この素晴らしい特撮(チート)で瞬殺に! 作:カーナビレッスン
ーアクセルの街ー
ー路地裏ー
ちくしょう!!俺は…俺はウィズに何もしてやれないのか!!リッチーなのがなんだ!でも、俺の言葉だけじゃだめなのか!!
…なぁ、俺よぉ…お前は曲がりなりにも魔王を倒した勇者なんだろ。だったらそんなウジウジすんなよ!さっき気合入れたばかりなのになんだ!まだ言い訳する気なのか!!
俺はウィズの気持ちをわかってやれない。その師匠の事も俺には理解出来ない。
俺はウィズとは全然違う…裕福に暮らして何の苦労もしてこなかった。
そんな俺に…そんな俺に同情されることの辛さは俺にはわからない!!!
それが言い訳なんだよ!!お前とウィズは違うのはあたりめぇじゃねぇか!てめぇはウィズのクローンじゃないだろ?なら、そんなのはわかんねぇ!人間だろうとリッチーだろうと優秀なコンピューターだろうと他人の気持ちを…ましてや自分自身の気持ちすら100%わからない人間がそんなこと言えねえんだよ!!
くっ…お前は本当に俺なのか…
…正確にいうと俺だって俺じゃない…まぁ、俺も願いを叶えたらお前と一緒の存在になるがお前は一向に悩んでばかりだ。そんなままじゃ俺は俺のままだ、どうすればいいと思う?3秒以内に答えろ。
e…
1!はい終わり!!
ちょっと待て!まだ1しか数えてないぞ!
ごちゃごちゃうるせぇ!男は1だけ覚えておけばいいんだよ!それに言えなかったヘタレのお前にはもう失望した。今後は俺がメインだ代われ!
そういって俺の中の俺は俺の精神を抑え込み俺の姿を乗っ取ったままウィズの店に向かった。
カズマ『よお、ウィズ!戻ってきたぞ!』
ウィズ『カズマさん…説得なんて…』
ウルトランス!キングジョー!ランチャー!
ドドド!!!
俺が突然ウィズに向けて砲台へと変化した左腕から弾丸を発射した。
ウィズ『な、何するんですか!!』
カズマ『ミヒメ師匠に憧れるんだったら…ミヒメ師匠のとこに送ってやるよ!』
ウルトランス!アストロモンス!テンタクル!
もう一人の俺はウィズの体を右腕で締め上げる。
ウィズ『や、やめて下さい…どうして…』
カズマ『生きる死体リッチー…アクアじゃないがお前は生きてちゃいけない。お前は心は人間だと言っていたが師匠のことを気にかけるって事は心のどこかで死にたがっているな。』
ウィズ『そ、それは…』
カズマ『だから俺が殺してやる、お前には何の才能もないんだろ。望みもないんだろ?だったら生きててもしょうがないようだからなぁ…このまま絞めてもいいんだけど…』
ウィズ『くっ…この強さ…なら…カースドクリスタルプリズン!!』
カズマ『させるか!!ウルトラマンメビウスの力よ!メビウムバースト!』
俺はブレスを回して力を溜めた炎をウィズの氷魔法に当てて対消滅させた。
なんて威力だ…こいつがこのブレスの使い方…
ウィズ『そ、そんな…』
カズマ『…このまま俺は本当に殺す。最後にお前の本当の心を教えてくれねぇか?どうせ最後なんだしいいだろ。』
ウィズは少し黙った後小声で話し始めた。
ウィズ『本当の心…私が本当にしたいこと…それは…赤ちゃんを産みたい。』
!!ウィズ…
ウィズ『確かに師匠のことでショックはあります!でも!師匠はどの子に対しても愛情深く接して最初に流れた子にも名前をつけてあげていました。だからだから…子どもが欲しい!欲しかった!でも、出来ないですから…来世…頑張ります。さあ、どうぞ。貴方の力なら多分このまま私を殺せると思います。』
俺がブレスを回し始めた。
ウィズから一粒の涙が出てきた。
その涙は死が怖くて流した涙ではない。子どもが出来ないこの生きているとも死んでいるともいえない状況からの脱却に感謝したから出た涙だ。
ウィズ…本当に本当に死にたがってたのか!
でも、でももし…ウィズに子どもが産めたら…人間だったなら…人間に俺が戻せれたら……
カズマ…カズマ…
!!!だ、誰だ!この声は…あっちの俺の声じゃない…なんなんだ!
私はこのブレスの力の一つだ。君に問う、もし彼女を救える力があるとしたら君は使うか。
当たり前だろ!なんせウィズは…
君にとって何なんだい?友達?知り合い?それとも…
ウィズは…俺の好きな人…俺が幸せにしたい人なんだ!さっきの話から察するにリスクはあるのか。
ああ…リッチーを人間に戻すのは生命倫理に反して神に狙われる可能性がある。
…そうか、ならやる!
本当に君はそれで良いのだな…
ああ…後悔は残るかもしれない…でも、惚れた女泣かせっぱなしじゃ…男がすたる!!!!!!!
よく言った…ならば私が力を使え!!
力…あんたは…
コスモス…ウルトラマンコスモス!!
俺はブレスを止めた。
カズマ『ウルトラマンコスモスの力よ!!コズミューム光線!』
ウィズ『うわああああああっっっっっ!!』
ウィズの体に光線が通りに抜けた。
しかし、ウィズは死ぬ事はなかった。
ウィズ『え、これは?なんだか…違和感が…』
カズマ『フリーズ。』
ウィズ『きゃっ!冷たっ!!』
俺はウィズに向けて初級魔法のフリーズを放った。
そしてその反応を見て俺は確信した。
カズマ『ウィズ…良かったな、お前は人間になった。というよりなれたんだよ。』
ウィズ『えっ…確かにさっきの冷たさ…この体温これって…私本当に…人間に…戻った…』
カズマ『ああっ、人間に戻ったんだ。もうこれで諦める事はないぞ、赤ちゃん。』
ウィズ『カズマさん…私…ご迷惑でなければ…貴方の赤ちゃんが欲しいです…』
カズマ『ああっ!勿論さ!幸せになろう!ウィズ!!!』
じゃあな…俺…後は任せておけ…
えっ…どういう…
何〜ちょっとだけ手を貸すだけさ、じゃあなといっても俺はお前だからいなくなるとは違うけど…
そ、そうか。
俺はこの言葉の意味を知るのはそれから何年も後の事であった。
ー屋敷ー
アクア『あんた、何して?えっ…臭くない…あんた本当に何して?』
カズマ『ドレインタッチ!』
別世界のカズマ『ゴーデス細胞オン!』
アクア『うわあああああっ!!』
この後、アクアが俺につっかかってきたがドレインタッチをして押さえつけた。一悶着あったもののなんとか俺たちは結婚した。
バージンロードを共に歩くウィズの姿は満面の笑みを浮かべ俺は本当に満足した。
ぷっくらと膨れたお腹に新たなる生命を宿し一歩一歩幸せを噛み締めて歩く姿はまさに女神だった。
ー路地裏ー
スーパープテラメダルに力を注ぎ込むとヒビが直り1枚のメダルになった。
別世界のカズマ『よし!これで1枚は完成した、あとは2つ!』
クリス『うん。じゃあつぎ…』
別世界のカズマ『ちょっと待ってくれ。今から向かわないといけない場所が出来た。』
クリス『えっ、ちょ!待ってよーー!』
ー数十年後ー
あれから俺とウィズは結婚して二人の間には8人の赤ちゃんが産まれた。
ウィズは店をバニルに譲り、使用料を頂くことになり経営には携わっていない。そのためあの店はアクセル1の店として大変賑わっていた。
ウィズは確かに悔しかったと思うけどそれ以上に大変な日々を過ごしていた。
子育てというものは大変、それはわかっているだけで体験しないとわからないと思う。俺も今はまだましだが最初の頃は本当にしんどかった。3週間ほぼ毎日1時間しか寝れなかった時もあった。
俺も一応新商品開発などの役割を担っているため働いているが、ほとんどは家にいてウィズとともに子育てをしている。8人もいると本当に疲れる…でも、この子達の笑顔を見ていると疲れが吹き飛ぶ。あ〜これが幸せか…とまあ幸せに暮らしている。
そして今日は長女の授業参観に行く事になった。
カズマ『はぁ〜緊張するな〜』
ウィズ『もうあなたったら、でも安心してだって担任の先生は…』
カズマ『えっ!この名前は…もしかして…』
ウィズ『そうです…この名前は…』
ミフネ『さあ…さぁ…授業を始めましょうしょう。みなみなさんすみません…私…障がいもちでで上手く話せまんが…お願いします。』
カズマ・ウィズ『ミヒメさんの息子!』
そう、かつて殺されたミヒメの障害持ちの息子であった。
あの話を聞いた別世界のカズマがミヒメを子達とともに救っていた。
殺そうとした貴族をテラードーパントの力で押さえ込みしっかりと育てる環境につかせた。
そして、他の子達もラハカムストーンの力によって救った。
あの時の俺の言葉はそういうことだったのか…
ウィズ『良かったです…本当に…』
カズマ『あぁ…』
俺たちは授業参観で娘を見つつも先生を見て涙を流していた。
生きていてくれて…ありがとう。
見てみたい特撮とアニメのコラボ小説は?各小説のコラボするアニメについては回答のスペースの関係上あらすじに書いておきます。
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