「どうして助けるのに半年かかるんですか」(憤怒)
千冬に正座させられ石畳を置かれていた束を助け、しばらく悶えた後に開口一番意味不明な事を言ってきた。
半年?何のことだ?時間にして1分程度だろう。
俺は束の言っている事が解らず首をひねる。少し考えるがやはりわからないので直接聞いてみることにした。
「何のことかわからんな。1分くらいだろ?」
「いいや!最後に投稿したのが8月4日で今はもう2月じゃないか!」(憤怒)
何を言っているんですかね?(すっとぼけ)
ははーんさてはこいつ電波系少女ってやつですな?……うんまぁ原作的にそうだろうとは思っていたけれど。だからこそそこまで驚きはしない。
しかし助けてあげたのにお礼どころか文句を言ってくるとは何て礼儀のなっていないな子でしょうか。これは解らせなきゃいけませんねぇ(ニチャア)。
「お前が何を言っているのかわからないし、助けてやったんだ。礼はもらっても文句をもらう筋合いはないぞ」
「お前!これ見てみろよ!私の白魚のような艶々の足が真っ青になってんだぞ!?しかも正座しすぎてしびれているどころか感覚なくなってんだぞ!」
白魚のような足って実際どうなんだろうか。滑ってそう(小並感)
こやつめ俺に脚を見せてくるとはなかなかいい度胸をしているじゃないか。何を隠そう俺は脚フェチでな。足と脚は別物としてとらえるくらいにはフェチだ。
足はくるぶしより下。脚は付け根から下という独自の認識をしている。ちなみにどちらの脚も好きだ。
太ももは細いのはいただけない。やはりむちっとしたものでなければ。
ハイソックスを履いた時に肉が乗るくらいがいい!さてさてそれを踏まえてこのウサギ自慢のおみ足を拝見させていただきましょう。
ふむふむ。ピチピチとして若さ溢れる肌に、自賛するほどの白さ。なるほどなるほど。しかし太ももが細いな。大丈夫?ちゃんと食べてる?
千冬を見習えよ。筋肉質ではあるがムチムチとして弾力もあり本人は気にしているようだが少し肉が乗っている。
力めばゴリゴリになるが普段はむちっとやわらか戦車。やはり千冬は最強か・・・・・・。
おっと話がそれた。
ウサギの脚だな。
「80点」
「何人の足に点数つけてくれてるんだコラ、しかも100点じゃないってどういことだあ”あ”ん”?」
兎がすごんできた。コワイコワイ。
「俺の好みとしてはもっと太ももに肉がついていてほしいな。太ももなんだから太くて当たり前だろう?それにお前の脚は少し白すぎるな。もう少し太陽の光を浴びたほうがいい。健康的に見えるしエロさもます。小麦色になるくらいでもいいぞ。ただ小麦色になるに至って絶対に必要なのは日焼け跡と今の白に線で分かれていることだな。グラデーションにではなくくっきりとわかr「もういいから!!!」……ぬぅ」
俺としてはまだまだ語り足りていないのだがさえぎられてしまった。残念である。
そういえば感覚が無くなっているって言ったな。……確かめてみるか。
「おいこら何しようとしている」
「なに、調べるだけだ」
「やめろ!こっちに来るな!さわりに来るな!」
ふへへへへへへへ女子高生の生足でござるよおおおおおお
「「・・・っ」」
俺が束の感覚がない(自己申告)脚を触ろうとしたとき殺気を感じた。
その殺気は間違いなく俺の背後から来ているもので、俺の背後にいるものとすればそれすなわち千冬のみ。つまりこの殺気を放っている正体は千冬である。
「さっきから人が黙っていればいちゃいちゃいちゃいちゃ!」
ユラァという表現がここまで似合う感じになった千冬は本気で怒っている証拠である。俺限定で。しかも女が絡んでいるとき限定で。
今回はユラァの他にゴゴゴゴゴゴゴゴゴと効果音が聞こえてもおかしくない。
「ち、千冬さん?いちゃいちゃなどシテオリマセンヨ」
「そそそそ、そうだよちーちゃん!そんなことしてないよ!」
妹に対して情けないだって?
知るか!俺のちっぽけな誇りやプライドなど命の前では邪魔でしかないのだ!
いいか!?今の千冬はただの千冬ではない!スーパー地球人千冬なのだ。下手をしたら次のコマで俺の首は胴体とおさらばしている可能性もあるんだ!
そんなのは嫌だ!ならここは生き残ることを最優先にしていかなくてはならい。
つまり!
「兄さんは正座しようか」
「……はい」
はい、じゃないが。
しかしここははい以外の答えはないのだ。はいorイエスなのだ。
選択肢なんてあってない。あるとすれば言語の違いか言い方の違いだろう。結果は同じ。
反対なんてした日には……。
「束……お前はファラリスの雄牛」
「処刑ですか!?いくら何でもひどくないですか!?」
あ、このバカ兎!
「ほう、そうかそうか反論するか」
「反論になるの!?なるならするよ!死にたくないもん!」
「大丈夫だお前は殺しても死なんことぐらい私はよく知っている」
君はあと何回殺せば死ぬのかね?
「兄さん」
「はい」
「石……抱こうか」
「…………はい」
余計なことは考えてはいけない(戒め)
俺は石の重みに苦しみながら、千冬がどこから用意したのかわかりたくもないファラリスの雄牛に束を連れて行くのを見て考えることをやめた。