幻想郷一般男子の日常   作:Jr.

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1月1日

 「明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!」

 居間で座卓を囲んで、みんなで声を揃えて、深々と頭を下げる。新年の第一声を終えて、また永遠亭の新しい一年が始まる。

 正月の食事は餅とおせち料理、というのは、永遠亭も、普通の家庭と変わらない。おせち料理は、昨日、師匠と姫様が一日かけて作って、俺と鈴仙さんとてゐさんは、協力して餅をついた。慣れない仕事をしたので、腕や足腰が筋肉痛なのは、毎年のことだ。自分が頑張ったと思えば、お雑煮の餅も、いっそう美味しく感じられる。

 「そういえば師匠、早苗さんに聞いたんですけど、外の世界だと、おせち料理も、『洋風おせち』なんてものがあるそうですよ」

 「あら、そう…洋風のおせち料理、ねえ。上手く想像できないけれど、いったいどんなお料理になるのかしら」

 「ハンバーグ!あとは、スパゲッティもいいわ!」

 輝夜姫様が、即座に反応した。以前出掛けた時に食べて以来、よほどお気に召したのだと思うが、そのあたりだと、普通の料理という感じで、「お正月のごちそう」感は、ちょっと薄いような気もする。とはいえ、師匠にとっては、「姫様が喜ぶこと」が何よりも優先される傾向にあるので、永遠亭の来年のおせち料理は「ハンバーグにスパゲッティにオムライス」とかになるのかもしれない…お子様ランチだな、それだと。

 「涼平君は、今年の抱負とかはあるの?」

 鈴仙さんが尋ねてきた。

 「医者として、薬師として、頑張って勉強して、少しでも師匠と鈴仙さんに追いつけるようにしたいですね」

 「去年も同じじゃなかった?進歩がないわね」

 「全くですね…鈴仙さんは、今年の抱負はどうですか?」

 「てゐのイタズラの被害を、少しでも少なくすることね」

 すみません、去年も同じ言葉を聞いたような気がします…というか、「バカ」と大きく書かれた紙を背中に張り付けられているのに気が付いていないのでは、その抱負を達成するのは難しいんじゃないでしょうか。鈴仙さんに教えてあげるべきなのだろうけれど、こういう時は、本人が気が付くまで、何も言ってはいけない、というのが、どうやら永遠亭の暗黙のルールらしい。

 「まあ、せいぜい頑張ることだね」

 「てゐ、あんたがイタズラしなければいいだけの話なのよ」

 鈴仙さんが何か言うたびに、背中の紙がひらひら揺れる。師匠や姫様から笑い声が起こるが、鈴仙さんは一向に気が付く様子もなく、てゐさんはそれを涼しい顔で眺めている。新年から絶好調だな、てゐさん。

 「ところで涼平、あんた、いつまでウチにいる気なんだい?」

 「何であんたが偉そうに言ってるのよ…涼平君、気にしちゃダメよ?」

 てゐさんの毒舌を、鈴仙さんがフォローしてくれる。てゐさんの口が悪いのと、悪気は(たぶん)ないのはよくわかっているので、大丈夫です、鈴仙さん。

 「ようやく、駆け出しの医者になれたところなんで、一人前の医者になれるまで、もう少し弟子を続けさせてください」

 「しょうがないねえ」

 「だから、てゐ、何であんたが偉そうなのよ…

 まあ、まだまだ見ていて危なっかしいものね。涼平君には、もっと修業が必要だわ。今のままで独立されたんじゃ、診療される患者さんが気の毒だもの」

 鈴仙さんも、けっこう口が悪いよな…まったくもっておおせの通りなので、反論できないのが悲しいが。鈴仙さん、今年も一年、ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。

 「任せて。可愛い弟弟子に、愛のムチをビシビシお見舞いしてあげるから、期待してね!」

 できれば手加減をお願いします…

 「涼平君がいるのは三月までよ」

 師匠の言葉に、部屋の中が急に静まり返る。いや、師匠、そんなに落ち着いてお茶をすすっていないで、もう少し詳しく説明していただきたいのですが。

 「永遠亭に涼平君がいるのは三月まで。いつ言おうかと思っていたのだけれど、いい機会だと思うから、今日ここで言っておくわ。

 いつだったかしら…そう、診療所を始めた日だから、9月1日ね。涼平君のお父様がご挨拶にいらっしゃってね。その時に、話し合って決めたのよ」

 そんなことがあったのか。できれば、本人にも一言相談していただきたかったと思うが…

 「師匠、さっきも言いましたけど、まだ医者として働き始めたばかりだし、勉強しなければいけないこともたくさんあると思うのですが…」

 「そうね。でも、永遠亭に住み続ける必要はないでしょう?自宅から通えばいいことだし、勉強するのはどこでもできるわ」

 「…はあ…」

 「お父様は、そろそろ涼平君に家に戻ってきてもらいたいみたいよ。

 …ああ、誤解しないでほしいのだけれど、涼平君に出て行ってもらいたいわけではないわ。むしろ逆ね。できれば、ずっといてもらいたいと思うわ。でも、そういうわけにもいかないでしょう?将来は独立する、という約束で来てもらったのだし。

 涼平君を見ていると、困ってしまうの。つい、いろいろと教えたくなってしまうのよね。とても熱心に勉強してくれるから。本当は薬の勉強だけでいいのに、医者の見習いまでさせてしまったりね。

 でも、私の方でも、どこかで区切りを付けないと。いつまでたっても、涼平君を手放せなくなっちゃうわ。

 お父様からお話があったのは、ちょうどよかったと思うわ。涼平君、あなたは、もう立派な、一人前の薬師よ。これを機会に、私の下を離れて、自分一人でやってごらんなさい。何か難しいことがあったら、いつでも相談に乗るから」

 身に余るほどの師匠のお言葉に、聞いていて涙が出そうだ。師匠から見て、不甲斐なく感じたことも、きっと多々あったろうと思うのに…

 「…わかりました、残り三か月、今まで以上にしっかり勉強させていただきます!」

 自然に頭が下がる。本当に、残された毎日を、悔いの残らないようにしないといけないな。

 「本当にいい子ちゃんだねえ、あんたは。『出ていきたくないです、もっとここにいさせてください』って、素直に言えばいいのに。可愛げのない」

 てゐさんの言葉に、思わず笑ってしまう。さっきは「いつまでいる気なんだ」と言っていたのに。とりあえず悪態をつかないと気がすまないのが、本当にてゐさんらしい。

 「涼平がここに来てから、もうすぐ四年か…まあ、いなくなっても、四年ぐらいは忘れないでいてあげるさ」

 ありがとうございます、てゐさん。

 

 朝食を終えたら、俺と鈴仙さんは、姫様のお供をして、博麗神社に初詣に出かけることになっている。姫様がお着替えになっているのを、俺と鈴仙さんは玄関で待っている。

 ちなみに、背中に貼られたイタズラ書きは、鈴仙さんが居間を出る時にようやく気付いて、くしゃくしゃに丸めて、全力でてゐさんに投げつけていた。

 「鈴仙さん、意外と冷静でしたね」

 「うん?…ああ、さっきの師匠の話?」

 「もっと驚くかと思いましたけど」

 「驚いたわよ。あんまり驚きすぎると、かえって冷静になるものなのね。勉強になったわ」

 そういうものなのか。今も、いたって普通に見えるけれど、内心はどうなんだろう。

 「まあ、いつかは来るとわかっていたことだものね。来るのがちょっと急すぎたけど。

 医者としてはまだまだだけど、師匠のおっしゃる通り、薬剤師としては、涼平君は、もう充分一人前だと思うわ。自信を持って独立して大丈夫よ」

 ありがたいお言葉なのだが、なんというか、もう少し寂しがってもらえると、とても嬉しいのだが。

 「てゐさんが四年ですから、鈴仙さんには、五年ぐらいは、俺のことを覚えていてもらえると嬉しいです」

 「それは無理よ」

 きっぱりと断言されてしまった。やっぱり鈴仙さんも、てゐさんに劣らず口が悪い、と思っていると、

 「五年ぐらいじゃ、忘れてあげないわ。これからずっと先、涼平君が死ぬまで、いいえ、涼平君が死んだって、絶対に覚えてる。頼まれたって、忘れてあげるもんですか」

 真剣な表情で、そう言った。俺が何も言えないでいると、

 「だからね、忘れないように、これからの三か月、思い出作りに協力をお願い、ね」

 不意に表情を和らげて、鈴仙さんは、スマホを取り出した。

 「はいチーズ」

 …思い出に残るような笑顔を作れただろうか。

 

 永遠亭から外に出ると、冬の空気が、痛いほどに冷たい。空は、快晴とは言えないまでも、まずまず良い天気で、これなら、初日の出も綺麗に拝めたことだろう。

 「…わあ、本当にすごいのね」

 博麗神社の近くまで歩いてきたところで、姫様が、感心したように呟いた。まだ神社までは少し距離があるが、遠目でもはっきりとわかるほどに、初詣客の行列が、参道をはみ出て、通りにまで続いている。道路沿いには、出店もいくつも立ち並んで、普段の静けさとは全く違う眺めだ。

 「今日は一日中、こんな行列が続くんですよ。行列に並んでから、参拝するまでに、相当時間がかかると思います。

 これでも、守矢神社ができてから、ずいぶん参拝客も減ったみたいですよ。たぶん今頃は、早苗さんのところでも、だいぶ賑わってるんじゃないですかね」

 参拝客が減った、と、普通は怒ったり、危機感を持ったりすると思うが、「楽になって助かるわ」と喜ぶあたりが、霊夢らしいところだ。

 輝夜姫様は、頷きながら俺の話を聞いていたが、

 「ねえ涼平、どうしてこんなに行列ができるのかしら?」

 不思議そうにおっしゃった。

 「…とおっしゃいますと?」

 「だって、参拝してお祓いを受けるのは、別に今日じゃなくても良いのでしょう?わざわざ並ばなくても、他の空いている日に来れば、すぐにお参りできるんじゃないかと思うのだけれど。

 昔だったら、休めるのは、一年のうちお正月だけだったから、それならまあわかるのだけれど。でも、今はそうじゃないのでしょう?」

 似たような疑問は、俺も常々感じてはいた。実際、混雑する元日を避けて、二日や三日、あるいはもっと別の日に参拝に訪れる人も、いることはいる。俺の父親がそうだったし。それでも、一月一日に初詣に来る人が大多数なのは、

 「…賑やかなのを楽しみたいんじゃないですかね、たぶん。普段とは違った、お正月のお祭り気分を味わってみたい、そんなところじゃないですか。

 人混みでうんざりしたような顔をしている人もいますけど、心のどこかでは、意外と楽しんでいたりするのかもしれませんよ」

 俺の説明で合っているのかどうか、あまり自信はないが、とりあえず姫様は納得なさったようで、しきりに頷いていた。

 なんとなく、神社の方を見上げてみる。普段は静かな博麗神社の境内も、今日ばかりは、人で溢れ返っているはずだ。臨時でアルバイトを雇ったり、氏子さんたちに手伝ってもらったりはしていると思うが、霊夢はきっと大忙しだろう。何の役にも立たないが、せめて心の中で、頑張れよ、と祈っておく。同じく、守矢神社に向けても。あちらは、早苗さん以外にも、神様が二柱もいらっしゃるのだから、博麗神社よりはいくぶん大丈夫な気がするけれど。

 参拝客の中には、着物姿の若い女性の姿も、ちらほらと混じっている。正月らしくて良いな、と、俺は思うのだが、

 「動きにくそうな格好よね、ああいうのって」

 というのが、鈴仙さんの感想になるらしい。

 「鈴仙さんも、ああいう格好をしてみたいと思いませんか?」

 「全然。普通の洋服に比べて、機能性大幅マイナスじゃない。お腹のあたりも締め付けられて、息苦しそうだし」

 「でも、綺麗ですよね」

 「それは、まあ…でも、お洒落するんだったら、洋服でいいわよ、私は」

 「そうね、鈴仙だったら、スタイルもいいし、着物姿も良く似合うと思うわ」

 輝夜姫様に言われて、鈴仙さんは、困ったような、でも、まんざらでもなさそうな表情になった。振り袖姿の鈴仙さんというのは、ちょっとうまく想像できないけれど、きっと綺麗なんだろうな。

 「ああいった振袖とはまた違うけれど、私が昔着ていた物が、永遠亭のどこかにしまってあるはずだから、帰ったら、試しに、鈴仙に着せてみましょうか」

 姫様、それは大変楽しみです…と思ったが、あの、もしかすると、その着物というのは、平安時代の十二単(じゅうにひとえ)とかになったりするのでしょうか。

 「十二単…?そんな名前じゃなかったと思うけれど。でもまあ、大昔の衣装なのは確かよ。まずは、探すところからね。どこにしまったんだったかしら…」

 なんだか大変なことになってきた。帰ったら、広大な永遠亭の中を、あちこちひっくり返して、着物探しをする羽目になるのかもしれないな。千年前の衣装なんて、普通に考えれば、時の経過や虫食いなどでボロボロになってしまいそうなものだが、おそらく完全な形で見つかってしまいそうなのが、「長い間、時の流れを止めていた」という「永遠亭」らしいお話だ。

 

 先ほど姫様がおっしゃった通り、「参拝してお祓いを受けるのは、別に今日じゃなくても良い」ので、初詣は空いている別の日に来ることにして、三人で屋台を見て回ることにする。

 というか、姫様も鈴仙さんも、普通の人間ではないのだから、別に、神社に詣でて、お祓いを受ける必要はない、むしろ、お祓いされるとまずい立場だったりするんじゃないだろうか。二人とも、そのあたりはあまり気にしていないようだけれども。

 「いろんなお店があるのね…涼平、あれは何?美味しいの?」

 輝夜姫様は、興味深そうに屋台を見回している。指差した方にあるのは、

 「りんご飴、ですか。うーん…正直、俺は、あまり好きではないですね」

 「美味しくないの?」

 「別に、まずいというわけではないんですが。ちょっと食べにくくて…というかですね、基本的に、屋台で売っている食べ物で、特別美味しいものって、少ないと思いますよ」

 「美味しくないのに、皆、買って食べるのね?」

 「それはつまり、うーん…さっきも言いましたけど、『普段とは違った、お祭り気分を楽しみたい』というのがあるんじゃないですかね。こういう時でないと食べられないもの、手に入らないものが、たくさんありますし」

 「つまり、特別なものなのね。うん、よくわかったわ」

 そうおっしゃって、姫様は、りんご飴を一つお買い求めになった。

 「姫様、お味はいかがですか?」

 「…うん、確かに、特別美味しくはないわね。でも、これは、普通の日には食べられない物なのでしょう?だったらいいわ」

 姫様にも、祭りの屋台の楽しみ方が、多少なりともわかっていただけたようだ。

 屋台を見て回るのも、ずいぶん久しぶりな気がする。子供の頃にはなかったような店も、いくつもあるな。団子の屋台などもあって、売り子さんと鈴仙さんは知り合いらしく、挨拶を交わしていた。

 あるところまで来て、鈴仙さんが立ち止まった。じっと見ている先にあるものは…

 「射的、ですか。鈴仙さん、やってみます?」

 「…そうね」

 一回の料金で、おもちゃの銃を三回打って、上手く景品を倒すか、棚から落としたら、もらえるらしい。棚に並んだ景品を見回すと、鈴仙さんは、一番端に置いてある、大きなクマのぬいぐるみに銃を向けた。なるほど、的が大きい分、当てるのも易しそうだが、落とすとなると、けっこう難しいんじゃないかな。

 一発目は大きく外れた。続いて二発目、惜しい、これは、的をかすめた。そして最後の三発目は、見事に真ん中に命中したが、クマのぬいぐるみは、少し位置がズレはしたが、残念ながら、棚から落ちるには至らなかった。

 「…もう一回お願い」

 鈴仙さんは改めて銃を構え直す。おそらく気付いてはいないと思うが、周囲には、見物人たちの小さな輪ができていた。通常の祭りの屋台とは異なる、真剣な空気が、あたりに漂っている。鈴仙さんの表情や視線、声、銃を構える姿勢などがそうさせているのだと思う。俺にしても、気軽に声を掛けるのがためらわれて、固唾を飲んで、成り行きを見守るばかりだ。姫様だけが、例外的に楽しそうに、鈴仙さんの様子を見つめている。

 一発目はぬいぐるみの右肩、二発目は左の肩に、それぞれ命中する。ぬいぐるみは大きく揺らいで、今にも落ちそうだったが、位置を大きくずらしたものの、まだ景品棚の上にある。しかし三発目、クマの顔の真ん中にコルク弾が命中すると、ゆっくりと後ろに倒れて、地面に落下していった。

 「…ふう…」

 鈴仙さんが息を吐くのと同時に、見物人たちから拍手と歓声が起こる。屋台の人も、笑いながら拍手している。鈴仙さんは、急に我に返ったらしく、周りを見回しながら、顔を赤くしている。俺と姫様も、もちろん、惜しみない拍手を送った。

 

 「…ダメね、あんなところでムキになったんじゃ」

 景品のぬいぐるみを抱えて歩きながら、恥ずかしそうに、鈴仙さんが言った。

 「すごくカッコ良かったですよ。見惚れました。さすがは元軍人さんですね」

 「もう、からかわないでよ…

 『射的』って書いてあって、銃が置いてあるのを見たら、ちょっと興味を引かれちゃったのよね。軍人気質なんて、遠い昔に月に置いてきたと思っていたのに。あー、もう、恥ずかしいなあ」

 「みんな、真剣に見入っていたものね。集中していたから、鈴仙は気付かなかったでしょう?写真に撮っておけばよかったわね」

 「姫様まで…もう、やめてください…」

 消え入りそうな声で言って、クマのぬいぐるみに顔をうずめるようにしている鈴仙さんは、射的屋での凛々しい女性と同一人物だとは、ちょっと信じられない。とにかくまあ、珍しいものを見れた。姫様もおっしゃっていたけれど、本当に、写真を撮っておけばよかったなあ。

 

 お土産に、屋台でたい焼きを買って、永遠亭に戻る。「お正月らしく、羽根つきでもしない?」と鈴仙さんに言われたので、「はい」と気軽に答えてしまったのが運のつき、全然歯が立たず、顔中真っ黒になるまで墨を塗られて、師匠姫様てゐさん、全員に大笑いされた挙句、鈴仙さんと並んで記念撮影までする羽目になった。まあ、皆さんにとって楽しいお正月になったのなら、別にいいさ。俺にとっても、いい思い出になったしな。

 一年後には、俺はここにはいないのだ、と思うと、どうしても寂しい気持ちになる。とにかく、残されたわずかな日々を、悔いなく過ごそう。

 

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