東京発東海道新幹線「ひかり」失踪事件   作:新庄雄太郎

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そして、特捜班は北陸へ捜査網が敷かれた。


第5章 北陸の温泉

「何、新横浜発の「ひかり」に乗って新大阪か京都と米原と名古屋の駅で特急に乗り換えて北陸へ向かった。」

 

「ええ、多分新横浜発の「ひかり」に乗って北陸へ姿をくらましたと考えていいんじゃない?。」

 

「東海道新幹線の駅で接続する連絡特急に乗れば北陸方面には行けれますね。」

 

そこへ、南と鶴岡が伊豆から戻って来た。

 

「班長、どうやら失踪した津島には汚職事件に関わっているんじゃ。」

 

「今も高山と小海と話してたとこなんだよ、何か分かったか。」

 

「はい、2年前の6月に高岡で拳銃発砲事件があり、その東海開発高岡支社の社員・長瀬清則さん37歳が射殺されたそうです。」

 

「主任、その事件の事を調べて見たんだけど同様の東海開発の事件が富山と静岡と大阪で起きていたことがわかったの。」

 

「なるほど。」

 

「という事は富山で起きた発砲は1人が殺害されたんだよね。」

 

と、鶴岡は言った。

 

「犯行に使われた拳銃は、コルトのリボルバーと判明しています。」

 

「この事件で静岡と大阪は未遂、富山で1人が射殺されたと。」

 

「班長、もうその事件の犯人だとしたら津島は口封じで殺されたと考えられんじゃないか?。」

 

「ああ恐らくな、失踪した津島の足取りを追ってくれ。」

 

「わかりました。」

 

次の日、南と高山は午前7時00分発の東海道新幹線「ひかり1号」に乗り北陸へ向かった。

 

「へぇ、東海道新幹線は名古屋と米原と京都と新大阪が北陸へ行く特急を連絡してるんだ。」

 

「うん、米原からは「加越」と「きらめき」、名古屋からは「しらさぎ」、京都と新大阪は「スーパー雷鳥」は新幹線と連絡しているんだ。」

 

「なるほど、僕は北陸へ行くんだったら寝台特急「北陸」と上越新幹線「あさひ」と特急「かがやき」がイメージなんだ。」

 

「それもあるけど、東海道新幹線でも北陸へ連絡しているんだよ。」

 

「そうなんだ、京都か名古屋で特急に乗り換えれば北陸へ行けれるんだな。」

 

「その通り、高山。」

 

名古屋に到着し、そこから8時56分発の北陸本線L特急「しらさぎ3号」に乗り、11時25分加賀温泉に到着した。

 

「やはり、津島は加賀温泉駅で下車したんだ。」

 

「津島は山代温泉に泊まったんじゃないでしょうか?。」

 

「そうか、津島は北陸山代温泉に泊まったんだ。」

 

「ねぇ、そこの温泉じゃないかな。」

 

「ここか。」

 

南と高山は、山代温泉の「ホテル・瑠璃光」へやって来た。

 

「ああ、その津島 明って言う人は昨日の朝9時ごろにチェックアウトされています。」

 

「じゃあ、一昨日と待って昨日チェックアウトしたと。」

 

「はい。」

 

そして、南と高山は温泉のおかみさんに話を聞くことが出来た。

 

「昨日、津島はここに泊まってたんですね。」

 

「ええ、一昨日に特急に乗って1晩泊まり、昨日の8時ごろにチェックアウトしてました。」

 

「あのー、その後はどこへ。」

 

「そこまでは。」

 

「そうですか。」

 

「主任、僕は津島の足取りへいってきます。」

 

「そうか、じゃあ頼むよ。」

 

「はい。」

 

高山は山代温泉付近の聞き込みをすることにした。

 

「えっ、那谷寺で見かけた。」

 

「ええ。」

 

「その後。おま入りした後にその写真の男を見かけたと。」

 

「なるほど、那谷寺ですね。」

 

高山は、早速那谷寺へ向かった。

 

「ああ、この写真の男の人は昨日来てましたよ。」

 

「管内を散策して、その後は。」

 

「そうですか、どうもありがとうございました。」

 

高山は、タクシーの運転手にも聞き込みを行った。

 

「ああこの客ですか、一昨日の午前11時頃に山代温泉まで乗せましたよ。」

 

「本当ですか。」

 

「ああ、間違いないよ、この人だ。」

 

「そうですか、どうもありがとうございました。」

 

早速、高山は南に失踪した津島は山代温泉と1晩泊り次の日に那谷寺へ来ていた事を確認したことを報告した。

 

「本当か、高山。」

 

「ええ、那谷寺の職員とタクシーの運転手に聞き込んだら、津島を見かけたと。」

 

「そうか。」

 

「すぐに、高杉班長に報告だ。」

 

高山は高杉班長に報告した。

 

「何、津島は石川県の加賀と金沢に来ていただと。」

 

「はい、那谷寺の職員とタクシーの運転手にも確認したら津島を目撃しています。」

 

「そうか、すぐに石川県警に協力しておくんだぞ。」

 

「わかりました。」

 

小海と鶴岡は高杉に行った。

 

「津島が北陸に。」

 

「ああ、今南と高山がそっちへ行ってると。」

 

「そうですか、私と鶴岡も行かせてください。」

 

「よし、小海と鶴岡も向かってくれ。」

 

「了解。」




一連の事件はこの男の犯行なのか

そして、善子の父は?
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