来栖暁の鬼滅奇譚   作:ケルン

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第11話カナヲの試練

蒼色の扉の世界

 

カナヲ

「・・・・・・・・でかい蛇?」

 

でかい蛇

「オレサマ、オマエマルカジリ。」

 

カナヲ

「・・・・・私噛られるの?」

でかい蛇

「・・・冗談なんだけど、君反応薄くないかい?」

 

カナヲ

「冗談なの?貴方は誰なの?」

 

でかい蛇

「我、ミドガルズオルム。」

 

カナヲ

「私、試練を受けに来たの。貴方が試験官なの?」

 

ミドガルズオルム

「我、違う其処の箱に三枚のカードが入っているから一枚選べ。」

 

カナヲ

「じゃあこのカードにする。イナンナ・・・誰?」

 

ミドガルズオルム

「戦いの女神であるな。」

 

イナンナ

「此処どこよ?」

 

カナヲ

「あの女性がそうなの?」

 

ミドガルズオルム

「うむ。」

 

イナンナ

「其処の蛇と人間、此処はどこよ?」

 

ミドガルズオルム

「此処はこの娘が試練を受ける為の場所である。」

 

イナンナ

「試練?何のこと?」

 

ミドガルズオルム

「汝も蒼い服装の娘に頼まれたのでは無いのか?」

 

イナンナ

「そういえば何か頼まれた気がする。」

 

カナヲ

「私何をすればいいの?」

 

イナンナ

「私が用意する箱から正しいものを選べばいいわ。面倒くさいから。」

 

ミドガルズオルム

「面倒くさいってそれでいいのか女神。」

 

イナンナ

「文句があるならあんたがやれば?」

 

ミドガルズオルム

「分かった、我がする。」

 

イナンナ

「じゃあ私は還るから後宜しく。」

 

イナンナは還って行った。

 

カナヲ

「あの人還っちゃったけどいいの?」

 

ミドガルズオルム

「構わん、後で後悔するのはアイツだ。我が汝にする試練は、一定時間この宝玉を持って落とさないことだけだ。」

 

カナヲ

「これを落とさなければいいの?」

 

ミドガルズオルム

「時間は三時間、今は重さを感じ無いが、10分毎に五キロ重くなる。」

 

カナヲ

「頑張る。」

 

ミドガルズオルム

「では始めるぞ。」

 

一時間後

 

ミドガルズオルム

「現在六十キロ」

 

カナヲ

「重い。」

 

二時間後

 

ミドガルズオルム

「現在百二十キロ無理をする必要に無いぞ。」

 

カナヲ

「(´;ω;`)」

 

三時間後

 

ミドガルズオルム

「現在百八十キロ、終了だ。」

 

カナヲ

「・・・・・・・」

 

ミドガルズオルム

「汝大丈夫か?」

 

カナヲ

「私、合格?それとも不合格?」

 

ミドガルズオルム

「合格だ。」

 

カナヲ

「何で?」

 

ミドガルズオルム

「何でって我は一定時間落とすなと言っただけで、道具を使うなと言った覚えは無い。汝はイナンナが置いて行った箱を使って落ち無いようにしただけだ。」

 

カナヲ

「何か貰えるの?」

 

ミドガルズオルム

「汝には我の分け御霊を与える。きっと汝の戦いの役に立つ。汝の試練は終わった皆の元へ帰るが良い。」

 

カナヲ

「ありがとう。縁が逢ったらまた逢えるといいね。」

 

ミドガルズオルム

「うむ。息災でな。」

 

カナヲは試練を終えて戻って行った。

 

 

 

 

 

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