斬って斬って斬りまくるRTA、はーじまーるよー!
本RTAでほもくんに装備させてる武器は槍だから、斬るというか突くというのが正解なんですけど、まあ強ち間違いではないし突いて突いてよりも斬って斬っての方が語感が良い……あっ! 嘘! 嘘です! 突いて♂突いて♂突きまくる♂方が良いですね。私、うっかり!
ドジっ子という走者にあるまじき失態を犯してしまった(意味深)あいだに、地球で活動する期間中の最強武具を入手できました。
やっとアマゾン川の向こう側から届きましたね、支援物資。
敵軍撃破数はとっくに条件を満たしていた。後は坂本の好感度だけだったのですが、一緒に戦ってるだけでサクサクと上昇してくれたお蔭で、現時点での最高火力を叩き出すことが出来ます。
今の所、目立ったロスもガバもなく至って順調ですね。
タイムも良い感じです、あぁ^~最短記録更新するゾ~コレ。
ただこれから気を付けなければいけないことがあります。
幕軍を相手にする時は手加減をしなければいけません(真顔)。
今のほもくんが何も考えずに武器を振るったらモブ共は呆気なく死にます。逝きスギィ!
別に幕府を討ち滅ぼす為に戦ってるわけじゃありませんからね、この戦争。
あくまで此処は侍の国であると主張して、自分たちの力を誇示する為のものですから、あまりあちらさんを消耗させすぎると大義名分が薄れる……のかどうか定かじゃないですけど、自軍全体に士気降下といったデバフがかかります。
士気降下デバフにかかると兵たちの活動効率が落ち、戦闘時に不利に成り易くなるので自軍の士気管理はしっかりとしましょう。
このゲームはデバフがかなり厄介です。
毒、麻痺といった王道なものもありますが、これはほもくん単体の話なので根性消費か変異体による時間経過で克服できます。しかし根性だけでは士気はどうしようもできませんし、上昇させ辛い癖に何かしらの損失が起こると簡単に下降するのがムカつきます。
経験値が美味しければ人間だろうが天人だろうがえいりあんだろうがどうだっていいのにグダグダと煩いんですよね、お前ら精神状態おかしいよ……。
大義がなければ剣が鈍るようなクソクソイカレポンチばかりで涙がで、出ますよ。クソが(純粋な罵倒)。
天人相手なら幾ら斬っても問題ないので、天人軍にはジャンジャンバリバリ突いていきます。
ほもくんがんばえー!
あまんとにまけうなー!
わるいやつやっつけろー!
ん? また黒子野が出現しましたね、これはまた運が無駄な方向に振り寄っている。
あっ、そうだ(唐突)。
折角ですし、彼からミスディレクションを教えてもらいましょうか。
「僕の小手先の技術が貴方の役に立つと言うのなら」
やりますねぇ! 会話記録たったの二回の相手に伝授してくれるとか聖人か?
戦闘において対戦相手から目を逸らすのはありえないので、スキルレベルを相当鍛えないと滅多に成功しないのですが、習得しておけば戦闘で自動的に発揮してくれるオートタイプのスキルですし、覚えておいて損はありません。
そもそも戦争中は乱戦ばかりで一対一のタイマンは滅多にありませんから、通常の戦闘よりも相手の意識を逸らす技法は役立ちます。
スキル育成に時間がかかるのがデメリット、しかし視線誘導が成功すれば確実にクリティカルを出すことが可能、大ダメージのチャンス。
視線誘導に万が一でも成功したら御の字、宝くじを当てるような感覚ですね。
好感度を稼ぐと黒子野からミスディレクションを教わることが出来ます。つまり遭遇二回目以降から教われます。チョロすぎる……。
ミスディレクションを彼から教わると成長率が伸びますし、二回目以降彼と遭遇できたラッキーマンは是非習得しておくべきです。一回くらいなら通常のプレイでも会えますが、二回目以降だと確率的にひたすらリセットを駆使しないと遭遇できないので、本RTAでは当てにしていませんでした。
しかし実際に出会えたとなれば棚ぼたを期待して習得しちゃいますよね。
星海坊主相手には通用しそうにありませんが、ハンティングクエストでは効果を発揮してくれるでしょう。
清麿と高杉が横並びになる姿は、今ではもう滅多に見かけない。
松陽が連れ去られて以来、高杉の野郎はハリネズミのように刺々しくなった。まあ昔もハリネズミだったから大きな違いはぶっちゃけないわけだが、清麿への態度が悪化している。
それに俺が苦言を申すとヅラの奴は何かしら事情を知っていそうな感じを醸し出した。しかし無理くり聞きだそうが根本的な解決にはならない。
高杉は見るからに頑固だし、清麿もパッと見では分かり辛いが頑固だ。清麿は普通に接しているから蟠りはなさそう、なら問題を抱えているのは高杉。
そして高杉は俺が嫌いだし俺も高杉が嫌いだ。はい終了、何も出来ませーん。
公私混同はしない、戦場に立てば背中は護るし作戦会議の場では意見交換もする。
ただ明らかに「オレ、キヨマロ、テキシシテル」と丸分かりなだけで。
松下村塾の時から清麿を苦手にしていて、試合で負かされてからは傍目でも敵愾心が強まっているのがバレバレだったが、それでも日常的な会話はしていた。
今では事務的な連絡でもなければ話さず、命が関わる状況でもなきゃ目も合わせない。
間違いなく切っ掛けは松陽だ。あいつが連行されるのを俺と清麿は見送るしかなかった。
あれ以来、連中の纏う空気が多かれ少なかれ変わった。無論、俺を含めて。
俺たちの心の中で松陽の居座る割合が大きすぎたのだ。
特に、村塾でも一番松陽を慕っていた高杉は、変化が著しい。苦々しいが、それも理解できてしまう。
酷く業腹だが、高杉の態度に俺はとやかく言えない。清麿も気にしていないようだし……というのは言い訳だろうか。
あんなに弱っちくよちよちしていた清麿も今ではすっかり攘夷志士のエース様だ。まるで一人で大きくなったかのような態度……こそはしていないものの、どっしりと構えるようになってきた。
将として指示を出さなければならない機会が増えたからか寡黙もちったぁマシになっている。
人誑しの達人である辰馬が現れてからは、お喋りのコツを教えて貰っているのか、それとも見様見真似でパクッているのか、指示出しや味方の鼓舞以外でのコミュニケーション能力が加速的に上達しているようだ。
……辰馬は何処となく、清麿を英雄視している節がある。あいつは厚顔無恥なスタイルの修行バカだということを近々きっちり叩き込んだ方が良いかもしれない。
攘夷活動を始めた当初はちょくちょく清麿翻訳係として駆り出されていた俺も、現在はめっきり出番はない。
淀みなく仲間と会話を行う清麿を遠目から見守りながら、手がかからなくなった子分の成長を喜ばしく思う。まだ酒こそ飲めないが、子供と言い切れる年齢ではなくなっている。独り立ちして貰わねばこちらが困るのだ。
辰馬を筆頭に清麿の周辺に出来上がった人集りの様子を眺め、薄く微笑んだ。
「高杉、お前の気持ちは分かる。だが、俺もお前も清麿より年が上なのだ。年上として年下の振る舞いを受け入れなければならないこともあるだろう、もう少し柔らげて接しろ」
「……うるせェなヅラ。戦いに私情は持ちこまねェよ……それでいいだろうが」
「ヅラじゃない、桂だ! 確かに近頃の清麿は成長期を迎え、お前の身長は完全に追い越された。しかし、それを意識しすぎて隣に立とうとしないのは些か子供っぽ――――いだだだ!! ギブ! ギブアップ! だからチョークスリーパーを止めろ高杉!!」
人気の少ない場所に高杉を連れ込んだヅラが何やら意味深く真剣な顔をしていたものだから、気にかかって会話を盗み聞きしていた俺は呆れ返る。兵法だのなんだのを読み込んでいるヅラは頭が良い筈だが、言い様の無いほどの馬鹿だった。
でも実は……俺の方も、そろそろ危うかったりする。
あ、清麿だ。
もう殆ど同じ目線になったこいつを改めて見ていると、年月の経過を感じざるを得ない。
……随分とまあ、デカくなったもんだ。
「おい清麿、少し屈め」
「はい」
……。…………。………………。
「……? …………なんですか、銀ちゃん?」
「いや、なんでもねェよ? 別になんの思惑もねェよ?」
とりあえず、ひたすら清麿の旋毛を押し続けておく。不思議そうに清麿は首を傾げるが、俺にはなんの思惑もない。ないったら、ない。
「ほ……報告します! 天人の軍勢凡そ三千強が我々の背後に迫ってきています!」
【斥候からの緊急連絡を受け、兵たちに動揺が迸った。銀時と桂はお互いを見合わせ、頷いている。……どうしようか?】
永祿山の殿戦はノータッチです。ここに参加すると原作イベントが挟まってロスになります。
銀魂キャラは平地だろうが死地だろうが口数が目茶目茶多いですからね、お喋り大好きマンしかいません(殺意)。もっと無口になれ(ガチ)。
銀時・桂と共に殿を務るルートに入らず自軍の撤退フェイズに移行した場合、安全地帯まで自軍が撤退した時点で終了になるので、手早く自軍を陣地まで誘導してさっさと終わらせましょう。
殿戦が終わった後は少し静粛期間になる為、この時にアイテムの買い溜めをしておきます。
変異体なので体力回復には手を付けず、根性回復だけ大量買いです。高い割に効果が低い、連続して使用すると更に効果が下がる……エナジードリンクみたいですね。
静粛期間を過ぎると……あ、そうそう、同窓会篇の箇所ですね。
「これから遊郭に行くんだけど清麿も行くだろ?」
ほもくんも遊郭に誘われますが、ほもくんはホモなので女性しかいない遊郭はNG(鋼の意思)。
選択肢に男を増やしてから出直してきな、ペッ!
そこからの一ヶ月分は何時も通り出陣、撤退戦、修行、結晶体探しです。加速加速ゥ。
缶蹴りですが、特にやることはありません。
寺が爆破したら戦闘に入るのでボタン連打と待機だけです。
【荒々しい喧騒と煙が激しく混ざり合う最中、不意に背後からの敵の攻撃が止まった。】
オ゛ォ゛ン゛!?
【いる。誰かが。己の背中を仲間が守っているのを感じる。】
「……清麿さん、これが攘夷志士としての、僕の最後の戦いになります。せめて最後くらい、
先程の爆発で死んだ筈では……!?
黒子野ォ! 生きとったんか我!!(フラグ感)
すっかり忘れてました、そういえばミスディレクションを彼から習得させて貰うとこんなイベントが発生するんでしたね。
ゲームオリジナルなのかゴリラ作者直々の設定なのかは知りませんが、このゲームにおいて黒子野は幕府側の人間で、スパイとして潜り込んでいた人材です。
黒子のバスケの黒子くんをベースに、暗殺教室の渚くんの敵に警戒されない才能がミックスされており、粗方の情報収集を終えてたので寺爆破に乗じて死を偽装し戦争から抜けます。
しかし攘夷志士として過ごす内に情が湧いてしまったらしく、この後にする幕府方への報告も嘘混じりでもう暫く戦争を続けられますし、同窓会篇では鬼兵隊の罠を知ると銀時たちを助けに来ます。一発ネタの一発キャラの癖に濃い。
さて、スパイが去ったのでそろそろ攘夷戦争も佳境ですね。
幾つかの原作イベントを経由したら本RTAの目的であるえいりあんばすたーになる為に宇宙へ飛び立ちます。
ステータスも結晶体も予定していたラインに満たしているので、ガンガンいきましょう。
今回はここまで、御視聴ありがとうございました。
――青空のような瞳はきっと、僕の正体を知っていた。
何故攘夷志士の仲間にバラさなかったのか、脅迫と利用をしなかったのか。
間諜としてあの場所から逃走した今となっては、もう知る由もない。
それでも、僕は。
『助ちゃんは凄いですね、誰にも気付かれず影に収まり続けてそっと手助けをする。僕は目立つ動きばかりで、銀ちゃんや皆に怒られてしまうので……助ちゃんを尊敬します』
あんなに人と関わったのは初めてで、顔と名前を一致されたのは初めてで、光を強めるのではなく浴びたのは初めてで。
それでも、僕は。
『僕たち、同じですね。……ほら、話し方。こういうのってお揃いと言うんでしたっけ』
戦国時代から続く由緒正しき赤備え。
その精鋭部隊を率いる貴方が、よりによってどうして……。
……いえ。止めましょう、考えるのは。僕の心はもう決まっているのだから。
『この前の戦は助ちゃんがいて助かりました、ありがとう』
清麿さん、貴方は僕の光でした。
貴方に会えて良かった。
願わくは、二度と会いませんように。