ISだと思われるこの世界   作:ekusyd

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お ま た せ


11話

 「ネタで仕込んだ物が真面目に誤字だと思われた僕の気持ちが分かる人は素直に手を挙げてください」

 

 誰も手をあげねぇ。

 

 そらそうか居るわけないよな。

 だって俺が勝手に嘆いているだけだし、前回投稿したの4カ月前だし。

 

 そもそもこのメタな発言に対しのってこれるのは一夏君くらいだろう。

 

 でもその一夏君は千冬に叩きのめされて気絶している。

 

 あんな自己紹介ともいえない自己紹介するから……。

 え?俺は良いのかって?

 

 HAHAHA愚問だな君たち。ダメだからこそさっきから千冬にチョーク投げられてるんだぜ?

 

 全部避けてるから後ろの娘に被害がいっているけれど。

 

 ごめんね後ろの娘。

 

 しかし千冬もひどいよな?あんなにお兄ちゃんラブだったのに冷たい目で見ながらフルスイングでチョーク投げてくるんだぜ?

 しかもフェイントしかけてきたりもするし。

 

 お兄ちゃんの事が嫌いになってしまったのかな?

 

 ネタを分かってくれる人もいないし、千冬はチョークを投げてくるしオジサン悲しい。

 

 

 

 ?

 

 なんだか視線を感じる。  

 

 !

 

 ヤマダセンセイ!ナズェミテルウンデス!?

 

 なんだ?何の熱い視線なんだ!?

 

 ”わ” ”か” ”り” ”ま” ”す” 

 

 

 ( ^ω^)・・・

 

 

 山田せんすぇい。貴女も此方側(作者)だったのかですね……。

 

 

 『わかりますよ海飛君!寂しいですよね』

 『おお!山田先生あなたって人は!』

 『頑張って面白いと思ってもらえるようにネタを仕込んでも、気づいてもらえないときとか理解してもらえないときはやる気を失ってしまいますよね』

 『そうなんですよ!このネタ使いたい!ってなった時、話の流れで出せれるように調整するのにそんなネタに限って不発に終わるんですよね』

 『わかりみが深すぎまヒュッ』

 『ヒュッ?』

 

 俺が同志山田先生とアイコンタクトで会話をしていると、急に過呼吸の様になってしまった山田先生。

 

 いったいどうしたのかと視線をさまよわすと、そこにはどす黒い殺気を放つ千冬がいた。

 クラスの全員が顔を青ざめているのが分かる。それほどの殺気だ。

 

 俺にも、いや俺だからわかるものが有る。

 

 これはあれだ。嫉妬ですね。

 

 昔もありましてね。

 

 あの時は何だったかな。高校の時だったような気がする。火野さん居たし間違いないだきっと。

 この世には最近出てきたのにまるで昔からいた幼馴染のように振る舞い洗脳していく者もいるから油断ならないけど。ゴトランドとか。

 

 なんて事を考えていると千冬が殺意がこもったチョークを投げてきた。

 

 今までのチョークと比べても、スピード、角度、回転、力のかけ具合、殺傷能力

けた違いだ。

 

 「ふごっ」

 

 だが、俺なら避けれる!

 

 その代わりに後ろの娘が犠牲になるがな!!!

 

 「千冬様の投げたチョークに殺されるなら本望♡」

 

 平気そうですね。

 なんだか周りの娘たちから「いいなぁ」って声が聞こえる気がするけれど気のせいだろう。

 

 気のせいじゃなくても気のせいだという事にしておけば僕が幸せになれるからな。ハハ。

 

 「懺悔はすんだか?」

 「まぁ落ち着いてくださいよ大空先生?」 

 「私は常に冷静沈着だが?」

 

 冷静沈着な方はチョークを投げたりしない。あと殺気も出さない。

 

 「じゃあ何に対して怒ってるんです?」

 「怒ってなどいない」

 「いや、怒ってるでしょ?」

 「怒っていない」

 

 怒ってます(確定)

 

 怒っているのは間違いないがどうしたものか。

 原因はやーまだ先生とのアイコンタクトによる会話からくる嫉妬で間違いない。

 

 間違えようがございませんことよ。おほほほほほ。

 何年千冬の兄をやっているとお思いで?

 

 え?だったら早く解決しろって??

 

 馬鹿だなおめぇー。原因が分かっても解決方法が分かるわけじゃないんだゾ。

 毎回答えが変わるからな。

 

 どうしたものかと悩んでいると一夏君の霊圧が戻ってきていることに気づく。

 むくりと起き上がり。

 

 「海飛兄に対しての嫉妬なんだから海飛兄が千冬姉に抱き着けばばんじオゲッ」

 

 なんという事でしょう。せっかく復活した一夏君は千冬の手によってまた沈められてしまいました。

 

 一夏。お前の事は忘れんぞ。

 

 「まだ死んでないよ海飛兄」

 

 一夏は犠牲になってしまったが解決への道筋が見えた!

 

 「千冬」

 「大空先生だ!今は教師と生徒おっほおおおお!?」

 

 おおよそ冷静沈着(自称)な人が出していい声ではなかったがこのまま行こう。

 そうだ、このままいけば周りの千冬に対する「え?」みたいな視線が気にならなくなる!

 

 「悪かったな千冬。お前を前にして山田先生と見つめすぎてしまった」

 「あ・・・ああ・・・あう」

 「だがな千冬。俺も寂しいんだ。こんな年になって女子高に強制入学させられて」

 「あ……ア……アア」

 「周りは一回り以上年下ばかりで年齢の近そうな山田先生に安堵してしまったんだ。ごめんな千冬」

 

 千冬は何も言わず沈黙を貫く。

 

 そのことにダメだったかと内心焦るがどうも少し様子がおかしい。

 心配になり千冬の顔を覗き込むと、茹でダコになって目を回している千冬の姿があった。

 

 ふむ。

 

 まぁ、取り合えず一件落着……かな?

 

 ああでも、千冬に対するみんなのイメージが壊れてしまったかもしれない。

 その事に関しては後からクレームが来そうだが。その時はその時だ。よく言うだろ?理想と現実は違うのだよ。




ゴトランド……艦これから。初期艦の内の一人
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