戦姫絶唱シンフォギアRTA〜神の門を撃ち落とす日〜   作:後藤さんのゲッターすごいのね〜‼︎

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 自分でこの文章を書いていてドン引きしたので初投稿です。なんだこいつら‼(驚愕)



幕間2 SAKIMORIと愉快な仲間たち

子供のころから両親に、いや母から認めてもらいたかった。

 

だが母は祖父の訃堂に孕まされた挙句、私を生んだ直後に亡くなり父は私を捨てた。両親から望まれぬまま生まれ少しも愛してくれずに育った私をきちんと見てくれたのは奏と零だけだった。

 

しかし昨日のライブの件で奏は意識不明の重体となり二年経った今でも走り抜けた代償としてかベットの上で眠っている。そして零はライブの件が一区切りつき、空いた時間で零の家に尋ねると零が切ったと思われる髪だけを残しどこかへと消えていた。

 

 その日から私は現実からのがれるため、そしてつらいことから目を背けるためにアイドルとして様々な仕事に集中するようになった。順調にアイドルとして成功していたある日ふとこんなことを思ってしまった。

 

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 最初はなんて馬鹿なことを考えているんだと思い笑って済ませた。だが日が経つにつれてその思い、いや疑念は日に日に大きくそして膨らんでいった。

 

 零に捨てられた。捨てられていない。捨てられた。捨てられていない。捨てられた。捨てられていない。捨てられた。捨てられていない。捨てられた。捨てられていない。捨てられた。捨てられていない。

 

 ステラレタ。ステラレテナイ。ステラレタ。ステラレテナイ。ステラレタ。ステラレテナイ。ステラレタ。ステラレテナイ。ステラレタ。ステラレテナイ。ステラレタ。ステラレテナイ。

 

 すてられた。すてられてない。すてられた。すてられてない。すてられた。すてられてない。すてられた。すてられてない。すてられた。すてられてない。すてられた。すてられてない。

 

 矛盾した考えが螺旋した階段のように重ねられ、次第に視界が狭まり、呼吸ができなくなり過呼吸となる。脳に必要な酸素が供給できなくなり思考がまとまらずぐちゃぐちゃになる。そして…。

 

 

 

 あれ?さきもりってなんだっけ?かなでってだれだっけ?れい。れいはどこ?どこにいったの…れい(おかあさん)…。わたしをおいてかないで…おかあさん…。

 

 

 

***

 

 

 

 わが悲願の実現のために様々な準備をするためかつ人目につかぬためにこんな田舎に居を構えていた俺の元に奇妙な奴が現れた。なんでも俺の伝手(パヴァリア光明結社)でいつか出したメイド募集を聞いてやってきたという。

 

 だがこいつは俺を容姿で評価するどころか主として俺に付き従い、俺の食事の用意・洗濯・掃除といった身の回りの世話だけでなく庭の手入れに食材といった日常必需品の仕入れといった様々なことをすべて一人でこなしていた。その後ろ姿はどこかで…。って何を考えているんだ‼俺は‼そんなことよりわが宿願について考えなければ…。

 

 

 

(少女考察中…)

 

 

 

 そんなこんなで押しかけてきたやつをメイドとして雇って数か月経った。やはりこいつ、零は優秀だ。しかも密かにこいつの身体を調べ、錬金術師ではないことは確認済みだ。スパイの可能性もないもう信頼できる部下の一人。いやたった一人の信じられる生きている部下だ。ある日ふとなんでこいつがこんな辺鄙な田舎にやってきたのかが気になり、聞いてみることにした。するとやつの口から意外な人物の名前が出てきた。

 

 

「サンジェルマンさんからの紹介できたんですけど…」

 

「お前と奴の関係はどういったものなんだ」

 

「旅の途中に疲労で倒れたところを助けてもらい、さらにお金に困ってた私にお嬢様のところを紹介してもらったんです」

 

「なるほどな…」

 

 零の入れた紅茶を啜りながら落ち着いた雰囲気で零の返答を聞くが、俺の中では怒りで荒れに荒れていた。ふざけるな‼なぜ俺の零に触れた‼許せない‼許されない‼俺のママを…。待て…?俺はいま零のことをなんと言った…?

 

 なぜ零をママと呼んでしまった?零はなんでもできる。特に料理ができる零がママなわけがない。そうだ零はママじゃないんだ。ママじゃないったらママじゃないんだ…。それに紹介者がサンジェルマンだと…?これは結社が俺の計画に勘づき始めたか…?

 

 気持ちをお茶を飲むことで落ち着かせて俺は零の家事する姿を眺めながら思考を巡らせていった。

 

 

 

(数か月後…)

 

 

 

 しばらくして二人っきりの生活が突如終わった。理由は単純明快。零がこの城、チフォージュ・シャトーを去ったからだ。朝食を終えて零のわがままを内容も聞かずに受け入れ、夕食の時間となったころのことだった。

 

「零‼どこだ‼もう俺は腹が減ってる‼さっさと飯を…」

 

 いつまでたっても零がやってこないため、零に与えた部屋に行くとそこはきれいに片付けられており何もなかった。机の上には『お嬢様へ』と書かれた手紙が置かれていた。

 

「零…まさか…」

 

『故郷で様々な気がかりなことを片付けたいのでお嬢様の元をしばらく離れ故郷に帰ります。一年程度離れることになります。それまでの間お嬢様に不都合を感じさせますがごめんなさい。

 

菅原 零』

 

「認めるか‼認めるものか‼」

 

 気づけば俺は叫びながら零の手紙を握りしめていた。いやだいやだ。零が俺のそばから離れるのは‼俺の知らないところで笑っているのは‼

 

 

 

 気づけば一人ぼっちで過ごす日々になっていた。味気のない栄養食を噛み締めながら零のつくった料理を思い出す。なんでもできた零は一年程度で帰ってくると約束してくれた。そのことを心の支えにして過ごしてきたが、ある日その支えは崩れた。

 

 零がいたときに作り終えて零が去った後に起動させて現在は零の監視をさせていたオートスコアラーのガリィから送られた映像を見た瞬間俺は嫉妬で身を焦がれるような怒りで包まれた。それは零が蒼い髪の女と一緒に過ごしている日々の映像だった。

 

 ずるいずるいずるい‼俺はこんな広い城で独りぼっちに寂しく過ごしているのにあの女は零と一緒に過ごして幸せな日々を送っているどころか、あーんでご飯を食べさせてもらって一緒にお風呂に入ってるだなんて‼俺だってそんなことをしてもらってない‼

 

 零は俺のママなんだ‼零に頭を撫でて欲しいし、ご飯をあーんで食べさせてほしいし、一緒にお風呂だって入りたい‼それをあの女…。

 

「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない‼」

 

 俺はガリィに隠し撮らせた零が映るところのみを切り抜いた写真が壁を埋め尽くすほどに貼られている部屋でそう呟き続けた。

 

 

 

***

 

 

 

「なんだというのだ…この聖遺物は…」

 

 暗闇の中、モニターのみが光る研究室らしき部屋で裸となっている女性はそう呟く。だがそれは聖遺物を知り尽くした彼女ではある意味当然だったかもしれない。

 

 イレギュラーこと菅原零が発掘したという弓と思わしき聖遺物は明らかな欠陥品だった。シンフォギアの主武装といっても過言ではないアームドギアの展開が実質不可能なのだから。

 

 シンフォギアシステムはアームドギアを発動する際、展開するための可動・可変ギミックがあるにはあるのだがそのギミックらがたった一つの行動パターンがないうえに、よほど保存状態が悪かったためかそのパターンが読み取れないうえに出力が従来のシンフォギアと比べると弱く、もし仮にアームドギアを展開させようとしてもパワーダウンして強制解除されるのがオチだ。

 

 そのような軟弱な武装では私の完璧なプランに罅すら入れることすら不可能だろう。だからこのシンフォギアに細工しておく必要はない。そんなことを思いながら私はインスタントコーヒーを啜る。

 

 だがどのような武具も使い手次第では化けることがある。私は二課の情報網を用いて作成し、この前訪ねてきた際に何の気まぐれかあの方との日々を語った菅原零の経歴について再び目を通す。

 

 

 


 

 

菅原零について

 

 

 

 政治家の父とその秘書であった母のもとに生まれる。政治家であった彼女の父は風鳴八紘とはよき友と理解者であり共に日本安全保障を守り、二課創設メンバーの一人であった。だがその両親は菅原零が11歳の時に交通事故で亡くなり、父方の祖父母に預けれて13歳まで過ごす。その後は祖父母の了承を得て11歳まで両親と過ごした家で暮らし始める。

 

 なお事故の際に車には細工されていた痕跡があったが事件は事故として処理された。彼らが何らかの知られてはマズいことを知ってしまったことで処理されたのでは?と一部のメディアは報じたがあくまで噂とされた。

 

 二年前のライブの惨劇以前は普通の学生として私立リディアン音楽院の生徒だった。ライブにてどこからか入手したLinkerを天羽奏に渡し立花響というライブの観客を救出後に行方不明となる。

 

 一年半にも及ぶ行方不明期間には日本におらず世界の各地を旅していたことが確認されている。そしてアメリカにて侵入したとある研究所にてノイズの対抗できる装備『シンフォギアシステム』の存在を知り、目的のない流浪の旅から『シンフォギアシステム』の核となる聖遺物探しの旅をするようになる。

 

 その結果イランにて聖遺物の欠片を発掘することに成功し、帰りの旅費を稼ぐためにフランスの田舎にてメイドして半年程度働いてから日本に帰国。

 

 日本帰国後、我々二課にて確保されるが事情を聴き、風鳴弦十郎司令の独断で二課に加入する。余談だが後に菅原零の二課加入は鎌倉からも承認を得ることとなる。裏では風鳴訃堂が手をまわした痕跡が確認された。

 

 

 

作成者:緒川 慎次

 

 

 


 

 

 

 




 マザコン多いっすね…(呆れ)ぶっちゃけシンフォギアシリーズの主要メンバーの母は影が薄いって一番言われてるから…。

 キャロルが伝手を使った際にレズちゃんを疑わなかったのは結社は裏社会だけはなく、表社会にも影響があるためハ〇ーワークみたいなところから一般人から募集したんだとおもっていたからです。あと何でもこなすレズちゃんをみて一時は錬金術師かと疑いましたが、某運命の魔術師みたいに体に魔術回路がなかったため白だと判断しました。(独自設定として某運命の魔術師みたいに体に魔術回路があることにしてます)

 ここだけの話、キャロルはレズちゃんをパパと重ねて見えるようにしようとしていたんですが、レズちゃんとキャロルパパは全く違ったためかすかな記憶しかない母親と重ねるようにしました。

 あとさらりとレズちゃんの過去を出しましたがレズちゃんの父親が二課創設メンバーの一人だと知っているのは二課の関係者の中では風鳴訃堂、八鉱、弦十郎と緒川慎次、櫻井了子のみです。そのほかにもいましたが、司令交代の際に行方不明、不審な死とげたため数が限られています。

 文中の報告書も内容が内容のため上記のメンバーのみしか閲覧していません。

 レズちゃんの親はなんで殺されたんやろうな…?(ヒント:方向性の違い+知っちゃいけないことを…)

RTAパートとキャラ目線のお話を

  • 混ぜるべし
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