来栖暁の鬼滅奇譚 作:ケルン
某日某所
暁
「その屋敷には何人くらいの人がいるんだ?」
カナエ
「子供の女の子が3人と、私達以外の女性が2人です。」
暁
「人手はどのくらい必要なんだ?」
しのぶ
「任務中に負傷してうちに来る隊員の怪我によっては、入院することもあるから3人から5人いると助かります。」
暁
「わかった。怪我の治療にはパールヴァティの他に、サラスヴァティ、キクリヒメ、ガブリエル、食事の世話を含めた雑用にシルキーを子供達の護衛にピクシー、ジャックフロスト、ハイピクシー、屋敷周辺の見廻りにアタバク、ザオウゴンゲン、フツヌシ、メタトロン、でいいかな?」
パールヴァティ
「マスター、子供達の護衛まではともかく屋敷周辺の見廻りが過保護になっています。」
暁
「何を言ってるんだ?本来は女性しか居ないんだろう?」
パールヴァティ
「物事には限度という物があります。見廻りをそこまで物騒にする必要はありません。」
カナエ
「気遣って下さるのはありがたいけど、やり過ぎると人が来なくなるので困ります。」
パールヴァティ
「そうですよマスター、やればいいという訳ではありません。屋敷周辺の見廻りはヤタガラスが上空からの警戒で足ります。」
暁
「わかった。とりあえずそれで決定にしよう、ところで先程からずいぶん静かだがどうかしたのか?」
しのぶ
「少し話についていけていないだけです。そう言えば暁さんは何処から来たんですか?」
カナエ
「何も無い空間にいきなり扉が現れてその扉から出てきたんですよね。」
暁
「そう言えば話してなかった、俺は知り合いに頼まれて来たんだ。知り合いが言うには人食い鬼とその鬼と戦っている組織があるから協力して鬼退治をしてくれないかって、ちなみに俺がいた世界は此処とは違う並行世界の日本だ。」
しのぶ
「並行世界って何ですか?」
暁
「もし、人食い鬼が存在しなかったら鬼殺隊という組織は存在しないそのもしもの世界のことだよ。」
カナエ
「そのお知り合いの方はどんな人なんですか?」
暁
「人を見た目で判断するなっていう典型的な人だよ。外見だけなら何処にでもいそうな女の子だけど実力は化物が可愛く思える相手だな。」
しのぶ
「そんなに恐ろしい人何ですか!?」
暁
「悪いことは言わない何があっても怒らせない方がいい。まして戦うなんて馬鹿がすることだ。」
カナエ
「もう少しで屋敷に到着しますよ。」
暁
「・・・・(やばいかも話を聴かれたかも知れない。)」
しのぶ
「どうかしたんですか?あら屋敷の前に見かけない女の子がいるわ。」
蒼い服装の女の子
「ごきげんよう。」
暁
「先に来ていたのか?ラヴェンツァ」
ラヴェンツァ
「ええ。貴方が其方のお嬢さん達に私の話をしている時に。メメントス替りの訓練場所を用意する必要がありますから。」
暁
「嘘は言ってないだろう?」
ラヴェンツァ
「確かに嘘は言ってないかもしれませんが、か弱い乙女にたいして化物は酷く無いですか?」
暁
「考えられる限界まで強くなって、装備と回復アイテムを用意して、殺すつもりで全力で仲間と戦って、それでも運が良ければ辛うじて勝てる相手の何処がか弱い乙女なんだ!?」
ラヴェンツァ
「・・・貴女がこのお屋敷の主ですか?」
暁
「無視するな。」
カナエ
「アッハイそうです。」
ラヴェンツァ
「少しだけ場所をお借りしたいのですが構いませんか?そこまで広くありませんから。」
カナエ
「構いませんよ。その訓練場所を使えば私達でも強くなれますか?」
ラヴェンツァ
「最低でも貴女が殺されかけた相手の数倍は強くなれますよ。」
カナエ
「場所はどの辺りにしますか?」
ラヴェンツァ
「・・・この辺りをお借りします。」
しのぶ
「わりと奥の方ですけどいいの?」
ラヴェンツァ
「問題ありません。」
暁
「俺は必要な連中を召喚しておこう。来い、サラスヴァティ、キクリヒメ、ガブリエル、シルキー、ピクシー、ジャックフロスト、ハイピクシー、ヤタガラス。」
複数の魔方陣が輝いたカッ!
サラスヴァティ&キクリヒメ&ガブリエル&シルキー&ピクシー&ハイピクシー
「召喚に従いお側にまいりました。」
ジャックフロスト
「ヒーホーオイラの出番が来たホー。」
ヤタガラス
「召喚に従い着任した。」
カナエ
「皆を連れて来るので少し待っていて下さいね。」
カナエは屋敷の入り口に入って行った。