ISだと思われるこの世界   作:ekusyd

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前回に引き続きありがとうございます。


この小説の投稿頻度ですが週に1~2回程度投稿できればと思っています。

もし書きたくてしょうがないネタができた時や、執筆が進んでしょうがないときは投稿回数が増えるかもしれません。

が、基本1回くらいだと思っていてください。最悪2週間に1回になるかもしれませんが・・・・・・・・


4話

 なんで血みどろ何ですかね?

 

 ちょっと床汚さないで下さいよ。

 

 血って落とすの大変なんですよ?わかってるんですか?

 

 あれかな?この夫婦仲良さそうに見えて実はお互いがお互いにけん制しあってたから、いつか殺りそうだなぁとは思ってたんですけどね?

 

 まさかこのタイミングだとは思うまい?

 

 たった今家族増えたばっかりだよ?一人減るの早くない?

 

 え何?大空家定員4人までなの?5人だから一人消したの? 

 

 「急にアベシッて言いながら吐血しちゃって、お母さん困っちゃって」

 

 なるほどですねー。

 

 それってつまり俺のせいって事ですか?(疑問)

 

 俺のせいか(納得)

 

 俺のせいだな(名推理)

 

 たまにはそうい時もあるよね。気にしないでおこうか。

 

 「で?何するの?」

 

 父だったものを左に蹴ってどけながら母に困りごとを聞く。

 

 え?父さんが吐血した事だろって?

 

 そんな訳ないじゃん(確定)

 

 「実はね?千冬ちゃんと一夏君の部屋を掃除しておくの忘れちゃってて」

 

 ほらね?

 てか忘れるなよ。今日迎えに行くって決めてたんだろ?それで何故忘れれるのかコレガワカラナイ。

 

 まぁこの親の事だ。どうせ二人が家族になることが楽しみ過ぎて忘れたとか、俺にサプライズするつもりでいたからあまり疑われるような行動に出れなかった―とかそんなしょうもない理由だろう。

 

 ただま、寝る場所もないんじゃあの二人もこの家に来た意味がない。

 

 流石にリビングのソファーで寝ろんなていえないよな。

 

 え?俺がソファーで寝て俺の部屋と布団で寝かせればいいって?

 

 

 

 お前それ本気で言ってんの?

 

 仮にも海飛君男の子ですのよ?思春期真っただ中の中学三年生でしてよ?

 

 いや、部屋にあげるのはいいけどさ布団使われるのはちょっと……

 

 くさいなんて言われたら立ち直れる気がしない。

 

 僕はそこまで訓練されてないのでそれで喜ぶようなドⅯじゃないんで。

 

 第一千冬の方が嫌がるだろうよ。

 

 あれ?言ってて悲しくなってくるのはなんで?

 

 「で?どの部屋を掃除するんだ?」

 

 この家って意外と部屋数がおおいのよね。

 

 今まで3人家族だったのに部屋数が6もある。

 

 そのおかげでお客さんが泊まることも出来るし、こうして千冬たちの部屋を作ることができる。

 

 「この部屋ね」

 

 母さんが一つの部屋を指す。

 

 なるほど俺の部屋の隣か。

 

 順当と言えば順当か?

 

 ちなみに階段に近い方から父さん、母さん、俺の順になっている。

 

 え?夫婦の部屋が分かれてるって?

 

 当たり前だろ何言ってんだ。今どき夫婦同じ部屋とか幻想郷入りしちまってるよ。

 

 「一部屋なのか?」

 「一夏君はまだ小さいし、それにお姉ちゃんと一緒の方が落ち着くでしょ?」

 

 なるほど。この親にしては考えているんだな。偉いぞ(上から目線)

 

 「それもそうかもしれんけど、一応聞いてみたほうがよくない?」

 「んー仲は悪くなさそうだしいいと思うけど。そうね聞いてみましょう」

 

 俺も悪いとは思ってないが確認しておいた方がいいだろう。千冬も思春期なんだ。いくら弟が5歳だからと言って、いくら仲がいいからと言ってもずっと一緒なのはどうかなと。

 

まぁ、今まで一夏を守ろうとしてたんだからむしろ離されることに焦りに似た何かを感じるかもしれない。

 

 むしろそっちの方が可能性高いな。どれくらいかっていうと富士山位。……まだ小さいな。てんで小さい。富士山なんかくそだ。エベレスト級やな。うん。しっくりくる。

 

 若干何かを敵に回した気がしたが気のせいだろう。

 

 さて、リビングに戻れば一夏はまだ寝ており千冬は静かに見守っていた。

 

 「あらあら。うふふ」

 

 あらあらうふふ、まさか実際に聞くことになるとは思ってもいなかった!しかも実の親から!

 

 なんかエッチだよねあらあらうふふって。

 

 フフ怖じゃないぞ?フフ怖さんはあれだから大体の作品だと噛ませだから。

 

 たまにイケメンが混じってたりするけどあれ偽物だから。正体深海棲艦だから。

 

 「おい、千冬ちゃんや」

 「…………なんだ?」

 

 すっごく嫌そうな顔いただきましたありがとうございます僕の心は折れたのでお布団に行きますおやすみなさい。

 

 しかしそうは問屋()が許さない。

 

 踵を返して部屋に行こうとした俺の首根っこを掴んできた。

 

 首が!

 

 「まったく。千冬ちゃん?あなた達のお部屋を準備するのだけれど、一夏君と一緒の部屋で大丈夫かしら?」

 「あ、はい。全然大丈夫です」

 

 やっぱりね♂

 

 んじゃ部屋を片し始めるかね。

 「私も手伝います」

 「いいよ、それよりも母さんと一緒に飯でも作っててくれよ。」

 「あら!いいわねぇ!あんたも偶にはいいこと言うじゃないの!」

 

 一言余計なんだよなぁ?

 

 偶じゃねーし、いつもだし。

 

 俺は母さんと千冬を置いて死体が転がっている2階へと足を向ける。

 

 2階に上がればそこにはやはり父だったものが転がっているがその姿は先ほどまでとは違う。

 

 具体的に言えば蹴ってどかしたので無造作に転がっていたのに、今はヤムチャしてる。

 

 うんまぁもともと死んでないんだどね?

 

 「いつまで死んだふりしてんだ?早く片付けるぞ」

 

 声をかけても微動だにしない。

 

 これはあれだ若干拗ねてる時の反応だ。

 

 いい年したおっさんが原因不明のスネチャマになってしまった。

 

 いつもなら母さんのキスで復活するのだが、生憎と今は晩飯の準備中。

 

 どうしようもない、しょうがないから一人でやるかと今までならなっていた。

 

 しかーーーーし今日からは違う!

 

 何を隠そう千冬ちゃんがいるのだ!!

 

 そしてその千冬ちゃんは今母さんと共に料理中。このことから導き出せる答えは?

 

 「千冬ちゃんの手「何をぼさっとしている海飛。量は多くないが重たいものが多いし埃もたまってる。」料理が待ってるぞ?早くしろよ」

 

 

 速いよねー

 

 言い終わる前には既に部屋の片づけを始めてるんだもの。

 

 「千冬ちゃんの手r」この時点で起き上がって、「てるぞ。」の時には床に飛び散っていた血が体に戻り。しろよと言い終わった時にはすでに荷物を持っている。

 

 恐ろしくすばいやい動き、俺でなきゃ見逃しちゃうね。ついでにSANチェックも入る。

 

 だってそうだろう?床に飛び散っていた血の海が自動的に体に吸収されてくんだぜ?

 

 それも口や鼻はもちろん目、耳からも入っていくんだ。

 

 俺?俺はもう見慣れたし自分でもできるから(遠い目)

 

 元気100倍父さんマンと化した人と共に部屋を掃除し始める。

 

  自分で言うのもなんだけど、俺は結構力持ちだ。そして元気百倍父さんマンになったあの人は力も凄ければ動きも凄い。最小限の動きで埃も舞い上げずにどんどんと荷物を出していく。

 俺いらないんじゃないかな?なんて思いながらも上から順に埃を落としていく。

 

 掃除において上から順番なのは鉄則。床などをやってから電球等上にあるものをやる人はド素人だ。重力を学びなおした方がいい。

 

 掃除を終えて布団を出す。うちはベッドじゃないんだ。

 

 あれ?そういえばあの二人は布団で大丈夫なのだろうか。

 しまったなそこらへん確認しておくのを忘れた。……どうせこの人たちも確認してないだろうし後で聞くか。

 

 ガバガバなんだよなぁ。

 

 布団も敷き終わり終わりかなって思ったところで時間を見る。

 

 10分しか経過してねぇ……。張り切りすぎだろあの人。後で反動来ても知らんぞ。

 具体的に言えばぎっくり腰。

 

 さてさて、準備も終わってしまったし一夏の様子でも見に行きますか。

 

 決して疲れてはいないけれどなんか疲れた。

 

 リビングを覗くとそこにはすやすやとまだ寝ている一夏とムスッとした顔でソファーに座る千冬の姿が。

 

 何が・・・あったんですか?

 

 「マザー?一体何が?」 

 「あら~~~~~~~~」

 

 OK察した。

 

 きっとこれは聞いちゃいけないやつですね。

 

 触らぬ神に祟りなしってね。むくれている千冬はほおっておいて一夏を起こす。

 

 「一夏おきろ」

 「……(_ _)。゜zzZ」

 

 これは完全に寝てますねぇ。

 

 寝る子は育つってか?この子が将来ヒロインたちに囲まれて鈍感系主人公として君臨するんだなと思うと……。

 

 「(⊙o⊙)ふぎゅ」

 

 ちょっとムカついたので鼻をつまんだけど俺は悪くない。

 

 

 

 しばらくムクれた千冬を不思議がる一夏と共に晩御飯ができるまでの間遊んでいた。

 

 

 

 

 「あの……今更ですがなんと呼べばいいですか」

 

 机を囲ってご飯を食べているときいきなり千冬が聞いてきた。

 

 あまりにも急だったので何のことか一瞬わからなかったが俺たちの呼び方だろう。

 

 「あらあらあらあら、そんなのお母さんでもママでお母様でもなんでもいいのよ~」

 

 右手を頬にやりながらあらあら言いつつちゃっかりお母様呼びを候補にしている母と

 

 「お父さん、とおさん、パパ、お父様、とーさま

 

 やはり通報が必要なのではと思われる父。

 

 「まま~ぱぱ~!」

 

 「「っ!!!」」

 

 一夏のまま、ぱぱのこうげき。きゅうしょにあたった。

 

 2人とも胸を押さえてキュン死すんでである。

 

 楽しい家族だな(慣れ)

 

 「兄ちゃんでも兄さんでも名前でもなんでもいいや」

 

 俺は俺で適当でござる。

 あまり兄であることを自覚すると死ぬからな。あの千冬が俺の妹だと!?うっ!てなる。

 

 「じゃあ……かいとおにーちゃん」

 

 ガッシャーン!!!

 

 千冬のお兄ちゃん呼びに、俺は心臓のあたりを抑えながら床に倒れ伏すのであった。

 

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