この素晴らしい特撮(チート)で瞬殺に! 作:カーナビレッスン
アクセルハーツも初登場!お待たせしました、それでは、どうぞ!
ーベルゼルグ王国ー
ー宿屋ー
私の名前はリア。
アクセルの街を拠点に活動している踊り子ユニット"アクセルハーツ"のリーダーだ。
アクセルハーツのメンバーは私リアとシエロ、エーリカの3人がいる。
そこそこの人気はあるがどうも煮え切らない。
何かが足りない…メンバーが足りないとかではなくもっと別の何かが足りないんだ。
私には昔の記憶がない、それが関係しているのか
そこがわかればもっと爆発すると思うんだ。
そして、その何かを手に入れるかもしれないと思ってこのベルゼルグ王国へと来た。
どうやら終戦イベントの踊り子ユニットの一つとして招待されたみたいだ。
しかし、先日の騒動によりイベント開催は絶望的となり私達以外の踊り子は帰っていった。
私達3人だけこの宿屋にて待機していた。
エーリカ『ねえ?いつまでここにいるの?』
シエロ『さ、さぁ…なんだか不穏な雰囲気になってきてるよね。』
リア『ああ、だがひょっとしたらまだやるかもしれないだろ。だからもう少し待ってみないか。』
エーリカ『しょうがないわねぇ。ま、リアがそういうならあたし達は従うだけね。』
シエロ『そ、それにひょっとしたらこのままここにいた方がいいかもしれないよ。魔王軍残党が小さな村とかを襲撃してるから…』
リア『そうなのか!でもなんでそんな事をシエロは知ってるんだ。』
シエロ『え、え、えっと〜噂で知っただけだよ。』
エーリカ『へ〜じゃあこれからどうするのよ。はあっ〜もー!この部屋にいるの飽きたー!』
リア『確かにいい歌詞も思いつかないし…ここで振り付けの練習をするのも…』
シエロ『う〜ん、どうすれば…』
私達は悩んでいた。
そして、突然扉がガチャりと開いた。
おやおや、どうやらお困りのようですねえ。
リア『だ、誰だ!!』
そこにいたのはよくわからない木の棒を右手に持って顔を隠した男の人だった。
??『どうも、みなさんこんにちは。』
シエロ『こ、こんにちは。』
普通に礼儀正しく挨拶してきた。
いや、ノックせずに入ってきたから礼儀はないと思う。
??『私は警視庁特命係の杉下です。かつては就活刑事としてブラック企業に騙される学生を救ってきました。しかし、チャンネルの方針の転換により出番が無くなったのでこちらに来ました。』
エーリカ『チャンネル…警視庁…何それ?』
リア『あれ?私、昔何処かで貴方を観たことがあるような…』
杉下『おやおや、私の視聴者でしたか。相棒を観てくれてありがとうございます。』
相棒!!
ピーン!
頭に痛みが走る…
リア『相棒…杉下…うっ…わからない。』
私は頭を押さえて悶える。
わからない…わからない。
杉下『はっ…まさか!代わります…』
ピカーン!!
中年オヤジだった男が姿を変え若いとんがっている紫と黄色の髪の青年となった。
武藤遊戯『なんだい?急に代わってもう一人の僕、あ!リアじゃないか久しぶり。』
エーリカ『え?リアの知り合い?』
武藤遊戯『うん、同じ高校のクラスメイトで隣の席の人で同じ薙刀部だったんだ。修学旅行でも一緒に石ノ森萬画館を回った仲なんだよ。』
リア『高校?クラスメイト?薙刀?武藤遊戯…うっ…ううっ…分からない…だが…私は…私は…』
痛い!頭が痛い!
私はあまりの頭の痛さにうずくまってしまった。
なんだこの感覚は思い出せないのか…いや…これは…
シエロ『リアちゃん!大丈夫!』
エーリカ『リア!ちょっと!あんた!何してんのよ。』
武藤遊戯『あっ…ああっ…どうすれば。』
杉下(ここは私に任せてください)
武藤遊戯『もう一人の僕、うん、わかったよ。』
武藤遊戯が首からかけている金色の逆ピラミッドの物に手を触れると姿が先程のおじさんに戻った。
杉下『今,思い出させてあげます!杉下アロー!』
右手が光り光の矢が出て、私に突き刺さる。
リア『うっ!』
すると、彼の記憶が私の中に入ってきた。
ー過去ー
リア『隣の席だな、私の名前はリア、よろしく。』
武藤遊戯『よろしくお願いします。』
リア『薙刀部の部活は疲れたなぁ。』
武藤遊戯『うん、でも結構リア上手いね。』
リア『私は結構、スカルマンのデザイン好きなんだけどなんで没にしたんだろうな。』
武藤遊戯『そうだね、でも仮面ライダースカルがいるからいいんじゃない。』
ー終了ー
リア『ああ…そうか…わかった。思い出した、私はリア…かつて日本でアイドルグループの脇役として働いていた…』
杉下『どうやら貴方も私の知り合いが会った転生者と同じく日本から来たんですねぇ。』
リア『転生者…そうだったのか…私以外にもいるのか。』
杉下『ええっ、少なくともミツルキという男とサトウカズマという男の二人がこの国にはいます。私は細かいことが気になるんです。』
リア『そうか、なるほど…で、貴方はここに何をしに。』
エーリカ『そうだわ、忘れてた!なんでここにあんたは来たのー!まっさかー、エーリカちゃんとデート…』
杉下『いえ、違います。実はそのサトウカズマという男の事でお話があって来ました。』
リア『サトウカズマ…私の知り合いにそんな友達はいなかったが…』
杉下『いえ、貴女だけの用事ではなく貴女達アクセルハーツにサトウカズマからお願いがあるそうなので彼等がいるダスティネス邸まで来て頂けませんか。』
シエロ『ダスティネス邸…それなら僕、場所が分かるので案内出来ます。』
杉下『あ、そういえば貴女は貴族の娘さんでしたね。知ってても別におかしくはないですねぇ。』
エーリカ『ええー!そうだったのー!』
リア『し、知らなかった…』
シエロが貴族の娘!
そんな素振り今までなかった。
気づかないなんてな.
シエロ『誰にも言ってなかったのに…なんでわかったんですか。』
杉下『細かい事が気になってしまうのが私の悪い癖、それくらい調べてわかりました。』
エーリカ『よーし、それじゃあいきましょー。』
え、エーリカ、シエロま、まて!
何私を置いて話をしているんだ。
リア『お、おい、私はまだ行くとは、』
シエロ『でもここにいても何も出来ないよ。』
エーリカ『どうせ暇だし。』
リア『そ、それはそうだが…』
杉下『お願いします。貴女達の力を貸してください。ひょっとしたら貴女達が来ない事で戦争が激化するかもしれないのです。』
シエロ『魔族との戦争がですか…』
杉下『そうです、お願いします。』
杉下さんが頭を下げて頼んできた。
そうだな、どうせなら戦争はしない方がいいに決まってる。ならやるだけだ!
リア『!!戦争…そうですか…わかりました。協力します。』
こうして私達はダスティネス邸に向かう事となった。
ー宿屋ー
ーエントランスー
クリス『ありがとうね、杉下さん。』
杉下『はいぃ〜私は大した事はしてません。』
クリス『でも、お礼は言わせて。それにファイア先輩が送った昭和生まれの天使(56)を退治してくれた事も感謝してる。あの行動によって騙されてブラック企業に入る学生も大きく減ったんだからさ。』
杉下『そうですか、ではまた困った事があったら私を頼ってください。それでは、』
見てみたい特撮とアニメのコラボ小説は?各小説のコラボするアニメについては回答のスペースの関係上あらすじに書いておきます。
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