戦姫絶唱シンフォギア 〜子の為に人を止めたモノ〜 作:円小夜 歌多那
新たな力に目覚め進化(むしろ退化?)した彼は共に闘う響の傍でしばしの休息に浸…………りたかった。
ところがどっこい、意識が回復して早々に響諸共厄介ごとに巻き込まれる。
始まって早々、いきなりで恐縮ですが、今回は最初と最後10行ちょっとだけ見ていただければぶっちゃけ十分です。
(後書きに読まなかった方のために本編で起きたことを纏めてあります)
1クール振りです。長らくお待たせしました、
『戦姫絶唱シンフォギア 〜子の為に人を止めたモノ〜』
の続編・聖踊第二部!
前回同様、毎週日曜日午前零時更新。
本編第一話は4月5日スタート!
第零話
どーもぉー! 立花響です♪
いやはや~、あれからさらに一月程がたっちゃったよ~。今は夏休みだーい!
え? 飛びすぎ? だってたいしたこと何もなかったんだもん。それも仕方ないよ。けどそれじゃダメだよね。
「と言う事で踊君(ver.ランス)が振ってきてからの一月をダイジェストでお送りしま~すっ!」
「響……、いきなりどうしたの? 頭、大丈夫? 病院行く?」
では言ってみよー!
「……て、み、未来? なんで私の手を掴んでるの? なんで引っ張……て、力強ッ!? 離しっ!?」
「大丈夫だからね。ちゃんと私が治して、ア・ゲ・ル♡」
「え? ちょ、怖っ、……………………ぎぃにゃぁぁぁぁああぁぁあああ~!?!?」
………………
…………
……
……
…………
………………
『それは……うわぁ……。…………あ、あれ? ……え、えーっと、取り敢えずどうぞ』
………………
…………
……
――あの日――
「お帰り~、踊君!」
『……………………』
「あれ? 踊くーん? ……あれ?」
『うーん……各人格データが破損してるようです』
「破損って、踊さんは大丈夫なの?」
『この程度なら、しばらく放っておけばほどよい感じに』
「ほどよい感じって……」
「なーんだ。よかった、よかった」
「それでいいの!?」
「ふぇ?」
え、ダメだった?
とまあ、なんだかんだで踊君が帰って(?)きた。
…………
…………
――翌日――
「サージェが帰ってきたってのは本当か?!」
「ええ、そのようね。でも人格が一部壊れているらしくて、回復にはまだまだ掛かるそうよ」
「そうか……」
「そんな落ち込むなって。イアだっけ? あのAIちゃんの話じゃすぐ元に戻るらしいぜ。気長に待てば良いんだよ」
「奏はこれからどうするの?」
「もちっと旅に出るつもりだ。てことで、じゃあなー」
「「もう行くの(か)!?」
「おう、当然だろ。いても暇だし」
((じ、自由すぎる……))
クリスちゃんと翼さんにそう雑に告げると、デュランダルの破片を首飾りにして奏さんはまた一人で旅に出てしまったらしい。
…………
…………
――二日後――
「櫻井君のことだが……」
『やはり、クビですか?』
『どうでしょうね。私のやってしまったことはそれだけで済むようなことじゃないでしょう?』
「いや、そのまま二課にいてもらうぞ。君のような優秀な頭脳の持ち主は惜しいのでな。それに君とフィーネは別人、そうじゃろ?」
『え、えぇ、そうですが……。世界がそれを認めてくれるでしょうか?』
「ほっほっほ、世界については気にせんで良い。誰も君=フィーネとは知らん。唯一そのことを知っているのはアメリカじゃが、彼らは何も言えんよ。彼女の支援をしていたと大っぴらにするのと同義じゃからの」
『『た、確かに』』
二課の後ろ盾の人が軽い感じで豪快に笑って言ったらしい。その後で頭を抱える司令と女史が目撃されたそうな。
…………
…………
――約一週間後――
「皆さんとこうしてまた学業を学べる……(寝てしまったので以下略)」
「もう学校が始められるなんて思わなかったよ」
『二課の本部も兼ねてますから当然ではないでしょうか』
「あ、そっか」
「でも、あと少しで夏休みだから私たちには関係ないけどね」
「おお! 夏休みぃ!!」
『その前に期末テストがありますよ』
「嫌だぁ……」
「ああ、響たちはお仕事で聞いてなかったんだっけ? 学校からの連絡で期末は簡易的な小テストで済ますんだって」
「なんと!!」
「ただ夏休みまでの課題が盛りだくさん」
「そん、な……、神は死んだというの…………」
「踊さんが直々に用意しておいてくれた解説付きの」
「おぉ、神はまだ見捨てていなかった!!」
「でも響の分は私が預かるね」
「なんですと?」
「踊さんに楽させるなって頼まれてるの。ごめんね」
「未来の鬼ぃ~、悪魔ぁ~……」
「……これシュレッダーに掛けちゃうよ?」
「ごめんなさい! 未来様!! どうかお慈悲を!」
『流石は未来さん! 響さんを完全に手懐けてます!』
流石じゃなーい!!
…………
…………
――終業式――
「死ぬ……」
「ビッキー無事かー。まだ傷は浅いぞ-」
「うふふふふ……」
「未来、顔怖いわよ」
「あら、いけない。つい顔に」
「「「(なにこの子、怖い)」」」
「うぇ~い……」
ぉおお……頭がー……。
……
…………
………………
『ということで、響ちゃんが壊れたのは未来さんのせいでした~』
「なんでだろう……。なんかこの言葉を言わなきゃいけない気がする」
『み、未来さん?』
「ふぇ……? み、未来? 何でそんな堅ーい握り拳を作ってるのかなー……。」
「プラチナむかつく」
「あの……、それ当たって痛いの私なんだけど。未来さーん、止めてはくれませぬでしょうかー……。あと、それ少し怒ってるって意味じゃなかったっけ!?」
「ふふふ」
ニコッと未来は笑う。
「てぇぃっ♪」
「みぎゃぁあぁあああああ!?!?」
『む? 誰かが呼んでいる? ……て、あいつらは何をやってるんだ?』
『やっと目覚めましたか。お久しぶりです、踊さん」
『あ、ああ……』
起きたらこの状況とは……いったい何がどうなってるんだ?
フィーネと戦って、龍になって、ノイズと爆発して……ん、記憶及び記録はしっかりしているみたいだ。今の姿は槍……いや、ランスか。つまりガングニールの状態のようだな。
『元の姿には戻れますか?』
『…………いや、当分無理だ。エネルギーの残量が全くと言って良い程ない。ふむ、少しくらいなら出来ないこともないが持って数分といったところか?』
『そうですか……』
そう答えながら体内(?)の確認を行っていく。エネルギーは大体総量の1%を遙かに下回っているようだ。はて? デュランダルにネフシュタンの鎧の反応? ……まさか、あのまま取り込んでしまったのか……。
身体の構築が不安定だ……。このままだと一分も持ちそうにないな。
『それでこの状況はいったい?」
『いろいろです』
『そうか。いろいろか』
遠くで追い回されている響を眺める。イアもあの中にいるはずなのだが、響そっちのけで俺と会話しているみたいだ。……何気にイアも酷なことをする。
『起きてるなら、助けてよ!?』
『無理』
テレパス機能は完全に停止していないようでイアを通して声が聞こえた。だが助けることはできない。
だって動けないもの。
『薄情者ぉ~』
「待ちなさーい!!」
久々の世界は思っていたよりもほのぼのしていた。町もすでに再建されているようで安心した。
……のだが、目覚めて早々こんなことになるとは思いもしなかった。
「あれ? なんか縮んでる!?」
「ん? こんなところで何をしているんだ?」
変なもの(億年振りのおっさんの呼出)に巻き込まれ、世界移動する羽目になろうとはな……。
読みにくかった、そう思った君に僕は拍手を送ろう。
何故かって?
だって書いた僕もそう思ったのだもの。
一同「『おい!』」
文句は響に言ってくれ、僕は彼女のノリを可能な限り代弁しただけだから。
響「責任転嫁!?」
今回は最後以外全部ノリで書いた。ちゃんとした本編はまた次回!
響「あ、逃げた!」
さらば!!
PS.
じゅうようなことは
『
聖踊・機人化が困難になる。ただ、しばらくすれば解決する
櫻井了子・解雇されずそのまま二課で勤務することが決まる
天羽奏・デュランダルの破片と共に再び修業の旅に出掛ける
』
のみである。