起きたら『グルド』になったので、取り敢えず歯を磨く事から始めようと思う   作:ヘルメット助教授

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誤字脱字ありましたらスイマセン
途中からカメラで定点視点に変わります


25話、鬼軍曹グルド。人造人間バイオレット

グルド・ザ・ブートキャンプ

 

「左!右!左右左!左!右!左右左!」

 

二十倍の重力下、玉無し能無し弱卒と三拍子揃ったフリーザ軍の戦闘員を価値のある玉有りにするため、教官となった俺は連中を率いて船内をひたすらランニングしている

 

「マーマがパーパにこう言ったー!」

 

「「「マーマがパーパにこう言ったー!」」」

 

「お願い今すぐ欲しいの!」

 

「「「お願い今すぐ欲しいの!」」」

 

「しごけ!×4」

 

「「「しごけ!×4」」」

 

「腐った精子がでーるぞ!」

 

「「「腐った精子がでーるぞ!」」」

 

「come、shot!×4」

 

「「「come、shot!×4」」」

 

倫理観なぞ撤廃させた戦闘マシーンを作り出す為に俺は、仕方なく暴力的や卑猥な言葉を連中に浴びせたり言わせている

 

そう、仕方なくだ。決してかわい子ちゃんが全く存在しない環境で苛立っているからではない

 

「声が小さい!玉落としたか!?

全員、腕立て伏せ用意!」

 

「「「Sir、yes、Sir!」」」

 

俺の言葉に戦闘員は一糸乱れぬ動作で腕立て伏せの体勢になる。よかよか

 

いやはや、ここまで調きょ…教育するのには苦労したもんだ

 

連中の殆どを半殺しにするわ半殺しにするわ半殺しにするわで、手加減が難しくてよぉ

 

「レディ~……エクササイズ!!」

 

「「「ワンツースリーフォー!アイラブ、フリーザ!×∞」」」

 

「いいか!?貴様等はダニだ!史上最低のゴミだ!

オヤジ精子の掃き溜めと掃き溜めが混ざり合った底に残った救いようのないカスが、ママのマ【※規制】を目指した結果がお前等だ!

違うのか!?違うのなら根性見せろ!

この老いぼれチ【※規制】と婆ぁのマ【※規制】で育ったような【※規制】野郎共!」

 

「もう…だめだ、ぐぇ!」

 

怠け癖のついた連中の中でも、特に怠け者のドドリアが誰よりも早く音を上げて宇宙船のフロアに這いつくばるのが視界に入り、俺は奴に近付く

 

励ますわけでない。ただ腕立て伏せを再開するまで罵声を浴びせ続ける為だ

 

「また貴様か、お前は本当に俺の激励の言葉を聞くのが好きなマゾ豚のようだな

しかし残念だがフリーザ軍にそんなマゾ豚は必要ない、必要なのは戦闘員だけだ、貴様のようなマゾ豚は行きつけの飲み屋の女にでも泣きついているのがお似合いだ。最も貴様のような奴に惚れ込まれるような女だ、さぞや救いようのない阿婆擦れなのだろう」

 

「な、んだ、とぉーーー!!」

 

俺が言い切るとドドリアは歯を食いしばって立ち上がり、三白眼で睨み付けてくる

 

「マゾ豚の割りには良い気迫だ、まだまだ余力はありそうだな

腕立て伏せの体勢になれ」

 

 

「ぐぇええ!」

 

超能力で奴のみに30倍の重力波を浴びせ、再びフロアに這いつくばせる

 

「マゾ豚でないというなら根性を見せろ。腕立て伏せ開始!」

 

「ちくしょう、ちくしょうちくしょう!」

 

重力波を解除すると、奴は叫びながらも腕立て伏せを再開するが、俺は追い打ちを欠かさない

 

「どうした!その程度か!」

 

「ワンツースリーフォー、アイラブフリーザ!」

 

「爺のファ【※規制】の方がよっぽど気合が入ってるぞ!」

 

「うぎぎぎぎっ…Sir!yes、Sir!」

 

「口で糞を垂れる前にSirを付けられたのは褒めてやってやらんでもない!マゾ豚は返上してやるから貴様は今度から、おフ○ラ豚に名前を昇進させてやる。どうだ!嬉しいか!?」

 

「Sir!yes、Sir!」

 

「よし、あと300回腕立て伏せが終わったら本日は終了とする。38時間ぶりの食事と睡眠だ、終わった者から食べて休んで良し!」

 

「「「う、うぉおおおおおお!!!」」」

 

久しぶりの食事に嬉しいんだなぁ。皆が張り切ってるよ。うんうん美しいなぁ

 

 

 

「いいか!貴様等の彼女はその戦闘ジャケットだけだ、脂肪の乗ったプ○シーなぞ戦場では何の価値もない

そのジャケットを熟れたマ【※規制】だと思い精一杯ファ【※規制】してやれ!」

 

休憩時間は主に各々が纏っている戦闘ジャケットを丁寧に磨かせて愛着を持たせ、美しく優しい心を育む道徳の授業だ

 

「ひひひひ、素敵な曲線だね…ジェニファー」

 

「ピカピカに磨いてあげるよ、ナターシャ」

 

「アナスタシア、君のためなら死ねるさ」

 

「シャーリーン、嬉しいんだねぇ僕には分かるよ。ふひひひひ…」

 

うんうん。皆が笑顔になっててとっても良い感じだ

 

あのドドリアもキュイも実に良い笑顔になって、それぞれのジャケットに名前を付ける迄に愛着を持っている

 

物を大切にするのは良いことだし、まして戦場で己の身を守る戦闘ジャケットとなればメンテナンスは必要不可欠。俺の判断は全くもって正しいと言えるではないか

 

 

 

「気を付け!フリーザ様のお越しだ!」

 

「……。困惑」

 

ビシィと気合の入った気を付けになる部隊に、フリーザ様が若干だが戸惑われている。これは良い兆候だぜよ

 

大事なことは初対面でのインパクトだからな。常にビクビクしながらフリーザ様の顔色を窺ってた連中とはかけ離れた見事な雰囲気をフリーザ様は感じ取られたようで、最前列で気を付けをしている側近のドドリアに声を掛ける

 

「ドドリアさん、大丈夫ですか?。」

 

「Sir!自分は大丈夫であります!Sir!」

 

「じ、自分?

グルドさん、コレは一体?。」

 

依然として戸惑ったままのフリーザ様が俺に状況説明を求めてきた

 

「お喜び下さいフリーザ様、この連中は価値のない玉無しから価値のある玉無しに昇格したのであります」

 

「はぁ…。」

 

「今後の目標としましては連中にズシリとした見事な逸物と立派な玉をぶら下げさせ、そこからフリーザ軍最強の戦闘部隊となるべくビシバシ訓練をする流れとなっております!」

 

「……ま、まぁ死なない程度にお願いしますね。」

 

「Sir!yes、Sir!」

 

ふはははは!いずれ来るであろう女性型だらけの戦闘部隊を鍛える為、俺は止まらんぞぉ!!!

 

こうして俺は自身のやらかしを、まんまと野望の為の踏み台とするのであった

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

【定点視点】

 

 

 

ところ変わって地球。ブリーフ博士の手によって人造人間の手術を受けたバイオレットは、亀仙人の下でヤムチャと共に修行に励んでいる

 

瞳に輝きの無い、あの特徴的な眼で真剣に修行をするバイオレットだが何故に1度は出て行った亀仙人の下に戻ってきているのか

 

それは手術の結果、桃白々を倒せるまでとなった戦闘力が再び一桁になってしまったのである

 

Dr.ゲロの人造人間のように最初から強大な力を持った状態になることは出来たのだが、バイオレットは楽をして獲得した力を良しとせず

 

博士には人間の限界値を超えられる体で強くなりたい。と願い出たのである

 

その結果、戦闘力は一桁になってしまったが、鍛えれば鍛えた分に成長し、加齢もとても緩やかな人造人間の女戦士が誕生した

 

グルドに追いつき、フリーザを倒し、この地球や宇宙を悪の手から守る為。その為なら人造人間にだって

 

そう心を改めた彼女は、再び亀仙流の門戸を叩いたのである

 

最初こそスパーリングでヤムチャに圧倒された彼女だったが、人造人間手術を経て手に入れた成長速度により直ぐに五分五分の闘いが出来るようになる

 

1度は卒業した流派なので感覚は掴めている。後は体が馴染み、超越するまで鍛えれば良い

 

焦りは勿論、邪法により強化された体に負い目もある。しかし彼女の意思を汲んだ武天老師の心意気に応えたい気持ちや、グルドを何とかしてあげたい気持ちの方が大きい

 

(待っててねグルド、必ず強くなって貴方をフリーザから解放してあげる)

 

「「武天老師様、本日もよろしくお願いします」」

 

「うむ、ではまずは対岸に渡り、そこから牛乳配達のアルバイトからじゃ」

 

「「はい!」」

 

こうして人造人間となったバイオレットは再び、地道ながらも強者の道を歩み始めたのであった

 

翌年、バイオレットは亀仙流を卒業しカリン塔を登頂、天下一武道会に出場した彼女は、そこで弟弟子である悟空や亀仙人のライバル鶴仙人の弟子である天津飯と拳を交えるのだが、その話は今は伏せておこう

 

 

 

 

 




書いておいてなんですが、グルドとバイオレットとの温度差がひでぇ

フリーザ軍は暫く変化が無さそうなので、バイオレットに視点を向けたいと思います

ありがとうございました!
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