この素晴らしい特撮(チート)で瞬殺に! 作:カーナビレッスン
いつも閲覧ありがとうございます。
今回は少し文字が少なめです。
あと4話くらいでこの章を終わらせたいと考えてるのでもうしばらくお付き合いください。それでは、どうぞ!
ー紅魔の里にカズマが婿入りした世界ー
ーアクセルの街ー
我が名はゆんゆん!紅魔族族長の娘でいずれ紅魔の里を継ぐもの!
って思ってたんだけど…なんだかここ数年里のみんなに避けられている気がするの!
めぐみんやカズマさん達もアクセルの街からいなくなってるしどうなってるの?
最近はダストさんのパーティーに入ったりとか新人冒険者さんのサポートとかやってるから食べ物に困ったりはしないんだけど…
またいつものように退屈するだけと思ってたけどギルドに驚きの人物が入って来た。
めぐみん『……』
!!
めぐみん!!
ゆんゆん『めぐみん!!』
私はつい声をかけた。
流石に何年も会っていないと寂しさが爆増してこ
のチャンスを逃したら会えないと思ったので私は声をかけたのだ。しかし…
めぐみん『…』
めぐみんからの反応はなかった。
なんで?新手のいじめ?新手のいじめなのね!めぐみん!でもどうしよう…
めぐみんはこちらを見る事無く他の冒険者からの声かけも無視して受付に向かった。
めぐみん『お願いします。』
何かの用紙をルナさんに渡していた。
ルナ『あ、あのめぐみんさん…その…今まで…』
めぐみん『……』
めぐみんは面倒くさそうに杖を構える。
頭のおかしい爆裂魔法使いとしてこの街で知られているためルナさんは慌てて用紙を取って裏のカウンターに入っていった。
少ししてルナさんはめぐみんに何かの鉱石を渡していた。どうやら何かを受け取ったようだったらしい。
めぐみん『…』
スタスタと目元を暗くしギルドから出ようとするめぐみん。
私は何としても振り向いてもらおうとめぐみんの手を掴んだ。
ゆんゆん『待ってめぐみん!この数年何があったの!パーティーのみんなが!カズマさ…』
ガッ!!
めぐみんが私の首を掴み発言を止める。
めぐみん『その男の名前を出すか!この私の眼の前で!!』
ゆんゆん『えっ…』
めぐみんの眼は赤々とし、怒りに体を震わせている。
カズマさんの名前を出そうとして怒っている。
どういうこと…
めぐみん『全部知ってるんだろ!それでこんな事をしてるんだろ!!』
ゆんゆん『し、知ってるって何を…何のこと…本当に私…何がなんだか…』
めぐみん『…あの忌まわしき一族の長の娘が知らない訳ないでしょ…わかってて聞いてるんですか!知ってて聞いてるんですかっ!!数年前の里の事件を知ってて!!』
ゆんゆん『知らないって言ってるでしょ!!!数年前何があったかなんて私ももう何年も里に帰ってないのよ。何があったかなんて…事件って何よ?』
めぐみん『…その態度…本当に知らないんですか。…そういえば確かにあの場にあなたはいなかった…てっきりいるものと思ってましたが…』
ゆんゆん『あの場?本当に何のことなの教えてめぐみん!!!!』
めぐみんは私の首から手を離すとそのまま踵を返して扉を開けて外へ出ていってしまった。
待って!!
私はすぐにめぐみんを追いかけて外に出てまためぐみんの手を掴んだ。
めぐみん『ちっ!いい加減にしてください!知らないなら知らなくていいんです!』
ゆんゆん『そんな訳にはいかないわよ!めぐみん本当に何があったの!教えてよ!このまま何も知らないなんて嫌よ!』
めぐみん『………そんなに知りたいのなら紅魔の里に行ってみたらどうです。そこで全てがわかります。私がこうなった理由と紅魔の里があなたと疎遠になった理由を最も知りたくないこともあるので覚悟を決めてください。』
ゆんゆん『紅魔の里に行く…わかったわ。めぐみん、ありがとう。』
パッ
私はめぐみんの手を離す。
めぐみん『それでは…』
めぐみんはそのままどこかへと向かっていった。
めぐみんの手を離した後私はそのまま紅魔の里に向かうべく準備をすることにした。
めぐみん『…ゆんゆん、あなたは本当にいい友人だった。…親友と言っても差し支えなかった。でも、あなたの父親が悪いんですよ。』
めぐみんの視線の先には白衣の男がいた。
虎松『おやおや、同情かい?君らしくもない。紅魔族を滅亡させると決意したのは嘘かい。』
めぐみん『いえ、あの場にゆんゆんだけはいなかった。だから、放っておこうとも思いましたがあの呪われし一族は一人残らず滅さないと改めて決意出来ました。』
虎松『で、例の物は。』
めぐみんは虎松に鉱石が入った袋を渡した。
めぐみんはギルドに依頼書を出して鉱石の採掘をさせていたのだ。
めぐみん『ええ、ありました。これであなたのAロボの修理が出来るんですか。』
虎松『そうです、ところであなたは冒険者でしょう。何故自らで取りに行こうとしなかったのですか?一人でもそんなに難しい場所にその鉱石はありましたが?』
めぐみん『私はもうクエストに出る事はやめています。』(それにカズマのことを思い出してしまいます…カズマ…)
虎松「まぁいいです。これから仕上げれば準備はすぐに終わります。今夜にでも決行しますか。』
めぐみん『はい。』(ゆんゆん…貴女がもしあの一族から追い出されていたら私は貴女を許しましょう。しかし、もし受け入れられたら…運が悪かったと思ってください。)
めぐみんと虎松はその足を進めた。
ー紅魔の里ー
ゆんゆん『何年ぶりかな…』
私は何年かぶりに紅魔の里の入り口にたどり着いた。
これまで何度もいこうとしたけど勇気がなかった。自分の居場所が無くなる気がしてた。
でも、動かないと何にもならない!
ドンっ!!!!
足を進めようとした時に私はバリアに弾かれた。
目に見えないバリアが貼ってあった。
ゆんゆん『な、何よこれ…こんなもの…今まで無かったのに!開けて!ねえ!開けてよ!なんで!私よ!ゆんゆんよ!ねぇだれか開けてよぉ!ねぇ!!』
何度も何度もバリアを叩くが反応はない。
確かに紅魔の里にはプライドが高く自里の者以外と関わる事を嫌がる者もいるがそれは全体的に見たら少ない数だ。
しかし、こんなバリアがある以上紅魔の、は決定的に他の人を受け入れる事をやめたといっても過言ではない。
ゆんゆん『なんで…なんでなの…』
ゆんゆんは力なくその場に崩れ落ちる。
それもその筈、彼女は紅魔族でたった一人だけ見捨てられ一番の親友にも見捨てられたのだ。
彼女にはもう…
カズマ『おーい、ゆんゆん。』
!!
カズマさん!!
ゆんゆん『か、カズマさん!』
私が後ろを振り向くとそこにはカズマさんがいた。
間違いない。カズマさんだ。
そして横にはクリスさんとアクアさんもいた。
懐かしい…なんて懐かしいの…
私は懐かしさのあまり三人の前に崩れ落ちて泣き出した。もうわんわんとアクアさんの胸を借りて泣いた。
アクア『大丈夫よ、ゆんゆん。大丈夫だから、とりあえず思いっきり泣きなさい。』
なんか小さな姿をしてたけどもうなんでもいい。
しばらくして泣き疲れたためにアクアさんの膝枕で眠ってしまった。
クリス『眠っちゃったね…多分、この子は何も知らないと思うよ。可哀想に…』
アクア『ねぇ、ゆんゆんに本当のことをいうの、私も流石に可哀想すぎると思うけど…』
カズマ『いや、このまま知らないのもどうかと思うぞ、それに原因はセレブロだ。自分の親や自分を責める事は少しはあるが大元の原因はセレブロだからなんとかなると思うぞ。』
クリス『希望的観測が強目だけど…ま、ここまで来た以上話すしかないよね。』
私は目を覚ました。
そして全ての事を知った。
私は愕然としていた!
ゆんゆん『ははははっ、そういう事だったのか…めぐみんがあんなになるのも仕方ないよね。』
私は落ち込んだ。
そんな簡単な言葉で表すのが難しいと思えるほど落ち込んだ。気分が沈んだ。
そして…
ゆんゆん『なんでみんなそんな簡単に騙されるの!!』
怒った。
みんなに対して怒った。
この感情はめぐみんも持っていると思うが私とめぐみんとはでは重みがまったく違ってくる。
でも、この感情を抱いためぐみんの気持ちならほんのほんの少しだけわかる気がする。
クリス『めぐみんはセレブロの仕業だって知らないの…だから紅魔族に対して…特にあなたのお父さんは…』
ゆんゆん『…私はセレブロが原因だと知っても紅魔族のみんなを許せる自信がありません。そして、お父さん以外の紅魔族も…』
アクア『ゆんゆん…確かに許せないのはわかるわ、でもね誰かを許せる力を持つ事が出来るのは本当に一握りなの。許せとはいわないけど…許してあげて…』
ゆんゆん『……』
カズマ『とりあえずあのバリア自体は簡単に開けられるが…問題はこの世界のめぐみんだな。何をするのか…』
クリス『説得出来るならなるべくそうしたいんだけど…』
カズマ『ああ、間違いなく虎松が何かしているに違いない!』
ゆんゆん『虎松…さっき言ってた敵ですね。』
クリス『うん、敵…あいつの使うAロボならそんなに強くないけど…問題は何故この世界を選んだのか何故こんなとこまできたのか…リーンの力だけというのも不自然だし。』
ゆんゆん『めぐみんの鉱石…あれは何…それに…一体何がなんだか全くわからないよぉ。』
考えても考えても何も出てこない!なら!
カズマ『もういい!とりあえず紅魔の里に入るぞ!来い!メタルゲラス!この壁をぶち破れ!』
カズマさんは巨大な生き物を取り出し、その生き物が突進しバリアを破壊し侵入していった。私もそれに続くように入っていった。
紅魔の里に私は久しぶりに入った。
そこには…
『はーい!こちら最新の味!ボンカレー(ちくわ)だよー!美味しいーよ!』
『今から!お姉さんと…一緒にお祭り回ろっか?』
何も変わらない日常があった。
お祭り騒ぎに里中が活気付いていた。
ゆんゆん『あ、あれ…なんかもっと封鎖的だと思ってたんだけど…』
クリス『結構賑わってる?というよりもの凄く平和的なんだけど…』
アクア『こういう活気があるのはいいことだけど…もしかして…』
カズマ『おい!アクア!それ以上は黙れ!』
私達が唖然としていると何人かの守護兵みたいな人がこちらに声をかけてきた。
守護兵『ちょっと!何バリア破ってんの!それ!対爆裂魔法用のバリアなんだから入りたいのならちゃんと申請したの。この里は余所者を受け入れないとかじゃなくて爆裂魔法使いの少女と今喧嘩中で…って?ゆんゆん…か…』
ゆんゆん『そ、そうですよ…ど、どうかしました?』
守護兵『あ!そうだ!!あ、あー。』
他の皆もなんだか慌て始めている。
え?ま、まさか…
アクア『やっぱり私の推理が正しかったのね!』
カズマ『どうやらそうらしい…はあーっ。』
クリス『ゆ、ゆんゆん…落ち着いて?落ち着いてね。』
ゆんゆん『もしかしてみんな…私のこと…忘れてたの。』
全員『うん!!全く!!!』
ゆんゆん『なんでよーーー!!!うわーーーん!!』
ズコーーーーーーーーッ!!!!
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