地球と呼ぶ星でありふれすぎている職業で世界最強……? 作:Doelman
感想等よろしくお願いしまーす(-_-)/~~~
プロローグ~前編~
2026年10月24日 都内某所
とある立食式のファミレスチェーン店にて関東圏に存在する高校の卒業生による同窓会が開かれていた。皆思い思いに喋り時に食事に夢中になり誰かの会話に耳を傾けたりしていた。彼らのまとまりの区分としては通っていた高校の二年次のクラスメイトである。ここだけを切り取ってみてみれば楽しそうな雰囲気の同窓会であっただろう。だが、この後起こる大騒動に巻き込まれることになるとは現時点では誰も思っていなかった…………。
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「そういえば、カオリンとシズシズって結婚してたんだね。鈴たちにはなんの連絡もなかったからさ」
そう言ったのは谷口 鈴。 高校時代にはトップカーストグループにいた人物だ。なぜ彼女がその問いをしたかというのは彼女自身がその愛称で呼んでいる人物二人と高校卒業後に進学した学校の規律により連絡が一切取れなかったためどのような活躍をしているか一切検討が付かなかったためである。だからこうしてこの日の同窓会に呼ぶことが出来、なおかつ疎遠だった二人に聞くのは当然である。
「確かに二人の左手の薬指に指輪が二つあるね。婚約指輪と結婚指輪、どっちも綺麗だし良いね。白崎さんの婚約指輪がピンクゴールド、八重樫さんの婚約指輪はパープル。結婚指輪はどちらもホワイトゴールドだね」
その話題に食い付いたのは中村 恵里。谷口と同じくトップカーストグループの一人であり指輪を見ていた。女性にとっては一種の憧れのようなものであるため少しうっとりしながらそれを見ている。因みに彼女たちは結婚はおろか番となるような相手がいないため現在絶賛募集中()である。
「仕方がないのよ、貴女たちも知っているでしょう?私が就職した職業が職業だから友人に連絡があまり出来ないの。報告が遅れた件については許してくれる?」
苦笑しつつそう答えたのは、シズシズ、八重樫さんと呼ばれた女性。名前は八重樫 雫。彼女もまたトップカーストグループで通っていた高校では二大女神の一角として知られ
「ごめんね鈴ちゃん、私も向こうに行ってから色々立て込んでて番号も変えてたから連絡がつかなかったと思うの。恵里ちゃんから連絡もらったときに余裕があったからここに来れたの。だから色々とごめんね?」
落ち込んだような顔をして謝っているのは《旧姓》白崎 香織。彼女もまたトップカーストグループで二大女神の一角で男子、女子共に好かれていた人物である。
因みに普通にいった言葉であるが一部引っ掛かるところがあるのはご存じだろうか。
「ねぇ、エリリン。シズシズはともかくなんでカオリンの番号知っているの?」
そう、普通であれば番号の変更については友人らに説明する事由はある。しかし立て込んでいたと言っていたためこの時点において電話番号等は知らないはずである。例外として幼馴染である八重樫に連絡していた点は頷けるが疎遠になっていた彼女が知っていることにおかしな点を感じることについては何ら不思議ではないのである。更にここに別角度での追撃が掛かる。
「えっ、恵里ちゃん私が結婚したことはとっくに知ってるはずだよ?だって私説明したもん」
「どういうこと、エリリン?」
フイッ
「あー、そうだね。知っているのは私たちだけよ香織。あともう二人知ってるぐらいよ、貴女が結婚したことは」
「……確かに言ってなかったね。忙しかったし」
「確かにそうね」
谷口にしてみれば八重樫が進んだ道については知っているため連絡が難しいことについては承知しているがなぜ白崎が八重樫と同じように賛同しているのかが不思議で仕方がなかった。だから核心を突くことを聞いてみた。
「……ねぇカオリン。職業は?」
「軍医だよ」
「へっ!?ふっ服飾関係の仕事に就きたいって聞いてたけど全然違うじゃん!?」
「……鈴。香織は夫に着いていったらそうなったのよ」
「イミワカンナインデスガ」
「僕だって初めて見て聞いたときは唖然としたよ。まさかあそこまで突撃するとは思わなかったよ……」
「じゃあ二人とも知ってるの?」
「うん」
「ええ」
「因みに聞いても?」
「「アメリカ海軍」」
「ごめんもう一度言って」
「「アメリカ海軍」」
「ドユコト?」
「「本人に聞いて、ただし死なないでね」」
片方は目が濁りもう片方は呆れ100%である。これには
「お、おう」
と返すしかなかった。とはいってもあの白崎を落とした男性が気になるのも事実。なので聞いた。
「カオリンの旦那さんて誰?鈴が知ってる人?」
「うん、そうだよ!」
朗らかにそして嬉しそうな顔をして笑みを浮かべるそれは酔いのせいもあるだろうが美しく綺麗に見えた。男性であろうが女性であろうが一瞬見惚れてしまい一時的に店内が静まり返ったほどである。ホールにいたウェイターも一瞬立ち止まったほどである。ついでに水を指すようなことを言えば顔を見ていない厨房にいるシェフやホールスタッフらは静まり返ったことに怪訝な顔をするものの特に興味を示さずに黙々と作業の再開を行っている。
「それで肝心の相手は誰?鈴たちが知っている人だって言ってたけど」
「じゃあちょっと待っててね?」
スタタタタタ、と擬音が聴こえるような軽快な足捌きでとある人物に向かっていく。その先に見えた三人の男性の内二人……清水と遠藤…?が大きく眼を見開いている。そして白崎は最後の一人の男性に向かって突撃ハグをかます。
「ハジメく~ん(*^▽^*)」
「おわっ!どうしたの香織さん?」
「(*´∀`)♪エヘヘダメだった?」
「ううん(-ω-。)、大丈夫だよ」
今、カオリンは南雲くんのことをハジメくんと呼んだ。対する南雲くんもカオリンのことを香織さんと呼んだ。高校時代にはどちらも名字で呼んでいたことは覚えているが今この瞬間にそれは崩れ去った。はっ?えっ?
二人ってそういうこと?と谷口を筆頭とした皆はある一つの確実とした結論が頭の中で出ていたがそれでも聞く必要があった。
「ねぇカオリン、旦那さんって……」
「あっそうだね。じゃあ改めて紹介するね?南雲ハジメの妻の南雲香織です(*´∇`*)」
「南雲香織の夫の南雲ハジメです(*´-`)」
一瞬の静寂の後…
「「「「「「「「「「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!????」」」」」」」」」」
驚愕と怒号に近いものが満ちた空間だった。
毎日小説投稿できる猛者って一体………?