって編入したのは六月頃だった。

 

一誠「(おいおい、何かイケメンがこっちを見てくるんだけど…。ってか、あいつ悪魔かよ。気配駄々漏れじゃねぇか。)不知火一誠です。よろしくお願いします。」

 

友奈「高嶋友奈です。よろしくお願いします。」

 

 

一誠達は中途半端な時期に来た転入生だったために回りを囲まれた。

 

一誠と友奈が同じタイミングで転入してきたので2人の関係を聞いてきたが…。

 

とりあえず友人と言うことではぐらかした。

 

「ねぇ。」

 

一誠「ん?なんだ?」

 

「僕の名前は木場祐斗って言うんだけど。君の顔が僕の知り合いに少し似ていてね。その人兵藤誠也って言うんだけど。」

 

一誠「兵藤誠也…か。悪いな、心当たりが全くない。友奈は聞いたことある?」

 

友奈「誰、その人?私は知らないよ。」

 

祐斗「そう。何かごめんね。」

 

友奈「大丈夫だよ。」

 

一誠「あ、ちょうどいいや。木場、俺達は今日この学校に来たばっかでさ、この学校を案内してくれないか?」

 

友奈「私もお願いしてもいい?」

 

祐斗「分かったよ。ただ、僕部活入っててね。部長に許可とってもいいかな?」

 

一誠「いいよ。」

 

祐斗「分かった。じゃあ、まずは僕の部活―オカルト研究部―のある旧校舎から行こうか。」

 

一誠「分かった。(まじか…。そういえばレイヴェルの報告では木場はグレモリーのナイトだったな。…そういえば赤龍帝がポーンとして入ったって言ってたな。ついでに調べてみるか。)」

 

 

旧校舎

 

オカルト研究部は全部で六人からなる小規模な部活であり、全員が悪魔と言う特徴がある。

 

部長のリアス=グレモリー

 

副部長の姫島朱乃

 

部員の塔城子猫、木場祐斗、アーシア=アルジェント

 

そして、一誠の復讐相手である兵藤誠也

 

オカルト研究部の部室で祐斗の交渉を待ちながら例の赤龍帝を探していると…。

 

一誠(まじか…。あいつが赤龍帝なのかよ。)

 

一誠が観察していると、部室の部屋に魔方陣が出来上がった。

 

友奈「これって、」

 

一誠「ああ。兄貴のだ。」

 

「会いに来たぜ。愛しのリアス」

 

2人の知る兄とは思えない見た目に特化した言い方に一誠と友奈は笑ってしまった。

 

リアス「貴方、何しに来たのよ。」

 

ライザー「何しにって、もちろん愛しのリアスに会いに来ただけだが。な、婚約者さん?」

 

一誠(忘れてたわ。確か、親が勝手に決めた結婚だっけ…。てか、兄貴ノリノリだな。)

 

リアス「何度も言わせないで、私は貴方とは結婚しないわ。」

 

「その考えは少しお待ちください。」

 

突如聞こえた乱入者の声に、言い争っていた室内も静まった。

 

出てきたのはサーゼクス=ルシファーの女王グレイフィア

 

リアス「それは家のメイドとしてかしら?それとも、お兄様の女王としてかしら?」

 

グレイフィア「どっちもです。」

 

リアス「そう…。」

 

グレイフィア「最後の手段としてレーティングゲームで決めてみてはいかがでしょうか?」

 

ライザー「いいなそれ。うけてやる。」

 

一誠「(ここだな。)待った。そのレーティングゲーム俺が受けてやる。」

 

突然乱入した一誠にその場にいた人が全員驚いた。

 

ライザー「いたのか一誠。」

 

一誠「たまたまリアス=グレモリーのナイトに道案内を頼もうと思ってね。だけど、レーティングゲームのことは俺に任せてくれないか?今代の赤龍帝の力も気になるし、あのシスコンの妹の実力も知りたいから」

 

ライザー「分かった。じゃあ、グレイフィアさん。レーティングゲームは一誠VSリアスでお願いします。」

 

グレイフィア「かしこまりました。では、十日後でよろしいでしょうか。」

 

リアス「それでいいわ。ライザーじゃないだけまだましよ。」

 

一誠「俺もそれで構いません。(てか、言っておくが俺らは兄貴よりも強いぞ。)……グレイフィアさん、あのシスコンに伝言を頼めますか?」

 

グレイフィア「何でしょう?」

 

一誠「今度ご飯奢れ。って言うのと、そこの我が儘姫にレーティングゲームのやり方を教えてあげてくれ、もちろん俺らの戦い方を伝えても構わないってな。……リアス=グレモリー。」

 

リアス「何かしら?」

 

一誠「ソーナ=シトリーの眷属を含めた二対一でもいいんだぞ?まぁ、向こうが協力するかはお前ら次第だけどな。」

 

リアス「そんなにハンデをあげていいのかしら?貴方負けるわよ。」

 

一誠「ほう。それは楽しみだな?じゃあ、グレイフィアさん。あとはよろしくお願いします。…友奈、兄貴連れて帰るぞ。」

 

友奈「オッケー」

 

一誠は友奈とライザーを連れて転移魔法でその部屋から出た。

 

グレイフィア「さて、リアス?どうするの?ソーナ様に協力を仰ぐ?」

 

リアス「そうね。やるからには全力でやるわ。ね、セーヤ。…セーヤ?」

 

誠也は驚いていた。

 

誠也(何であいつが生きているんだ。あいつは死んでなきゃ…。)

 

リアス「セーヤ!!」

 

誠也「!?は、はい。」

 

リアス「どうしたの?セーヤ。それよりも、私達も勝つために合宿するわよ。」

 

誠也「はい!!(まぁいい。この試合であいつを殺せば問題ない…。)」

 

その後ソーナにも協力を仰ぎ許可を取ったがそのときのソーナの顔の青さに気付いたものはいなかった。

 

 

翌日、冥界に不知火一誠とリアス=グレモリーのレーティングゲームの開催が宣言された。

 

 




はい、次回はリアス眷属VS一誠眷属です。

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