来栖暁の鬼滅奇譚 作:ケルン
某日蝶屋敷
ラヴェンツァ
「どうしました?暇そうですが。」
暁
「実際暇だからな。」
真
「そんなに暇ならこの屋敷周辺を探索にでも行く?」
暁
「暇潰しくらいにはなりそうだな。念の為誰かに伝えてから行こう。」
なほ達を探しに行った。
なほ
「暁さん、どうかしましたか?」
暁
「暇になったから少し探索して来ようと思って。」
なほ
「でも暁さん達の服装だと、良くも悪くも目立ちますよ?」
暁
「出来れば着替えたいんだけど、真はともかく俺が着れそうな服は無いだろう?」
きよ
「そうですね、此処は本来女性しかいませんから。真さんはアオイさん達から借りられますが殿方の服は買って来るしかありません。」
すみ
「暁さん達はこの世界のお金を持っていますか?」
暁
「ラヴェンツァの依頼で来たから持って無いな。真は持ってるか?」
真
「世界線が違うとは言え私と暁にとって過去だから、私達の時代のお金を過去のお金に普通は換金しないから無いわね。」
暁
「ラヴェンツァに相談するか?」
ラヴェンツァ
「どうしました?」
暁
「この世界で買い物をしたいんだが、お前が換金してくれるのか?」
ラヴェンツァ
「渡すのを忘れてました。この財布を使ってください。暁のお金をこの世界のお金に換金してあります。」
暁
「ありがとう。出来ればもっと早く渡してくれないか。」
なほ
「これでお買い物が出来ますね。」
真
「買い物なら私も行くわ、着替えの他にも必要な物があると思うから。」
ラヴェンツァ
「その前に暁、この二枚のカードからどちらか選んでください。」
暁
「今度は誰を連れて来るんだ?」
真
「私が引くわ・・・引いたカードは、信念良かったわね暁?」
暁
「・・・何が言いたいんだ?あいつは新体操で忙しいんじゃないか?」
ラヴェンツァ
「それなら問題ありません。彼女に関しては関係者の時間だけ停止しておきます。それとも後ろめたい理由でもありますか?」
暁
「わかった、連れて来てくれ。」
五分後
すみれ
「先輩お久しぶりです、ラヴェンツァさんから話しを聴いて私も手伝います。」
真
「私も居るんだけど?」
すみれ
「真先輩もお久しぶりです。よろしくお願いします。」
真
「私達これから買い物に行くんだけど貴女も行くでしょ?」
すみれ
「はい、ご一緒します。」
暁
「それじゃそろそろ行くか。」
真
「この近くだと、どの辺りかしら?」
暁
「とりあえず適当に観光しながら行くとしよう。」
蝶屋敷から出かけて行った。
すみれ
「先輩は相変わらず女難の相なんですか?」
暁
「何のことだ?」
真
「この世界に来て直ぐに戦ったと聴いたわね。」
暁
「何か、不審者に殺されかけていた女性を助けただけだろう?」
すみれ
「その人、もしかして先輩に一目惚れしているかも知れませんよ?」
暁
「それは無いと思うが?」
真
「私もあり得ると思うわ。」
暁
「そうなのか?」
すみれ
「女性にとっては充分な理由になると思います。暴漢に襲われた所を助けられたんです。白馬の王子様に見えたとしても仕方ないと思います。」
暁
「白馬の王子って、お伽噺じゃあるまいし。」
真&すみれ
「・・・・(相変わらずの朴念仁。)」
暁
「そろそろ着きそうだな。」
すみれ
「そうですね、まずは服から買いましょう。」
真
「他にも見てまわる時間があるといいわね。」
三人は街に入って行った。