来栖暁の鬼滅奇譚 作:ケルン
某日訓練場所前
ラヴェンツァ
「おや、どうしました?」
真
「しばらく戦って無いから錆落としをしたいのよ。丁度いい場所は無いかしら?」
ラヴェンツァ
「特別製の場所を用意出来ますが?」
すみれ
「例えば?」
ラヴェンツァ
「レベルの固定が出来ます。」
カナエ
「・・・・(私達とこの二人はどのくらいの差があるんだろう。今のうちに出来るだけ差を埋めておかないと。)」
カナヲ
「・・・・・・・」
真
「Lv70以下でランダムは可能ですか?」
すみれ
「先輩、刈り取るものを除外を忘れてますよ。私達だけでアレに勝つのは無理です。」
ラヴェンツァ
「確認します。刈り取るものを除外、Lv70以下に固定でいいですか?」
真
「お願いします。」
ラヴェンツァ
「私の後ろの水色の扉を使ってください。」
水色の扉の世界
すみれ
「此処は湖?」
カナエ
「まわりは峡谷?」
真
「山もある。」
カナヲ
「・・・・・」
真
「相変わらずなんでもありね。」
すみれ
「流石ラヴェンツァさんです。」
カナエ
「・・・」
カナヲ
「・・・?」
真
「雑魚は何処にいるのかしら?」
すみれ
「こういう時に探知が得意な人がいると助かるんですけど。」
真
「仕方ないわよ、この世界はあの子と相性が悪いもの。」
カナエ
「探知が得意な人がいるんですか?」
すみれ
「仲間の一人が情報戦の専門家と言っても差し支えがないんです。」
カナエ
「その人って男性ですか?それとも女性ですか?」
真
「女の子だけど、どうかしたの?」
カナエ
「いえ、なんでもないです。」
カナヲ
「・・・・カナエ姉さん、何かが此方に向かって来る。」
カナエ
「何かって?」
カナヲ
「わからない、でも複数の熱源反応があるの。」
真
「あれは、セイリュウ、ケツアルカトル、ビヤーキー、ヴァスキ、モロク、ハヌマーン、アラハバキ、オベロン」
すみれ
「此方は、オリハルコン、アタバク、リリス、セト、チェルノボグ、ロア、フォルネウス」
カナエ
「囲まれてる。」
カナヲ
「・・・・・」
真
「この周辺にいるのはこいつらだけ?」
すみれ
「そのようです。」
真
「ペルソナ、アグネス!『マハフレイダイン』、『金剛発破』。」
すみれ
「ペルソナ、エラ!『マハコウガオン』、『空間殺法』、『マスカレイド』。」
十分後
カナエ
「・・・・・十五体を十分で殲滅。」
カナヲ
「・・・後はいないみたい。」
真
「念のため警戒ね。」
すみれ
「でもカナヲさん、何故敵の接近がわかったんですか?」
カナヲ
「最近知り合ったミドガルズオルムの分け御霊が教えてくれた。」
カナエ
「ミドガルズオルム?」
すみれ
「確か北欧神話に登場する世界蛇のことですよ。」
真
「神殺しの蛇。でも分け御霊ってことは、ペルソナみたいに召喚できるはず。ある程度大きさを調整する必要があるけど。」
カナエ
「カナヲも似たようなことができるの?私のは玉藻の前っていう狐さんだけど。」
真
「蛇神の次は妖狐?」
すみれ
「しのぶさんとアオイさんに確認するのが少し怖いです。」
カナエ
「確かに二人も似たようなものだと思うけど。」
カナヲ
「・・・」
真
「私達の錆落としは済んだから一度撤退すべきね。」
すみれ
「戻ったら二人に確認しましょう。」
四人は帰還した。