「ウガーーー」
突然の大声に驚いた鳥たちが一斉に羽ばたく
(わ!びっくりした)
(いきなり奇声を上げてどうしたのドク)
(どっか悪いの頭とか頭とか)
「相変わらずひでーなヒロ」
「まぁいいけど」
(なんで奇声を上げたの?)
「なんかさ俺さこの生活に飽きたんだよね」
「毎日さ朝起きて果物探して芋育てて念の修行して芋食って寝る」
「この生活をだいたい半年くらいやってるんだよ」
そう島を脱出してこの森に流れ着いてからおおよそ半年もの月日が経っていた
(僕はこの生活好きですけどね平穏で)
「まぁねそれはそうだけどさ」
「この前さなんか密猟者みたいなのいたじゃん」
(ありましたねそんな事も)
(動物たちを逃せて良かったよね)
「そこに関しては良かったんだけどさ」
「あんなやつでもさこの身体になってからの初めての人なわけじゃん」
(あ〜なるほど少し思い出してしまったという感じか)
「そうなんよ」
「あとなんか人が作った料理も食いたくなってきたのよ」
(ごはんか〜)
(確かに人が作った料理食べたいね)
(うーんちょっと考えないといけないなドク)
「そうだろうこの生活はいいけどずっとこの生活してると仙人みたいになっちまう」
(せっかく生まれ変わったのに楽しめないのは損だからね)
「その通りだヒロ」
「楽しい事しようぜ」
(そのためには情報を集めないと)
(まずここが何処で)
(キメラアントがどんな立場なのか調べないと)
「てことは街に行くのか?」
(そうだね)
(デカくなくてもいいけど街に行きたいね)
(服と金も必要になるな)
「まぁとりあえず街を目指して行くか」
(もう行くの?)
「おう思い立ったらすぐ行こうてな」
(はぁ少しは準備は必要だよ)
(本当にドクはいい意味で何も考えないね)
次にやる事も決まり早速準備を取り掛かろうとした時に女性の叫び声が聞こえてきた
「キャーーーー」
「女の叫び声!」
聞こえた瞬間ドクの身体は本能的な行動をしていた
「こっちから聞こえたぞ」
(ちょっとドク行くの?)
「当たり前だろ」
生い茂る木々を四足歩行で避けながらかなりの速度で走る
「見えたぞ」
そこには3人の人の姿見えた
厳つい顔の男性と筋肉隆々の男性そして筋肉隆々の男に抱えられている女性の姿だった
「厳つくて悪そうな顔と筋肉マッチョマンとマッチョマン抱えられてる美女」
「犯罪の臭いがプンプンする!」
「ウホーイ」
と言うながら厳つい顔の男に攻撃を仕掛ける
「ヒロこの男凄く強いぞ!」
(はぁなんでそんなに嬉しそうなの?)