周囲の暗闇に笑い声が消えていく
「いやー笑った笑った」
「3人とも同じ顔で驚いてんだもん」
(失礼だよそんなに笑ったら)
「そうか?すまんすまん」
「前世というのはどう言った意味だ」
顔が厳つい男が問いかける
ドクヒロはケロっとしたように言った
「前世て言うのは言葉の通りだよ」
「俺は一回死んでるんだ」
「え〜!どうゆう意味?」
少女は困惑した様子で問いかける
「俺は食われたんだよキメラアントの女王に」
「んでこのゴリラの身体になって生き帰ったみたいな」
どのように反応していいかわからない3人
ドクヒロは明るく
「こんな暗い話はやめだやめだ」
「なんか別の話しようぜ」
(ドク彼らの名前聞いてないよ?)
「ああそうだな」
「あんたらのさ名前聞いてもいいか」
「最初に衝撃的な事があったせいで基本を忘れていたな」
「私の名前はゼーゲン=ポルクス」
「シングルの星を持つハンターだ」
「そしてこの2人は弟子の」
「シンバ=コンセンといいます」
「よろしくお願いします」
「こっちが妹の」
筋肉隆々の大男が言う
「アミュール=コンセンです」
高校生ぐらいの少女が元気良く言う
「え!妹ってことは兄妹なの?」
2人を交互に見比べながら驚く
「うんそうだよ」
「うわ〜マジかよ」
(2人の両親がどんな人か気になるね)
「それな」
「不思議なこともあるんだな」
「なんか失礼な事考えてませんか?」
怪しむシンバ
「ひゅーひゅー」
下手な口笛を吹くドクヒロ
「そういえばなぜ我々に攻撃仕掛けてきた」
ゼーゲンが問いただす
「言わないとダメ?」
「出来れば教えて欲しい」
「怒んない?」
うなずくゼーゲン
ため息をこぼし諦めたように
「突然女の悲鳴が聞こえたからさ」
「急いで行ったら」
「顔の厳つい男と筋肉隆々のマッチョマンが」
「女性担いでるんだよ」
「絶対悪い奴じゃん」
「ちょっとなんですかそれ」
「筋肉隆々のマッチョマンって同じ意味じゃないですか」
シンバが怒ったように言った
「そこなのお兄ちゃん」
「怒んないって言ったじゃん」
「嘘つきー」
「師匠は怒らないって言いましたけど僕は言ってないです」
口喧嘩から揉み合いに発展する2人
それをなだめるように
「まぁまぁ落ち着け2人とも」
「誤解を招くことをしたシンバも注意しなければな」
師匠に注意され萎んでいるシンバ
その後ろでニタニタを笑っているドクヒロ
「そしてドクヒロ!」
「君はもう少し考えを深めなさい」
「もしかしたら君は私に負けて」
「命を落としていたかもしれないよ」
ゼーゲンに強めに怒られたドクヒロ
「しかし何故それならシンバではなく私に攻撃をしたのかね」
「えーとまぁなんというか強そうだったからかな」
「戦ってる時はすっかり忘れてた」
(全くドクは戦闘狂なんだから)