この素晴らしい特撮(チート)で瞬殺に! 作:カーナビレッスン
ネタバレは避けますが、特撮ファンなら見てほしい内容でした。
それでは、どうぞ。
ー別世界ー
ー天界ー
エリス『ふふふっ、カズマさん。また動きましたよ。』
カズマ『おおっ、そうか!ついに俺も父親になっていくんだなぁ…こうしているだけでなんだかドキドキしてくるよ。』
俺の名前はサトウカズマ。
俺は今、幸せを噛み締めている。魔王を討伐した後俺はエリス様と結ばれてもうすぐ父親になる。
どうやらお腹の中の子は女の子で女神の力を持って産まれてくるらしい。
確かに女神と聞いてあのアホの女神を連想してしまったため不安になったが俺の子どもだから大丈夫だろう。
ー現世ー
ーパチンコ屋ー
アホの女神『イ…イ…イッシキ!誰か噂してるわね〜まあこれだけの美人なら噂されてもしょうがないわね!』
客『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。ええ〜どぉしよぉー!!!』
客『この閻魔道具で…』
客『明日晴れや…』
客『なんで当たんないだよ!』
アホの女神『……あ、確定よ!』
ー天界ー
テンション上がってきてしょうがない!
カズマ『もうすぐ父親父親〜』
俺はエリス様の手により注文してもらった椅子に座りテンション上げてクルクルと回っていた。
エリス『全く…これからお父さんになるのにそんな子どもっぽいことを。でも、それがカズマさんらしいと言えばそれまでなんですけどね。』
カズマ『おいおいエリス。それも治せよな、カズマさんってなんだか他人行儀じゃないか。夫婦なんだからカズマって呼び捨てにしてくれないかな。あ、あなたやパパでも可だぞ。』
エリス『そ、それじゃあ〜か、カズマ……あなた、パパ……どれがいいですか?』
カズマ『うっほぉー!!結婚してくれー!エリスーー!』
エリス『もうしてるじゃないですか。まったくもう…でも、こんな平和な幸運に満ち溢れた時間が続いたのって貴方のおかげです。本当にありがとうございました。』
カズマ『えっ、そんなフラグにまみれた言葉…どういうことだよ。』
おいおいおいフラグ建築士の異名を持つようなセリフだな…
エリス『実は…なんだか感じるんです。このままだとここが危ないって…』
ってさっそくかよ!またこのパターンかよ!
敵感知スキルに反応はない。
気のせいにしてもいいが…今の俺とエリスには死亡フラグが乱立している。
と俺が気を付けていると…案の定
カタストロス『どうもこんにちは、殺しにきてあげましたよ。カ・ズ・マ』
そこにいたのはどデカい巨体をしたモンスターだった。
カズマ『何だお前は!ここは天界だぞ!なんで…モンスターがいるんだよ!魔王軍幹部か!なんで敵感知スキルに反応が…』
横にいたエリスがだらだらと汗をかいて焦っている。何だ、どうした?魔王軍幹部なのにここまで来たことに恐怖を覚えているのか?
と思ったがどうやら違うようだ。
エリス『カ、カズマ…このモンスター…いえあれはめぐみんさんですね!』
カズマ『えっ…な、何言ってんだよエリス。あれがめぐみん?確かに前にウィズの店で胸がデカくなる薬やらなんやらを飲んで訳の分からない姿になったこと(この素晴らしい世界に祝福を!かっぽれ!2巻第13話)はあるが…神具の力か!』
訳がわからない。ウィズの店にいた時は確かに体は大分変わっていたがめぐみんらしさはそこかしこに残っていた。
しかし、この姿はどう見ても化け物だ。
考えられる可能性は3つある。
一つ目は神具の影響。何処かのモンキーハンター好きの馬鹿がモンスターになってみたいとか願って貰った神具を使った結果この姿になった。
二つ目は変な魔道具をめぐみんの父親ひょいざぶろーさんが開発した結果この姿になった。
三つ目は魔王軍幹部の魔法にかかった結果この姿になった。
カタストロス『違いますよ、別にこれは誰かに言われてやったとかやらされたとかではありません。自らの意思で行っています。』
な、人の考えてることを見透かす感じ!
これはめぐみんだ!しかし、どうしてだ!
どうしてこんな姿に…しかも自らの意思だなんて…
カズマ『めぐみん!どういうことだ!どうしてそんな姿に…何がしたいんだ!俺にはわからない。俺はお前が何をしようとしてるのか。何がしたいのかが分からない!』
叫びかける俺にめぐみんはニヤリと笑うような声で囁いた。
カタストロス『さっきも言った通りあなたを殺すためですよ。最も目的はもう一つありますがそれより先に…こっちのあなたも私を選ばなかった。やはりあなたは私が行動しないと振り向いてくれないようなので…はぁっ!!』
めぐみんの目が紅く光り、俺に向けて白い触手を出して俺の体を締め付けた。
カズマ『な、めぐみん…どうして俺を…どうして…』
カタストロス『頭が悪いですねカズマ。簡単に言うと復讐ですかね。私ではなく他の女達と番いになったあなたに対する殺意が一番の目的ですね。安心してください、ここなら多分死んでも生き返ることはないと思うので。』
エリス『めぐみんさん…そもそもなんで貴方がここに…ここは私達神が許可したものでない限り肉体を持って入ってこれないはずです。まさかアクア先輩から…』
カタストロス『違いますよ。ファイヤ様です。ファイヤ様から許可を得てここまで来ました。』
エリス『!!!ファイヤ様…まさかあの人…ともかく!カズマを殺させはしません。一人版女天神罰!!』
めぐみんに向けて光が注いだ。
俺は拘束を解かれてその場に倒れ込んだ。
とても大きな光が彼女を包み込んだ。
とんでもない爆音が辺りに響いた。
これでとりあえずは死んでなんとかする気なのだろう。
俺はそう短絡的に考えていたが事態はそう簡単に収まるものではないようだ。
カタストロス『ふぅ…こんなものですか。ま、所詮はたかが女神…私にとってはかすり傷にもなりませんよ。』
なんと無傷だった。
どういうことだ。あれだけの攻撃…無事ですませるなんて…
これは…そんな…
俺達はこれまで数多くの魔王軍幹部と渡り合ってきた。
だがそれの大半はめぐみんの爆裂魔法という攻撃手段があったためになんとかなったのだがそれが敵に回ったとなると勝手が違いすぎる。
ダクネスがバニルの手によって操られた時とはまるで別物だ。
こっちには反撃の手段がない。
アクアは今いない。いたとしてもめぐみんに勝てるかどうかわからない。
もし、勝てるのならばこいつが爆裂魔法を使った後動けなければ勝機はある!
カタストロス『無駄ですよ。どうせカズマのことだから爆裂魔法を使った後を狙ってるんでしょ。でもそんな可能性は捨ててください。エクスプロージョン!!』
ドガアアア!!!!
めぐみんはくるりと俺たちから反対側を向き爆裂魔法を使った。
いつもよりも威力は向上している。しかし、めぐみんは一向に疲れる様子がみられない。
カタストロス『カズマぁ…今の爆裂魔法は何点ですかぁ?』
カズマ『…140点…どういうことだ。全くもってレベルがダンちってやつだよ…何があったんだめぐみん?』
カタストロス『簡単な話ですよ。この体になったおかげで爆裂魔法の使用制限が無くなり威力も増大しました。これであなたが望む魔法使いになりましたよ。だからカズマ…あなたがわたしから離れないよう…殺してあげます。』
エリス『させません!何があなたをそうさせるかはわかりませんが…カズマさんは…カズマは私の旦那さんです!このお腹の子のパパです!そんなことは絶対に…』
ファイヤ『それは許せないわねぇ…』
!!!!!
目の前に謎のボインな女がいた。
ウォルバクと同じような感じを漂わせている。
俺の敵感知スキルにビンビンと反応した奴こいつは何だ?ここは天界だぞ!一体どんな奴がここに…
エリス『ファイヤ様…』
カズマ『ファイヤ…様…もしかしてアクアと同じくお前の…めぐみんに力をくれた。』
エリス『ええ、そうです。ファイヤ様なんでめぐみんさんを天界にそしてあの爆裂魔法の威力…貴方が力を与えたんですね。』
ファイヤ『ええそうよ。だって可哀想じゃない。あの子そこの男に捨てられて自暴自棄になって死にそうになったのを私が助けてあげたの。優しいでしょ?』
エリス『優しい?あなたにとっての優しいって何ですか?貴女は紅魔族の抹殺に賛成した神の代表じゃないですか。そんな貴女が今更紅魔族を使うなんて。』
ファイヤ『可哀想な女の子に手を差し伸べるのに紅魔族も何も関係ないわ。それにあなただってアクアの下なんかにいずに私の下で働けば良かったのに…そんなんだから下界の男と子なんて孕んで情けないわね。』
エリス『私の先輩はアクア先輩です。あの人は本当に優しいんです。貴女の優しいは殺してあげることによって寿命を遂げる前に終わらせる勝手な優しさです。アレルギーだって性別の交換も貴女の仕業でしょうに。』
ファイヤ『何〜?戦争よりましじゃない。それに男の体に女の心、女の体に男の心を与えて自殺を促す行為のことをいってるの?あれは当人の努力不足でしょ。』
エリス『違います!どんなにそのことで辛い思いをしている人がいるかあなたは下を見た事がないから…』
ファイヤ『クリスなんて別人格を作って義賊なんて偽善行為をするアクアの後輩という下等な神とはいえ下界の男とまぐわい更にこの私に反抗するなんて随分勇ましいわね。まぁいいわ。虎松!カタストロスと一緒にこいつらを片付けてしまいなさい。』
するりとファイヤの後ろから白衣を纏ったおっさんが出てきた。
虎松『さてと、カタストロス。そろそろ追加のメダルでも使うか?』
カタストロス『いえ、問題ありません。このまま潰してあげますよ。』
めぐみんが動き出した。俺たちは逃げ出そうとするが虎松に後ろを取られている。
虎松『行け!合成怪獣グリホン!奴等を逃すな!』
後ろから怪獣が迫ってきた。
更に触手により動きが封じられてしまった。
いつもなら死ぬのは痛いが我慢するかになるが天界で死ぬとどうやら本当にヤバそうな感じがしてきた。どうする…
カタストロス『これで終わりです。また、後で会いましょう。カ・ズ・マ。』
グオン!!!
俺達は踏み潰されそうになった。
しかし、そうはならなかった。
ゼスティウム光線!!!!!
カタストロス『なっ…性懲りも無く…また現れましたか…』
ドンッ!!!
ウルトラマンz『ああ、お前を止める。俺たちみんなの力でな!』
アクア『『さあてと、覚悟しなさい!めぐみん!この…ダブルアクアの実力を!!』』
クリス『助けに来たよ、こっちの私。』
異世界のカズマ『めぐみん…』
ゆんゆん『めぐみん…何としてでも昔のめぐみんに戻してみせる。』
ウルトラマンz クスィスパイラル、セブンガー、ウィンダム、キングジョーストレイジカスタム、ウルトロイドゼロがカタストロスに前に立ち塞がった。
合成怪獣グリフォンを倒したのもウルトラマンzの必殺技だ。
セブンガーにはアクアが二人、ウィンダムにはクリス、キングジョーストレイジカスタムには前の世界のカズマ、ウルトロイドゼロにはゆんゆんが乗り、別世界のカズマはウルトラマンZクスィスパイラルとなって二人を身を挺して庇った。
カタストロス『なるほど…カタストロスはデストルドスを参考にしたから同じように戦えば勝てると…全く向こうはパワーや破壊光線こちらはそれに加えて多彩な技に爆裂魔法、馬鹿馬鹿しいですね。』
ウルトラマンZ『そうかもな。でもやらないよりはマシだ!』
ウルトラマン、特空機4体VSカタストロスの戦いが始まった。
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