この素晴らしい特撮(チート)で瞬殺に! 作:カーナビレッスン
ーギルドー
ふぅ…ま、こんなもんか。
俺の名前は佐藤和真、異世界に転移した引きこもりのニートだ。
俺はこの世界についてすぐに魔王を倒した。
そのせいでどうやら他の日本から来た転生者から怨まれているようだった。
そりゃあーチートで魔王倒したから妬まれることは想定内だからさーある程度の暴言とかは覚悟していたよ。
でもさあ、まさか一斉に襲われるとは思わなかったなぁ、もう魔王を倒したことがバレるなんてな。
やっぱり、転生者はそういうの知ってたかー。
しかしまあ、その転生者達は倒しちゃったしというよりは罠にまんまと引っかかって倒したというべきだな。
よくゲームとかやっていろんな展開とかわかるんだよ、裏切りなんて醍醐味だろ。
俺がギルドという場所に辿り着いて席に座っているといくつかの視線を感じた。
そして音を立てまいと頑張ってはいるものの流石に俺はわかる。というのも今の俺は平成ウルトラセブンのカザモリのような状態にしてあって、ある程度の危険察知能力は備わっている。
だから予めばら撒いていたゴーデス細胞を起動させて力を奪い何もせずに襲いかかった奴らを全滅させた。
カズマ『あのさあ、俺は魔王を倒したんだよ。魔王軍の残党が襲ってくるとか想定して罠とか張っているのよ。
それに気づこうよ、だがゴーデス細胞なんて殆ど知っている人はいないと思うけどね。』
ゴーデス細胞
ウルトラマングレートに登場する細胞で敵の力を奪う能力で、スキルのドレインタッチの上位互換のようなものである。
空気に紛れ込ませて、視覚では確認出来ない物で触れなくても自動的に力を吸い取る物であり、吸い取った力を自分の力とすることも可能である。
漫画ウルトラマン超闘士撃伝の設定である。
そして、襲いかかってきた瞬間にゴーデス細胞を発動させて転生者達のエネルギーを全て奪い取った。
そのことにより、体を動かす事が出来なくなりその場で倒れ込み地面でのたうちまわっている。
転生者『お前が憎い……なんでお前みたいな奴が魔王に勝ったんだよ!!俺だって…俺だって…』
俺が席から立ち上がり近づいて顔を見る。
悔しそうに何人かが俺を睨み付ける。
流石に殆どがエネルギーを吸われすぎて気絶していた奴らも多いがが何人かは無事だった。
まあこいつらの気持ちがわからないとまでは言わないがやり方についてはいらついていた。
いきなり数十人で囲んで襲われた。
それはあまりにも卑怯だ、そして明らかにこいつらは殺そうとしているのはわかっていた。
毒のある武器、骨を折るための武器、拷問用の器具や怪しい薬などなど明らかすぎるな。
ちょっと腹立ってきたな。
カズマ『おいおいおい、今更もう遅いんだよ。こんなことしたって何にもならないだろ?それに俺は魔王から世界を救った。
誰がやっても良かっただろ?本当はお前ら魔王を倒す気なんてなかっただろ。
学校の委員長決めとかも誰かがやってもらうまで静かに席についているタイプだろ。』
転生者『そ…それがどうした…』
カズマ『だよな、誰かがやってくれるだろうとだがいざそいつが活躍するとイライラする。
なんだあいつは、生意気に…そんなこと考えてただろ?そんな奴なんだろお前達は。』
転生者『それの何が悪い!!俺は魔王を倒す気なんてなかった!だが…いざそれをやられるとムカつくんだよ!!』
なんて自分勝手な…よくわからない理屈を並べるなよ。DQNの言葉かよ
しかし、わからなくもないが文句は言ってやる!
俺はそいつの顎をクイッとすると声を荒げる。
カズマ『なるほどな、俺も気持ちがわからないとまでは言わない。しかし、俺は面倒だから魔王を倒した。この世界で幸せになるために…やるべき事は早めにやる。夏休みの宿題も始めの一週間で終わらせるような奴が俺だ。』
転生者『そうかよ!!』
そいつは捨て台詞を吐き唾を出そうとしたためそれを避けるとゴーデス細胞を使い眠らせた。
カズマ『いいか!この世は大大大爆発に生きないと意味がないからな!それじゃ!!』
????『!!!!……爆発……』
俺はそろそろ絡むのが面倒くさかったからその場を後にした。なんか後ろからさっきとは変わった視線を感じたがその場を後にしてギルドから出て行った。
ーその頃のアクアー
アクア『あーあ、ちかれたぁぁぁぁぁぁ!うわーーーもう歩けなーーい!!』
私はあれから魔王を倒した佐藤和真を探しているが一向に見つからない。
それどころか日頃の運動不足がたたったというよりかは面倒くさかったため道路で駄々を捏ねていた。
あーアクシズ教徒のだれか私を担いで佐藤和真の所まで連れて行ってくれないかなーー。
????『あ、あなた様は!!!』
大声が後ろから聞こえてきた。
誰の声かしら?まあいいわ
この際、誰でもいいから助けてくれるなら…
振り向いて見ると金髪の青い鎧を纏った男がいた。
????『女神アクア様!!!私です!!ミツルギキョウヤと申します!あなた様に召喚されて魔王討伐を目指す者です!!』
私に声をかけた金髪の青い鎧を纏った男それは私が転生させた日本人の一人だった。
ミツルギキョウヤ??あー私が転生した人の一人かーー。
こんな奴いたんだー
アクア『そ、そうなの。で、でも魔王討伐はサトウカズマが終わらせたわよ。』
ミツルギ『知っています!!しかし、納得いきません!魔王軍幹部を放っていきなり魔王を討伐するなんて…』
いや、確か大半の幹部はあそこにいたからほとん
どの魔王軍幹部は退治出来てたけどね。
少し取りこぼしはあると思うけど。
アクア『あいつは私を騙して超チート武器を使って魔王を瞬殺したのよ。
そしてその責任を負って私はここに来たの!ミカヅキ!あなたの手でサトウカズマを殺してちょうだい!!』
私は藁をも縋る思いでその男にしがみついて叫んだ。
こうなったらこいつを使って…
ミツルギ『わ、わかりました…ちなみに女神様…僕の名前はミツルギです…』
そのまま私とミネルバと連れていた2人の女性とともにそのサトウカズマがいるはずの場所に向かった。
ー上空ー
ースペースペンドラゴンー
ー休憩室ー
カズマ『ふぅ、とりあえず自動操縦システムは起動しておいた。さてとこれからどうするかな?』
俺はこれ以上の混乱を避けようとするためペンドラゴンを召喚して透明にさせて上空に飛び立たせて、その機内で寛いでいた。
まあ、寂しくないと言ったら嘘になるがこれ以上の混乱は勘弁だった。
カズマ『まあ、そりゃあそうだよな。感謝されるとは思っていなかったけどここまで想定通りに悪い方の考えがあたるとはな。』
とりあえずはここから情勢を見守ろうかな…
俺はバンデラス、スフィアなどを解き放ち情報収集に向かわせた。
俺は今はウルトラマンの力もとい特撮の力を使うことが出来る。
しかし、魔王は倒した。これからは介入をすべきかセブンのように恒点観測員として見守ろうかな…
そんなことを考えているとブリッジから何か音が聞こえてきた。
誰だ?
俺は休憩室からエボルブラスターを構えてブリッジに入ると二人の人がいた。
1人は俺を笑った女神だ…もう1人は誰?
カズマ『おいおいおい、久しぶりだな女神様、ほら俺が魔王を倒してやったぞ。願いを叶えさせてもらおうか。』
アクア『うるさい!!あんたのせいで私は天界を追い出されちゃったのよ!!あんたがラハカムストーンなんてものを私に頼むから… 』
なんだと…どんだけ自分勝手なんだよ…
まあ、俺が騙したのは悪いとも思うが…
カズマ『はっ!?お前が俺に騙されるのが悪いんだよ!!俺は悪くない!!!』
そう言うと俺はアクアの横にいた金髪から斬撃か来たのでムーンライトバリアを張った。
カズマ『人に刃物を向けてはならないと教わらなかったか?俺はいわばチート人間だ、お前をすぐに殺す事なんて簡単だ。刃向かうのは辞めた方がいいよ。』
ミツルギ 『うるさい!!僕だって君と同じ転生者だ!君に負ける僕ではない!!』
なんかこいつ人の話聞かないタイプなのか?
俺は圧倒的チートを手に入れてんだ。
勝てないってわかんないのかな。
まぁ、しかし俺も魔王という理不尽な存在、いわれないのない襲撃には躊躇せず力をつかったが流石に今回は俺の落ち度がデカいなぁ…
どうするべきか…
カズマ『なあ、確かに俺が悪いとこもあるがお前らがノロノロしていたという面もあるだろ?だから決闘をしないか?』
そういうとミツルギは剣をしまった。
まあ、ここで倒してもよかったけど気持ちがモヤモヤするし、ケジメはつけとこう。
ミツルギ『決闘?ふん、望むところだ!!僕が勝ったら君のラハカムストーンは没収させてもらう!!』
カズマ『俺が勝ったらどうするんだ?』
ミツルギ『そんなことは万にも有り得ないが君が僕に勝ったらなんでもするがいい。』
おいおいおい、こいつ本当に都合の悪い事は聞こえてないのか…まあいいや、俺はどうやっても負けないけど玉には苦戦とかしとかないとな。
アクア『それじゃあ外に出てきなさい!!さあ、早く!!』
中々イライラさせてくれるなぁ…
あーやば、そろそろかもなぁ…
ま、あの魔剣のミサルバはなんでもいいっていってくれたし…ニヤリ
俺達はペンドラゴンから噴水のある広場に降りたった。
騒ぎを聞きつけた冒険者たちが野次馬となって決闘を観戦しだした。
ミツルギとアクアは俺から距離をとって魔剣を構える。
俺はアーマードメフィラスの鎧を身につけて右手にアイスラッガー、左手にヴェルザードを持ったいわゆる両手剣だ。
ミツルギ『いいか!!これは正々堂々とした勝負だ!卑怯な真似をしたら君はここで大恥をかくことになるぞ!』
まあ、確かにそうだな。
広場にはミツルギの声によって何人かの人間がこちらに視線を向ける。
そして何人かはミツルギに向けて声援を送っている。
なるほど、こいつこの世界でそこそこの名声を手に入れているな…ほとんどの人間がミツルギに声援を送っている。
イライラが溜まるけどいい!!
カズマ『わかってるよ、ほらかかってこいよ魔王を倒せなかったノロマ勇者様。』
ミツルギ『いくぞ!!』
タッタッタッ!!
石作りの床を誇り高く走りこちらに向かってくる姿は見ていてさまになる。
だが、こちらとしても魔王を倒した誇りがあるんでね。
俺はヴェルザードを投げつけるとミツルギは魔剣で弾き飛ばして怯む事なくこちらに来た。
俺はアイスラッガーを構えて魔剣の一撃を受け止めた。
ミツルギ『ほお…やるじゃないか…だが、僕にも魔剣グラムを女神様から貰った誇りがあるんでね!!』
なっ!!急にミツルギの力が向上した。
そこまで自信があるわけではないが俺はこいつよりも強いと知ってるが…まさか…
ミツルギはアイスラッガーを弾き飛ばした。
そして、そのまま魔剣を構える。
ミツルギ『終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
やられる!!!
なーんちゃって?
ヒュン!!ヒュン!!ヒュン!!
ガン!!!
俺はアイスラッガーとヴェルザードをウルトラ念力で操り、ミツルギの後頭部に当て気絶させた。
俺は気絶したミツルギの体を地面に落ちる前に捕まえてゆっくりと寝かせた。
ひどいことする?
そんなことないぜ何せあいつには支援魔法がかかっていた。
な?女神様?
アクア『い、痛い痛い痛い!!や、やめてよおおおお!!なんでこんな酷いことするのよ!!』
そこにはマクシウムソードに頭を何度も叩かれるアクアの姿があった。
やっぱり何か怪しいと思ったんだよ。
俺は何かあると思い、マクシウムソードを地面の中に入れておいた。介入者がいた場合に襲いかかるというプログラムをしておいてな。
そして、こいつがひっかかった。
鬼畜スイッチオン!!
カズマの精神に何かしらのスイッチが入った。
カズマ『よくも卑怯な手を使ってくれたなぁ?これから約束通り何でもしてもらう…その対象はお前だ!アクア!行け!マグマチェーン!!』
俺はマグマチェーンを取り出してアクアの首に巻きつけてマックジープに乗り込んだ。
多くの観衆が引いている中俺は武器をしまい右手に杖を持ち左手にチェーンを持った。
カズマ『みなさん、ちょっとそこをどいてもらってもよろしいでしょうか?これからこの卑怯者にそれは見た事もない奇妙かつ鬼畜な体験をするでしょう。さあ、逃げろ!女神』
俺はジープを動かし、アクアを轢こうとする。
アクア『きゃあああ!!ちょっと、何すんのよ!早く離してーー!』
アクアは必死に逃げる。
しかし、チェーンのせいで上手く動けない。完全に離れられないアクアを見た俺はその間杖を一旦おいて側にあったブーメランを投げつけながらジープを動かす。
カズマ『まだまだ甘い!!ほら、ほら!ほら!ほら!ほら!』
俺はブーメランを投げつつ、爆弾を辺りに撒き散らした。
アクア『うわああああああ!!!』
何発も何発もブーメランを当てられ大泣きしているアクアの首を鎖で締め付けジープで追いかけ回して爆弾をばら撒くさまに周りが口々に恐れていたり、引いていた。
『ひ、酷すぎる…』
『あ、悪魔たん…』
『この世界の悪魔さ!!』
『…………新たな魔王の誕生か!!』
しかし、そんな中2人ほど明らかに周りとは違った反応を見せる女性がいた。
????『な、中々酷い事をしますがあの大量の爆発…興味ぶかいですね…』
????『あ、あんなに泣いている女性になんという仕打ちを…しゅ!!しゅごしゅぎる!!!!た、たまらん!!!ま、まってくれえ!!』
その2人の女性はジープを追いかけていった。
お待たせしました、ストックはもう一つしかないので来週分の投稿以降は不定期になると思います、末長くお待ちください。見てくださってありがとうございました。
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