ISだと思われるこの世界   作:ekusyd

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ISのSSなのにIS要素が出てない作品があるってマ?


1話

「――と!」

誰かが呼んでいる気がする。

 

「――と―ん!」

遠いようで近いような。

 

「か――!」

叫んでいるんだろうけれど

 

「―い―!」

その声はぼやけて

 

「―め!」

小さく聞こえる

 

「―いと!」

ああ、何でこうなったんだろうか

 

目も開けれないほどに体に力が入らない。ダメだ。意識も遠のいていく。呼びかける声もさらに小さくなって行く。

 

ダメだ。もう……考えることも出来なくなっていく。

 

ただ、この空を、宇宙を、そして海を。この相棒と共に飛び回りたかっただけなのに。

 

 

 

 

 

『―――――――――――』

 

 

 

 

 

やぁ皆!肉のお兄さんだよ!(大嘘)元気してるかい?僕はカラ元気してるよ!

 

何故かって?それはね?

 

いつも通りにネットで小説読んで一区切りついたところで北斗無双をやってお風呂入ってオフトゥンの中にダイブして目を覚ましたら知らない天井だったからだYO!(白目)

 

何を言ってるかわからないだろうが安心してくれ俺も分かってない。

 

ただ分かってるのは俺が今赤ちゃんで、何なら生まれたばかりで助産師さんに抱えられてるってことくらいだ!

 

いや意味わかんねぇよ?どうして?どうしてこうなった?

 

みんな大好き異世界転生なの?脈絡もなく?

 

なんか俺にチート能力でもあるの?え?え?魔法でも使える?感覚的に何も変わらな……ごめん嘘ついた。一応成人してたんだ。仕事もしてて休みだったんだ。

 

大人の体と赤ん坊の体ってこんなにも違うんですね(現実逃避)腕が動かねぇ!

 

「お母さん見てください!元気な男の子ですよ」

「ああ、小さな手……私の所に来てくれてありがとう、カイト」

 

どうやら俺の名前はカイトらしい。ごく普通の名前っぽいが果たしてどんな漢字で書くんですかねぇ?

 

カイト……一般的につけるとしたら 海斗 海人 海翔 とかだろうか。

海ってついている時点で既に固定観念にとらわれている証拠。捉えられまい… 

 

捉えられてんだよなぁ

 

しかしこの世界が前の世界と同じ感覚であると言えるならばの話

 

さっきの母と助産師さんの口ぶりからするに男女比がとんでもねぇ世界ではなさそうだ。ちょっとがっかりとかしてないよ?本当だよ?でもでもまだ貞操観念が逆転してる可能性が微粒子レベルで存在している可能性が!

 

まぁいいや。もしかしたら前世ではキラキラネームと言われるものがこの世界では普通なのかもしれない。大人になった時に名前呼ばれて恥ずかしい思いをしないのかもしれない。

 

いや、本人にとってはずっとそれで呼ばれてるから平気なのか?

 

話がそれるな。

 

えーとなんだ?ああ、曹操。キラキラネームよ。もしかしたら海斗とか海人じゃなくて、魁斗かもしれないし凱斗かもしれない。大穴狙いで禍威徒かもしれない。

 

悪いけど禍威徒だったらぐれる自信がある。お前の血は何色だぁ!!

 

「かいと君ですかぁいいお名前ですね」

「ええ、強く育って欲しくて」

 

おやおや?「かいと」と言う名前に強くなるってワードはおかしくないかい?マイマザー?

まってまってマジ?マジで禍威徒の可能性微レ存?(わざわい)招いて威厳かもし出す使徒的な?ぐれるぞ?

 

「北や南があるなら西や東があってもイイでしょ?でもそれだと語呂が悪くなるし。それで陸海空のどれかにしようって夫と話してまして。陸と空はやっぱり語呂が悪くて消去法で海になりまして」

 

海斗じゃないか(安心)

 

いや安心じゃねーよそれじゃ本当に肉のお兄さんになっちゃうし、そもそもその名前の決め方ひどくないっすか?どうすんの?学校で名前の由来聞いてきなさいって言われたら。

泣くぞ?今こうして自我があって聞いてなかったら泣くぞ?泣きながら殴るぞ???

 

「えっ……それは(困惑)」

「なんて冗談で、海を飛ぶって書いて海飛です」

「ああ冗談ですか!はははビックリしましたよ!」

「ふふ」

 

 

ああああああああああ俺もびっくりしたよおおおおおおおおおおおおおお

 

 

「まぁ、当初は本当だったんですけどね(小声)」

「え?何ですか?(難聴)」

「いえ?何でもないですよ」

 

お れ は き き の が し て な い ぞ

 

こいつ!もう少しで俺を世紀末の人間にしようとしてやがったな!?核の炎に包まれるぞ!

 

ん?なんだ?

 

正しく北斗の世界の住人になっていたかもしれないと戦々恐々していた時ふと目に入ってきたものが有る。

 

それは金髪で頭にリボンを付けてあり、赤茶の様な色を基調とし、黄色い線が数本入っているワンピースのようで、しかし真ん中から下はドロワーズのようになっている。

 

俺はそれを知っている。そう・・・それはまさしく。

 

 

ヤマメですか(興奮)

 

「あら?この子もう勃起してる」

「強い(強い)」

「将来はプレイボーイですかね?」

 

雑誌かな?ってヤメロォ!

 

色々突っ込むことがアンだろうが!いや突っ込むって(意味深)じゃないからね?!ボケに対しての突っ込みの方だからね!!!!

 

 




海飛 この小説の主人公

肉のおにいさん ダンベル何キロ持てる?
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