ゴリラー×ゴリラー   作:ふくふくのふーふ

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2章-4

なかなかのポテンシャルを持っているようだ

 

いきなり襲われたにも関わらず厳つい顔をした男は期待を持っていた

 

理由としては

 

なんらかの武術の達人級の強さ

 

人並み以上のオーラ

 

武術にあった能力

おそらく強化系の能力だと思われる

 

なんらかの武術を使っている時点で目当ての炎を使う動物ではなく

魔獣だと考えられるが思った以上に落胆の気持ちはなかった

 

それ以上に喜びや期待が大きかった

育ててみたい指導者として

そう言わせるほどのポテンシャルを持っていた

 

連続した攻撃を躱したり受け流しながら思っていた

 

 

防戦一方な展開だったが

男にとってはまだまだ付け入る隙はある

 

鋭利な槍の矛先(スピアーエッジ)

 

金属の棒の先端に念の刃物を出す能力を発動する

 

すると徐々に防戦一方だったのが変化していく

 

致命傷にはなっていないが所々にいくつもの傷を与える事ができた

 

このまま終わるようではまだまだかなぁと

 

相手がある言葉を言った

 

野生の魂(ビーストソウル)

 

その言葉が聞こえてから全てが変わった

 

 

 

まずはそのオーラの量が驚きを隠せないほど増大していく

私は本気を出す為

そして弟子の安全のために

弟子を下がらせた

 

「シンバここから離脱しろ!」

 

「はい師匠」

 

弟子の気配が遠ざっていく

 

すると相手が動き出す

 

「速いとても目で追う事ができん」

 

咄嗟に円を展開すると左からの攻撃が迫っていた

 

左手に凝でオーラを集めてガードした

そして左足からオーラを放出することでダメージを最低限にとどめた

しかし左手は骨折しているだろう

 

「危なかった」

「これほどまでの攻撃とは」

 

オーラの消費を防ぐため鋭利な槍の矛先(スピアーエッジ)を解除した

 

 

それからも攻撃が続くが先程までの武術特有の型のようなものは全くなくなっていた

そうまるで野生の手負いの獣と戦っているようだ

 

 

一つ一つ攻撃が異常な程の攻撃力を持っている

先程避けた拳が地面に当たると

小さなクレーターができ地響きしていた

 

どのくらいの時が経ったのか一瞬のような

はたまた長きの時が経ったのか

 

全神経を集中しなければすぐにでもやられてしまう

 

攻撃を受け続ける内に突然無理がたたったのかバギンと音がなった

私の金属の棒が割れる音だった

不意をつかれた私は相手の蹴りをくらってしまった

 

数メートル吹っ飛んだ私は相手を一瞬見失ってしまう

 

顔を上げて見えたのは

両方の腕を上げ指を交互に絡ませグーを作り

トドメを刺そうとしている姿だった

 

やられる終わりだと思った

 

しかしいくら待っても

攻撃が繰り出されることはなかった

 

バタンと大きな音を立て気を失い倒れたのだった

 

 

私は気が抜けてしまい座り込んでしまった

 

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