流離の旅についていくRTA、はーじまーるよー!
とんでもない豪運を発揮して開始直後から松陽先生とエンカウントすることが出来たので俺のビートが有頂天です。幾らウロつこうが会えない方が当たり前ですからね。
試走の段階ではこの序盤中に野生の盗賊たちを倒しては寝てを繰り返して時間経過を計り、松下村塾が出来た所で優しさに甘えて転がり込むのが通常でした。序盤で松陽先生に会えたのはたったの一回という確率っぷりです。
松陽先生&銀時の二人と序盤から共に行動できるメリットはごくごく単純に、早く会えた分だけレベル上げ効率が良くなることです。
強い人と戦うと経験値も多く貰えます。松陽先生なんて経験値の塊みたいな人です、実戦だけでなく修行でも経験値は貰えますがその経験値数が作中でもトップなので、彼から師事を仰ぐのはRTAで(私の中で)定番中の定番ですね。
松陽先生式ライザップを受ける→攘夷戦争で経験値の荒稼ぎ、は手垢のつきまくったテンプレチャートですから皆さんも見慣れているでしょうし、がしがし倍速で進めていきましょう。
( 少年修行中 … 倍速中 … )
キャラと一緒に修行すると一人で行う修行よりも経験値は増量しますが、キャラによって付き合ってくれる回数は変わります。松陽先生は余程運が悪くなければ何度頼んでも快諾してくれますし、銀時は面倒臭がって連続の修行は拒否ります。なんだお前根性無しだな(軽蔑)。
ここで重要になるのは、松陽先生という聖徳太子に頼り切っていると経験値効率が悪くなってしまうという点です。
同じ人と連続して戦い続けると効率が落ちてくるので、銀時や他のキャラといった実力者も間に挟んでリセットする必要があります。
ローテーション制で回れば経験値をうま味のままレベルを上げていくということですね。
うん、おいしい!
ほもくんは根性で修行の鬼と化す以上、連続的に修行しすぎれば経験値効率No.1の松陽先生でもちょっぴりまず味になってしまう罠。
ですから銀時の好感度はある程度稼いでおきましょう。
ぶつくさ言いながらも付き合ってくれるようになります。お前ツンデレかよぉ!
好感度稼ぎは至って簡単、彼は甘党なので甘味をあげたり、なんやかんや兄貴気質なんで甘えたりすると上昇します。甘ばっかだな、こいつ……。
おっと、イベント発生ですね。倍速ストップ!
「ちょっといいですか? ここにおいで」
【松陽に手招きをされ、促されるまま隣に座る。】
あっ、これかぁ!
「いつまでも少年呼びを続けるわけにはいきませんからね、僭越ながら私が君に名前を贈らせてもらいます。これでも私、銀時の名前も名付けているのでネーミングセンスには自信がありますよ」
これは前回言っていた名付けイベです。
やっぱり松陽先生と関わる回数のが多いので、好感度の上昇具合的に名付け親になってくれるのは九割五分で松陽先生ですね。
付けられる名前は完全にランダムですから何になるかは分かりません。
ほーん、「松下 清麿」ですか……普通だな!
なんて名付けられようがほもくんはほもくんだし(なんでも)いいです。
じゃあ俺、名前もらって帰るから(修行イキ)。
松陽が餓鬼を拾ってきた。「誰だこの餓鬼」と言ったら「君も同じ子供でしょう」と返された。そういう意味じゃねーよ。もしや趣味か、お前は餓鬼を拾うのが趣味なんか。
血生臭い武器も持ってるし、態々松陽が連れてきたってことはこいつも親無しなんだろう。
「おう新入り、俺が先輩だからな。先輩には絶対服従だ、いいな」
何を考えてんだかわかんねえような餓鬼の丸い目とかち合い、ちょっとだけ頷いた。
……それだけかよ! なんか喋れ!
「シャイなんですよ、今後慣れていけばきっとお話してくれるようになるでしょう」
「……ああ、そう」
松陽に会う前の俺を思い出し、食って掛かろうと前屈みになった体勢を戻す。
それから松陽と俺の二人旅にこの餓鬼が加わって三人旅になった。
こいつは言葉こそ滅多に話さないが、代わりに行動力は高い。俺が松陽と稽古をつけているとあの温度の籠ってない無機質な目が二つ揃って凝視してくる。かと思いきや、休憩を入るや否や松陽に自分も強くしてほしいと頼んできた。あいつが喋ったのはこの時が初めてだった。
(めちゃくちゃ弱ぇな、こいつ……)
休憩しながら稽古を受けるこいつの姿を見て呆れ返る。
こんなのがよく今まで生きてこれたもんだな……。駄目駄目すぎて逆に感心してしまうくらいだ。改めて思い返してみると、松陽が連れてきた時のこいつは血で汚れてこそいたがそれ以外の身形は整っていた。一人になった後すぐ松陽に拾われたんだろうか、それなら納得がいく。
力がなければ体力もない、動きが鈍けりゃ剣の斬り方もなっちゃいない。
本当に弱っちい奴。運よく松陽が拾わなきゃ数日で死んでたと容易に想像できる。
だが、唯一評価してやっても良いことがあった。
「もう一本……お願いします」
ヘロヘロになって床に倒れても起き上がる。その根性だけはまあ、悪くないんじゃねえの?
それに付き合うのは絶対嫌だけど。試行回数が半端じゃねえんだよ、なんだあの練習量。
……そう思っていたのも束の間、こいつは指示をすれば素直に言うことを聞くし、何より団子屋に寄った時に松陽が買った餡子団子を俺に献上してくるものだから、こりゃ良い子分が出来たと気分もアゲアゲで日々の楽しみが増え、
「あの、もう一本付き合ってください」
「はぁ……ったく、しょうがねぇなぁ。あと一回だけだぞ!」
その内、こいつの鍛錬に付き合うのもちょびっとなら良いかと感じるようになってきた。
まずい。思考が汚染されてやがる。
いやだって、こいつ、断るとちょー無表情の癖に心なしか落ち込んだような雰囲気醸し出してくるから……。なんか悪いことでもしてるような感じにしてきてがるから、畜生。
「お前、それわざとやってんのか?」
「……?」
「無言で首傾げんな」
ずっとこいつのことはこいつだのお前だのと呼んでいるが、別に名前を呼びたくないわけではない。ただ、名前を聞いても首を振るだけだから名前が分からないのだ。多分、こいつも名無し。
おいとかお前とかで代用しているものの……何故松陽が俺に名前をつけたのか、その一端が分かった。呼び名がなきゃめっちゃ不便。
だから通行人の会話に耳をたてて、まず世の中にはどんな名前があるのか研究を始めた。
男と女で名前の種類は違うらしい。女には最後に子をつけるパターンが通例だったが最近ではそうでもないらしい、とか、薫はどちらにも使っている、とか……ゴチャゴチャしていて分かり辛い。
名付けを軽く見ていたようだ、どういう名前が良いのかさっぱり分からない。
……仕方ない。こういう時は松陽に相談するのが一番。
なんとなく、サプライズが良かったからあいつにバレないように二人きりで話そうと機会を窺っていると、二人が話しこんでいるのを見つけて思わず身を隠してしまった。
いやいや、隠れる必要なんてないだろ。でも一旦隠れてしまうと顔を出し辛い。どうしようか悩んでいたら二人の会話が聞こえてくる。
「君はとても清い瞳をもっている。だから清麿。……どうかな?」
松陽は何時も通りの笑顔で、それでもちょっと不安気にあいつに伺い。
「清麿。はい、とても、良い名前だと思います」
あいつは今までの鉄仮面を崩して、笑って頷いた。
ああ、なんだ。俺が考えることなかったんだ。
すとんと納得がいった。松陽が考えてない筈がなかったんだから。
俺に名前を与えてくれたように、あいつにも名前を与えて当然だ。
こんな当たり前のことになんで気付かなかったんだろ。
頭の中に置いてあった幾つかの名をゴミ箱に入れて、それでおしまい。
あいつは清麿。松下清麿だ。
「よう清麿、俺のことは敬意を込めて銀時さんと呼びなさい」
「はい、銀ちゃん」
「話聞いてた? 耳の穴かっぽじってやろうか?」
あれから何処となく清麿の表情が柔らかくなった。気がする。
同時にほんのちょっとだけ返事もするようになった。マジでちょっとだけ。
剣の使い方も少しずつマシになってきた。俺に比べれば雑魚だが。
雑魚を通り過ぎて稚魚かもしれない。だから、まあ、暫くは稽古に付き合ってやらなくもない。
松陽先生七:銀時三の割合で修行をしていく間も旅は続いてるわけですが、この流離の旅の中で行っておくことは他にもあります。
各地に存在する龍穴で稀に落ちているアイテム、アルタナの結晶石。それを探します。全力で探して、どうぞ。
これさえあれば変異体を選んだ時のみ現れるステータスであるAP、通称アルタナポイントを宇宙空間にいても全回復できるんで超重要。
つまり幾らでも腕だろうが足だろうが胴体だろうが、何がモゲても復活可能。
体力回復は根性でコンティニューすればどうとでもなります。
しかし四肢がモゲた場合は変異体以外その場で対処できません。
通常プレイでは江華救済ルートや虚撃破ルートで使用する以外ただの換金道具にすぎませんが、本RTAでは貴重な完全回復アイテムです。
目標は10個、最低でも3個は欲しいところです。あればあるほど良いので20個でもOKです。
義手を作るにしても金と時間がかかるんで、やっぱ自力で何とかするのが一番ですわ(小並感)。
今流行の自給自足って奴です、地球に戻ってくれば自動で回復できますけどロスでしかありませんからね。地球にいる今の内にかき集めておきましょう。
(宇宙との戦いは)もう始まっている!
とりあえず1個確保できました。結晶石稼ぎの本番は攘夷戦争中で、様々な土地を移動する為龍穴を巡るのにピッタリです。でも結局はリアルラック次第なんだよなぁ……。
「銀時に見せたい景色は一通りまわりましたし、この里で腰を落ち着けましょうか」
お、桂と高杉が住んでいる町に到着しました。
ここから一つ目の村塾が立ち上がります。どうせ半年経たず移動することになるんで、設立の手伝いはそこそこで大丈夫です。本番は二つ目よ。
今回はここまで、御視聴ありがとうございました。