地球と呼ぶ星でありふれすぎている職業で世界最強……?   作:Doelman

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時間が空いてるときに投稿してくけど
絶対とは言い切れないのでよろしくです( ̄ー ̄)


プロローグ後編

「「「「「「「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!!????」」」」」」」

 

驚愕と怒号に悲鳴と色んな感情がない交ぜになった声が轟き元々知っていた八重樫、中村、清水、遠藤は即座に耳を塞ぎ彼らのクラスの社会科を担当していた教諭 籐賀 愛子 は驚きの表情を浮かべながらも同じく耳を塞いでいた。声を上げた彼らはこの後店長より口頭での厳重注意を受けた。因みに他の人たちから注意がなかったのはこの店舗を丸々借りきっているためである。

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

この騒動の原因となった当事者は相も変わらず桃色の空間を放出しているが、 結婚の経緯はおろか付き合っていたことについても誰一人()として知らなかったためこの場においてその事を追求されていた。

 

「えっ、南雲っていつ結婚してたんだ?そんな素振り一度もなかったけど」

「9年くらい前だね。香織さんとは21でつまり学生結婚だったからそんなもんだね」

「南雲って就職、進学どっちだ?」

「進学で大学はバージ○ア工科大学。親から日本の外での技術を身に付けてこいって言われてね、高校卒業と同時に飛んだ形だね」

「確かそこって結構有名なとこじゃないのか?」

「全米の大学の中で高評価の所だし工業系に絞ればトップクラスなんだよね。父さんの従兄の紹介もあって親の影響でコンピューター系統の学部に入ったんだ」

「へー、結構頭いいのな」

「着いていくのには必死だったよ。理数系は大丈夫だったけど国語系はなんとも。なんとか追い付こうと勉強していったら英語、ドイツ語、ロシア語、ポルトガル語、ラテン語、ギリシャ語が読み書き聴きができるようになったね」

「マルチリンガルかよ、頭おかしいんじゃねぇの」

「うーん色々やってたらいつの間にかって感じだからなんとも言えないね」

「前々からどこかずれていると思ったら俺らとは違った感じで観てたんだな」

「社会の見方ってこと?」

 

皆、一斉に叫び声を上げたもののハジメと香織が結婚していたことについては多数が納得していた。というのも二年次の辺りから猛アタックを仕掛けていたことは周知の事実であり加えて当時はハジメの方がのらりくらりと否定も肯定もしておらず、生き方が 趣味の合間に人生 であったためその考え方が受け入れられなかったという部分がある。しかしその部分を抜き取り客観的な視点から見ても

香織がハジメに好意を抱いていたのは紛れもない事実であり振り返ってみれば数々の言動はそれに裏付けられるものであったことを証明している。昔は否定的であったものの今、彼らは既に成人しており社会人として約10年現在進行形で波に揉まれ続けているため、他人の色恋沙汰に口を挟む必要は何一つ無いのであり結果として祝福はしていた。だがこの報告に対して祝福ではなく一方的な決めつけと否定をもって詰るものがいた。

 

「は?南雲と香織が結婚?そんなことは絶対あり得ない。そもそも優しさで南雲を気にかけていただろう。はっ、待てよ。そもそもそんな気がないのに奴のとこに行きあまつさえ香織を落とした。つまり脅迫や洗脳若しくは弱味を握って強制的に結婚したにすぎない。南雲貴様、香織に何をした!!」

 

沈黙による静寂。元クラスメイトは勿論呼ばれた教諭、果てはこの店舗のホールスタッフに厨房にいるシェフに至る殆どの人間が静寂を作った元凶を異物を見る目で声を放った男を歓迎した。 天之河 光輝 高校時代と相も変わらず、いや更に悪化したご都合主義者である。何故ここまでになったのかと言えば彼は持ち前の高スペックを生かしそこそこ有名な大学に入学したものの、狭いコミュニティの中で彼を持ち上げるような人間が付き纏っていった結果としてこのような人格が形成されていった。また環境要因として大学側がそもそも生徒が大きな事件を起こしたりニュースに取り上げられるようなことをしない限り生徒個人を尊重するため基本的には不干渉の立場であり教師も教師でその性格をきっちり見抜くことができなかったという側面がある。そのため理想的な性善説が彼の中で極まり表面のみの解決を図ることが常態化していったということである。更に挫折らしい挫折も知らず彼の性格を否定する人物がいなかった要因も含めてこのような人格になったのである。

 

「ねぇ今のどういう意味か説明してくれるかな?」

「あぁいいだろう。さっきも言ったとおり高校時代君は香織に甘えていた。それだけであれば問題はなかった。だが君はそれだけに飽きたらず自分の思い通りにしようと香織の弱味を握りそこにつけ込んだ。これ以上否定しようがないくらいに」

「うんまずその前提条件が間違ってるね。そもそも二年次の時点で香織さんが何故僕に構うのかが理解できなかったしその時は香織さんに興味がなかった。けれど僕に構う理由を聴き加えて自然に僕が告白するように誘導されていった。そこの時点で胃袋を捕まれたけど。けど僕は甘えていたこともないし天之河君の言うように弱味を握ったり洗脳なんかしていない。もしそうなったりしたら僕と香織さんは結婚していないし、その前に刑務所の中で刑罰を受けてるか執行猶予をつけられて観察されてるか之どちらかだよ。そのときの裁判所がどういう判断を下すかは知らないけど。つまり天之河君の考えていることには矛盾が生じているけどそこの部分について反論はある?」

「……君は香織に甘えていただけだ!!南雲を好きであることは間違いだ!!絶対に何かしたはずだ答えろ!!」

「……好きであることは証明はこの結婚指輪だけど」

「脅迫させられて付けられているだけだろう!!それ以外に何があるんだ!!」

「それ以外にあるからこうして言っているんだ。それとも君は僕たちが結婚してはいけない理由があるの?」

「それは………」

 

この会話で鬱憤が溜まっていたのだろう。南雲 ハジメ は冷えきった眼でクラスメイトが聞いたことがない口調で次を放った。

 

「理由がないならもう口を開くな、天之河 光輝」

 

ギリィ

 

両者は睨み合い一触即発の空気が流れたところに視界外でなにかが光った。光った方向―店舗の床―を見て硬直した。ファンタジーものの漫画やアニメで見られるような幾何学模様が床一面に広がっていた。一早く我に返った 籐賀 愛子は悲鳴に近い声で叫んだ。

 

「皆さん逃げて!!」

 

だが一手遅く一瞬強烈に発光したのちそこにいた人間は欠き消えた。悲鳴を聴き駆けつけたホールスタッフとシェフ、そして店長が見たのはもぬけの殻となった店内だった。食事のあとが残ったまま。

 

 

 

 

 

 

そして警察に通報が入り状況見聞が行われるなか聞き付けた関東圏の報道局が一斉にこの事を伝えた。東京の店舗にいた全客の一斉神隠し事件として。

 

だがこの事件をきっかけに地球をも巻き込む壮大な戦争へと移り変わることをまだこのときは誰も知らなかった…………。

 

 

 

 




というわけで彼らは無事、異世界トータスへ転移されました。設定等については後日行います。何卒ご了承ください。

















よし終わったな
さあ次だ(´・ω・`)
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