なかなかに気まずい空気が流れる
「悪かったな」
「戦闘狂で」
ふんぞり帰ったように威張りながら言い放った
するとゼーゲンが
「ドクヒロ!」
「反省しているのかね」
(そうだよこのゼーゲンさんたちがいい人だったからよかったものの)
(第一なんでそんなに戦闘が好きなの?)
「いいか戦闘ってのはな自分が今どこにいるのかを教えてくれるスゲー事なんだぞ」
「自分がどこにいるのかが分かればより修行が捗るだろう」
(ああそうだったそうだった)
(ドクはスーパー修行馬鹿だからね)
「まぁわかればいいんだよ」
「でもそんなに褒めんなよ照れるだろ」
(褒めたつもりはないんだけど)(小声)
「んぁなんか言ったか」
「ねぇねぇお兄ちゃん」
アミュールがシンバにコソコソと話かけた
「ドクヒロさんってさたまに1人でお喋りしてるけどなんで1人で喋ってるの?」
「アミュールあいつにさんなんかいらないよ」
辛辣に言ったが
次の言葉はまるで小さい子どもに言い聞かせるように言った
「でもねドクヒロはとても可哀想な人なんだ」
「ずっと前から1人で森の中で暮らしていたから」
「いつの間にか心の中に友達を作ってしまったんだよ」
そんな事を聞いたアミュールは
「そうなんだ」
「じゃあ私たちが友達になってあげないとね!」
2人はドクヒロのことを哀れみの眼差しで見ていた
アミュールはただ純粋な気持ちで
しかしシンバは少し見下したような気持ちで
その視線に気がついたドクヒロは
「なんでそんなに俺の事を見つめてるの2人はしかもなんか可哀想な子を見るような目だし」
「大丈夫だよドクヒロさん」
「えっなんで俺励まされるの」
困惑するドクヒロそこに
「大丈夫だよドクヒロ」
シンバが満面の笑みで言う
「さっきの視線といい今の笑顔といい」
「なんだよシンバ!」
「アミュールちゃんはなんでかわからんけど心配してくれてるけど」
「お前は悪意が見え隠れしてるぞ!」
「てか隠れてねー」
「おかしいな上手く隠せたつもりだったんだけどなぁ」
「やんのかシンバ」
「いいだろうドクヒロ」
喧嘩が始まろうとしたその時
「コラ!ダメでしょ2人とも」
頬っぺたをふっくらさせアミュールが怒っていた全く怖くないが
しかし2人には効果あったようで
アミュールの前に正座した
でかい男とゴリラがショボンと肩を落とし正座しながら10分近く怒られていた
やっと解放されてたドクヒロが3人に問いかけた
「そういえば3人はこんな森の中にいたの?」
ゼーゲンは元々来ていた理由とそこで密猟者から聞いた事を喋った
「あの密猟者しっかりと捕まったのかよかった」
「つまりあんたらの探し物は俺だったってこと?」
「そうなるな」
「ごめんね」
「こんなんで」
あっけらかんと言う
ゼーゲンが
「ところで話は変わるがドクヒロはこれからどうするつもりかな?」
「あーその事なんだけどな」
「3人について行きたいんだけどだめかなぁ」
「ふむ」
考え込むゼーゲン
(ドクここは真剣にお願いするところだよ)
「そうだな」
「ゼーゲンさんお願いします」
真剣な顔付きでお願いするドクヒロ
重々しい空気が流れる
「いいだろう」
ゼーゲンはふっと笑い
「そんな顔もできるのだな」
前書きでも書きましたが少しバタバタしており
9月中はあと一回できて二回ぐらいしか更新ができないと思います
何卒これからもゴリラー×ゴリラーをよろしくお願いします