私はイギリスの弩級戦艦 ドレットノート。 大西洋からつい最近隣の太平洋へとやって来た訳なんだけど、なんといっても世界最大の海は違う。 なんだってこの新天地に初めて来た時だって初っ端から駆逐艦にバトルを挑まれるわ、それなりにバトルが好きな艦娘は居るわで素晴らしい世界だよ。
そして、今日もバトルを挑まれる・・・とは思っているんだけどね?
瀬戸内海・K市
「貴女が噂の弩級戦艦ですね?なんでも、外国船なのに日本語ペラペラだとかの・・・」
ほらきた、本日の対戦相手がお出ましだ・・・。そして、私は通常通り返事を返す。
「日本語ペラペラは褒め言葉として取っておいた方が良いのかな?一応名前を名乗っておくよ、私は・・・」
「知っています、ドレットノートさんですよね? 私は巡洋戦艦 赤城。 ドレットノートさん、貴女の不敗神話も此処までです、覚悟はいいですね?」
「いいよ、どうせならさっさと済ませたいし・・・ほら、かかってきなよ」
赤城とドレットノートは会話を終わらせると、戦闘体勢に入る。
「戦艦同士の対決、面白そうな戦いです。ちなみに私は主砲が自慢でして、この41cmの主砲が・・・ああっ・・・ってことはどうでもいい事なのですが・・・ね?まあ、私なら一分で決着が着くとは思うのですがね。」
と、主砲を自慢する赤城。
「やれるものならやってみたいね。」
それに対してドレットノートは微笑みながらそう言った。そして、互いに主砲を相手に向け集中する。
「行きます!」
赤城が主砲を放つ。と同時にドレットノートも攻撃をかわす。
「流石弩級戦艦ドレットノート!、では英国式の戦い方とやらを拝見させていただきましょうか!」
「(全く・・・どいつもコイツもやる気出しちゃって・・・だったら正攻法な手で落とすしかないね。)」
ドレットノートが右へ寄る。そして、赤城の背後へと回り込む。
「この赤城の背後に回って何をするというので・・・」
刹那、一発の主砲が鳴り響いた。 赤城が振り向いた時には既に弾は命中。そして、その発射した弾は赤城の急所に当たっていた・・・
「どうやら、急所に命中みたいだね? ってか、丁度一分ってとこかな?戦闘時間。」
「ど、どうして・・・?」
「だってさ~? 戦う前に自分で弱点言っていたじゃない?「ちなみに私は主砲が自慢でして、この41cmの主砲が・・・ああっ・・・」って、そんな事言われたら主砲狙いたくなるでしょ?」
「うっ・・・」
「それに、その主砲。もう少し強化した方がいいんじゃない?多分、ほとんどバトルに勝てたのはその主砲のおかげであって、元々整備なんてしてなかったでしょ?そんで、ここで初めて負けて・・・」
「ええい!五月蠅い!そこまで言われたら戦艦なんて辞めます私!」
「じゃあ何になるのさ? あ!普通の補給艦とか?」
「違います!主砲なんて無い何かにでもなりますよ!」
「じゃあ、マグロ漁船とか?」
「ええい!何とでも言って下さい!!この借りはいつか返してやりますから!!!」
そういって、赤城は何処かへ行ってしまった。
「あちゃ~少しは言い過ぎたかな・・・主砲が弱いだなんて嘘だったのに・・・」
こうして、一つのバトルが終わった、ちなみに何故私が勝てたかというと、この蒸気タービンと幻の主砲「ドワーズ」のお蔭で勝つ事が出来たからね。
ちなみに、この主砲「ドワーズ」は私が大西洋からこっちに来るときに持ってきたものなんだけど・・・どうやら、ほぼ間違いなくどんな敵でも一発で命中させてしまうんだけど・・・次の発動までに10分はかかる面倒くさい主砲だから嫌なんだよねぇ・・・まあ結局副砲使わないでドワーズ使ってしまったけど・・・それ位やらないと相手の主砲からは逃れられなかったということなのかもしれない。蒸気タービンは21ノットで走れるから寧ろ速いのなんのって感じ?
と、一人で武器の紹介をしていると、またバトルの予兆がするのであった。
次回 呉の戦艦