野良エレクトリアちゃんが人助けをするようです 作:oldsnake
さて駄文な作者で何処まで行けるか…。
エレクトリアとは体長20cm、手のひらサイズの小さな人型デバイス… では無くパートナーと言っても差し支えない。
そんなパートナーでエレクトリアは浸透して行き、家電の電源や照明のオンオフ、更には公共交通機関の制御の一部まで…。
そんな居なくてはならない重要なパートナーであるエレクトリアであるが、様々な理由で主人を無くしてしまったエレクトリアがいる。
主人が事故に…。または逸れてしまった。はたまた捨てられた。虐待され…。
そんな中ある変わり者がいるらしい。
一定の野良エレクトリアのグループに属していなく人やエレクトリアを助ける事が趣味で自分の事が二の次になってしまうらしい。
そんな、お人好し野良エレクトリアちゃんの物語…。
ショッピングモールは人々で最大に賑わっていた。バトルスポットと呼ばれるエレクトリアとバトルシステムと呼ばれるMPCと戦う娯楽も様々な主人とエレクトリアで賑わっていた。
そんな、主人達とパートナーであるエレクトリア達がバトルでスコアポイント勤しむ中、風船を子供に渡す一人のエレクトリアがいた。
「はい、どうぞ。」
「ありがとう!貴方お名前は?」
「名前〜… 私に名前なんて物は無いからな〜。ノラとでも呼んでくれ。」
「ノラって言うの?貴方の主人は?」
「ぐ……… そこら辺にいる。そんな事より親御さんが来ているぞ?」
「あっ…!本当だ!ありがとうねノラちゃん!ってアレ?居なくなっちゃった…」
数時間後…
野良のグループ、そこには様々な野良のエレクトリアがいる。グループの種類は様々、協調的で寛容なグループや排他的なグループまで…。
その一つのグループ、ある廃工場の一角には変わり者のエレクトリアとグループのリーダーであるエレクトリアが話をしていた。
「また人助け?全く最近は色々と物騒だと言うのに…。全くもってお人好しじゃな。」
「趣味みたいな物だからいいだろ?それよりバトルスポットの景品を取ってきたぞ。これで皆んな非常時に武装出来るだろ?」
「そうじゃが〜…。お主レイブレード1本で良く優勝出来るの…。マスターも居ないのに参加したりなんて芸当お主しか出来ないからありがたいが。あまり無茶するんじゃないぞ?名無し」
「じゃ私はそろそろ行くぞ?あっ… 他にソンチョウにプレゼントがあるんだ。これを見てくれないか?」
そう言うと重たそうに布の掛かった大きな装備を引っ張り出してきた。ソンチョウと呼ばれるエレクトリアは布を取る。そこには巨大な砲身が四つある巨大なバックアップ装備だった。
「お、お主…!カルテットキャノンなんて物どこで手に入れて来た…ッ!こんな高価な物…!まさか盗んで来たのか?お主!」
「違う違う、景品で手に入れた私には無用な長物なアダプターシェルと交換してくれ。って片っ端から声を掛けてやっと交換して貰ったんだ。ソンチョウは射撃得意だろ?その時に最近物騒だからさ、持っておいて損は無いはずだ。」
「こんな物いいのか?下手したら野良なワシらじゃ二度と手に入らないのじゃぞ?」
「いいさ、ソンチョウの驚いた顔を見れただけで私は幸せさ?好き使ってくれ、それで私は嬉しいからさ」
「そうかこう… 分かった。本当お主に何も恩返しも何も出来たらんのぅ…」
「じゃ、またな〜」
変わり者のエレクトリアは笑顔で手を振りグループを去って行き、のらりくらりと歩き始めた。
野良エレクトリアちゃんは剣士です。
そしてお人好しです。
色々なグループを行き来しています。
そんな野良エレクトリアちゃんは何故野良に?
ソンチョウ
あるグループのリーダー。周りから村長、村長呼ばれている内にソンチョウって名前になった。
射撃が得意らしい。
近接はからっきし。