起きたら『グルド』になったので、取り敢えず歯を磨く事から始めようと思う 作:ヘルメット助教授
南の都で開かれる第二十二回天下一武道会の予選にて、バイオレットは順調に勝ち進んでいく
悟空にクリリンにヤムチャ、そして前回優勝者ジャッキー・チュン。鶴仙人の弟子である天津飯とチャオズも余裕綽々で残っている
予選の途中で男狼がヤムチャに負けたりする、原作とは少し違った波乱はあった
だが本当の波乱は外にあった。科学で敗れたピラフ一味が今度は悪名高いピッコロ大魔王を現代に蘇らせてしまい、その手下タンバリンが遙か上空にて大魔王に手向かいそうな武闘家を吟味しているのだ
必要なら殺人も容赦なくこなす魔族タンバリンは、原作ではクリリンを一撃で殺害してドラゴンボールを強奪、本気で怒った悟空をも撃破、手に入れた武闘家の名簿で本戦に残ったナムやギランやら多くの武闘家を抹殺している強敵である
そのタンバリンの眼下でついに大会本戦が開かれる
「みなさーーん大変おまたせいたしましたー!
これより天下一武道会の本戦を開始いたしまーす!」
いつものグラサンに金髪オールバックの名物ナレーターが開催を宣言すると、タンバリンがいる上空まで喝采の声が聞こえる
(けけけ、精々いまのうちに楽しんどけ。間抜けな人間ども)
邪悪な笑みを浮かべるタンバリン、彼の企みは果たして成功してしまうのだろうか
「あーあ、結局グルドもラディッツのヤツもこねーでやんの、って…ぐぇ!」
「うるせぇぞ!豚!」
最前列で観戦するウーロンやブルマ、プーアルとランチ(凶暴)だったが、ウーロンの一言に怒りのエルボーをランチが叩き込む
どうやらランチは天下一武道会の本戦より、ラディッツに会う事を目当てにしていた様子
しかしラディッツの姿もグルドの姿も見られない。彼等は現在フリーザ軍の惑星の1つで修行中、もしくは他の惑星を侵略中なのであるから地球に来るのは無理だからである
そんな事を知らないランチは荒れており、銃を使わずとも最前列をキープできる程であった
「第一試合、天津飯選手対、ヤムチャ選手!」
ヤムチャのコールにブルマとプーアルが声をあげるが、勝敗は原作より多少善戦したヤムチャの敗北で、やはり脚を折られて入院をしている
ただし1時間もメディカルマシーンに入れば完治する程度の骨折だったので、ヤムチャはその後、大会本戦をブルマと共に観戦している
「第二試合、ジャッキー・チュン選手対、パンプット選手!」
前回優勝のジャッキー・チュンはのっそりと現れたのと対極的に、地味な顔のパンプットは前宙をしながら派手に現れた
しかしパンプットの見せ場は直ぐに終わる。彼がまだまだ修行が足らんと見抜いたジャッキー・チュンこと武天老師は彼に修行のレクチャーをしながら器用にコテンパンにし、増長した彼の心をへし折ってギブアップさせてしまった
「派手な動きにとらわれておる内は、まだまだ修行が足らん証拠よ
だが素質は決して悪くない、今からでも初心に返りやり直すのじゃ」
優しく笑うジャッキー・チュンがパンプットの肩に手を置き、彼を労るのであった
「第三試合、バイオレット選手対、クリリン選手」
ここで今大会唯一の紅一点の登場に、観客席の野郎衆は大いに盛り上がった
前回大会でジャッキー・チュンに肉薄したクリリンを覚えている観客もおり、ブルマ達以外でもクリリンにエールを送る人もいた
しかしこの盛り上がりが恐怖に変わる
カリン塔にて超聖水を呑むまでに成長したクリリンだが、それは成長する人造人間となったバイオレットの前には無力だった
人造人間特有のあの冷たい瞳でバイオレットはクリリンの口からギブアップをさせる為なのか、リングアウト負けを許さない
吹き飛ばし攻撃を加えた後、超高速でリングアウト寸前のクリリンの背後に回り蹴りで中へと戻す動作を何度も重ねる
亀仙流の弟弟子となれば何処で甘くなってしまう。そう思ったバイオレットが心を鬼にし、武道家としてクリリンに対峙しているのだと見抜いたのは師匠である武天老師だけであろう
顔が腫れ上がって片目は塞がり、脚に力が入らなくなり膝が笑う、腕の骨が折れても片腕が残ってればこれを振るい、両腕が折られれば両脚と頭突きで闘うクリリン
いつしかクリリンの泥臭い闘いに野次を飛ばしていた観客がエールを送り、対照的にバイオレットにはブーイングが飛ぶ事態に発展する
(けっけ、中々面白い見世物じゃねぇかよ)
殺戮ショーとも思える展開を楽しんでいるのは上空に居る魔族、タンバリンぐらいであった
最後の時が訪れる。ギブアップ寸前で最後の力を振り絞ったクリリンは頭部のテカリを利用してバイオレットの目を一瞬だけ瞑らせ、足の裏に気を集めるや器用に、かめはめ波を出してロケットのように加速しバイオレットに体当たり、見事彼女を場外に転落、させられなかった
舞空術で急ブレーキを掛けてさえいなければ、バイオレットは場外に転落していただろう
「やるね。」
少しだけ表情を変えたバイオレット
「へ、へへっ、これもダメか。ちくしょう、ギブアップ」
尻餅を突いてギブアップしたクリリンに、観客席から大きな大きな賞賛が送られたのであった
「では本日最後の試合を行います!
孫悟空選手対、チャオズ選手!」
尻尾を生やした少年と、病的に肌が白い少年が出てきた
亀仙流と鶴仙流の直接対決である
銅鑼の音と共に両人は動く
構えたまま突っ込む悟空と、棒立ちのような姿勢のまま地表を滑走して回避するチャオズは暫く、鬼ごっこのような闘いを続ける
「お前ぇ、表情がよめねーな、やりにきーぞ」
「お前、分かりやす過ぎて、やりつらい」
常に表情が変わらないキョトン顔のチャオズと、感情が良く顔に出る悟空は互いに試合が噛み合わない
飄々とした亀仙人や仙猫カリン、真っ直ぐなバイオレット、ちょっと卑屈なクリリン、調子の良いヤムチャとやり合ってきた悟空
真面目な天津飯と卑怯で姑息な鶴仙人とばかり組み手をしてきたチャオズ
「おめーがオラに合わせろ!ほら!来い!」
「違う、お前がボクに合わせた方が良い
ちょこまかちょこまか動いてばかりで目が回る」
「何を!この真っ白妖怪!」
「うるさい!キーキー猿!」
子供の口喧嘩が始まり、観客席では微笑ましいものを見るかのような笑いが起きる
観客席の鶴仙人は怒りで顔が真っ赤だ
「ぐぬぬぬぬ!」
(何をしているチャオズ!そんなヤツはどどん波で殺してしまえ!!)
「ひぅ!?」
テレパシーで鶴仙人に怒鳴られたチャオズは慌てて空へと上昇、指先にエネルギーを溜め始める
するとそれにいち早く気付いた武天老師が悟空に警告する
「よ、よけろ悟空!あれは桃白白のやった鶴仙流のどどん波じゃ!あのサイズが当たれば命はないぞ!」
「へ?」
「どどん波!!」
チャオズの指先から放たれたレーザーは悟空の眉間を目指すが、悟空が間一髪で避けた為に会場のリングに着弾、リングを大きく抉ってしまう
「まだまだ、どどん波ぁ!」
「うぉ!ひょい!とりゃ!うりゃりゃ!」
乱発されるどどん波に悟空は軽々と、まるで木を渡る猿のように回避し続ける
(待てチャオズ!それ以上は体力がもたんぞ!)
(邪魔をするでない天津飯、チャオズ!そのままじゃ、そのままやり続けろ!)
「はぁはぁ、ど、どどん波ぁ!」
明らかに威力が落ちてきた頃、ついに悟空に必殺のどどん波が命中、彼の体を貫いてしまう
「や、やった!」
「油断するなチャオズ!それは残像だ!」
「え?ぐえっ!」
天津飯の言葉を理解できなかったチャオズの腹部に突如一撃が入った。その相手は悟空であった
「にひひ、捕まえた!
でりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」
悟空はチャオズの服を掴むとリングに向けて投げ下ろし、叩き付けられたチャオズの腹部に両脚でフットスタンプをお見舞いした
「勝負あり!勝者、孫悟空選手!」
こうして1日目の試合行程が終わり、明日は準決勝と決勝を残すのみとなった
その日の夜、悟空達は去年と同じくバイキング方式のレストランで夜食を取り、各々のホテルへと向かい就寝
そして次の日、準決勝が行われる
「それでは準決勝第一試合、天津飯選手対、ジャッキー・チュン選手!」
華麗な技を使うジャッキー・チュン、だが天津飯は若さと3つの目、溢れる才気でジャッキー・チュンを圧倒し、最後は次代の訪れを肌で感じたジャッキー・チュン(武天老師)は自らリングアウト負けをして会場を去る
納得のいかない天津飯だが、もう一つの準決勝が始まる
「準決勝第二試合、バイオレット選手対、孫悟空選手!」
クールビューティーなバイオレットと、亀仙流の胴着を着た孫悟空が出てきた
声援は悟空の方が大きいが、バイオレットには関係なさそうである
「それでは…始めて下さい!」
銅鑼の音と共に両者は消えた
地面を蹴る音や互いに打ち込み合う音が聞こえるが、とても肉眼で捕らえる事が出来ない。両者の速さに付いていけてるのは天津飯とタンバリンぐらいであった
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《惑星フリーザ》
「俺たちギニュー特戦隊全員で合体技を?」
「そうッス。折角それぞれにパワーやらスピードやら超能力やら個性があり、難解なスペシャルファイティングポーズの連携を幾つもこなすのに、ジースとバータだけでしか合体技が無いとか、攻撃に生かさないのは勿体ないッスよ
もしかしたらここから先、侵略先で俺達全員の力を合わせないと勝てないような敵が出て来る場合もありえる訳ですし」
「よし分かった。フリーザ様には俺が報告しておこう」
「ありがとうございます、隊長」
「因みに何かアイデアはあるか?」
「あります、まず俺が…ゴニョゴニョ」
「ふむふむ」
「そのあと、バータとジースが…ゴニョゴニョ」
「ほうほう」
「んでリクームが…ゴニョゴニョ」
「なるほど」
「そしてトドメに隊長が…ゴニョゴニョ」
「面白いな、早速やってみるか!」
こうした流れでOKが出た俺達は、特戦隊全員の合体技を練習しに無人の星へとやって来た
のだが…
「あの…本当に良いのですか?フリーザ様」
「何度も言ったろ、僕は構わないとさ。」
「で、ではいかせていただきます!」
俺を含めた特戦隊全員がフリーザ様(最終形態)に向かい合う
「「「「「ギニュー特戦隊、出動!」」」」」
スペシャルファイティングポーズを決めると、それぞれが打ち合わせ通りに一斉に動く
まず俺が時を止めて相手(フリーザ様)に突撃し、金縛りを決める
時が動き出すと次にジースとバータが二人の合体技【パープルコメット】を発動、紫色の竜巻を形成する
次にリクームが上空から竜巻の目に入り込み、その中でバレエの高速回転をすると、倍加された加速エネルギーによりパープルコメットは宇宙空間にも届かんばかりの大きさとなった
リクームの勝手すぎるエネルギーを上手くジースがコントロールしつつ、バータと回転を合わせているのだ
「隊長!今ッス!」
現在進行形でフリーザ様に金縛りやサイコ・ウェブやらを張り続ける俺が叫ぶと、奥で戦闘力を最大値まで上げていたギニュー隊長は自身の最高技【超ミルキーキャノン】をパープルコメットに向けて発射
呑まれたミルキーキャノンは、パープルコメットの流れに逆らう事無くエネルギーとして混ざり合うと大竜巻は更に巨大化
リクームが勢い付け、バータが加速させ、俺のテレパシーを受けたジースが器用に狙いを調整し、溜まりに溜まったエネルギーの抜け穴を作ってやると、パープルコメットから極大エネルギー波が轟音と共に打ち出された
俺の視界を埋め尽くすばかりに迫る真っ白な力、ギリギリまでフリーザ様の動きを止めきり、俺は時間停止
無音の世界で、エネルギー波の射線上からフラフラになりながら退避して時間を動かせば
フリーザ様を呑み込んだソレは地表や山脈を削りに削り、そのまま空の彼方へと飛んでいった
「上手くいったぜ!」
「いよっしゃー!」
パープルコメットを解除し、地表に降り立ったジース達とハイタッチをして喜ぶ
「如何でしたか?フリーザ様」
「うん、悪くなかったし面白かったと思うよ。事前に技の内容を知らずにいたから余計にね。」
ギニュー隊長の問いかけに、立ち位置から一歩も動かなかったフリーザ様がケロリとした顔で答える
後方はとんでもない事態になってるけど、うちのボスは全くの無傷です
「では評価させてもらうよ。」
「「「「「ハハッ!」」」」」
フリーザ様の言葉に俺達は気を引き締めると、身長順に並び直す
「まず初めてとは思えないほどの連携には正直恐れ入ったよ、さすが普段からポーズをしてきた甲斐があったと言えるんじゃないかな。
それぞれの個性を遺憾なく発揮した一撃も恐らくだけど一番最初の形態で、さっきのを貰ったりしたら結構危なかったと思うよ。
これならパパに自慢してみたくなるね、僕の特戦隊はクウラ機甲戦隊よりも優れているってさ。
ふふふ、大変素晴らしかったよギニュー特戦隊、君たちは僕の誇りだ。」
いえいえ、そんな
フリーザ様に褒められ、一人残らずテレテレ顔になる俺達
「じゃあ次に」
へいへい、なんでやんしょっか?ニコニコ
「僕の攻撃を防いで貰おうかな」
死ねと?真顔
「ああ、攻撃は凄かったよ。それは伝えたけど防御の方もあったら良いに越した事はないだろう?
僕もストレス解消…じゃなくて、技の練習にもなるし。」
あ、はい。そっすね
クスクスと微笑むフリーザ様、ストレス解消とかの台詞は聞こえなかったものとしますね
「では、少しお時間を頂けますか?」
「勿論。にっこり」
隊長が提案し、了承が降りると俺達は即座に円陣を組むと密談をし合う
ーーど、どどどどーするんスか隊長!?このままじゃ俺たち揃って宇宙の塵にされちゃいますよ!
ーー落ち着けよバータ、狼狽えるんじゃない、天下のギニュー特戦隊は狼狽えない。ガクブル
ーージースも落ち着け。いやしかし…ふふっ…まさか俺たちがフリーザ様をここまで喜ばせてしまうとはなぁ。感涙
ーー隊長、取りあえず戻ってきて下さい、マジで棺桶に片脚突っ込んでるどころか首まで入ってる状態なんですから
ーーところでグルドちゃん。なんかアイデアとかねぇの?俺せっかく楽しくなってきたってのによ、ここで死ぬとか嫌なんだが?
ーーお、おう。ちょい待ち
まさか、あのリクームに有難みを覚える日が来るとは思うめぇ
暫く沈黙が流れると、何とかアイデアを捻り出した俺は提案した
ーーまず頭に入れといて欲しいのが、フリーザ様がしてくる攻撃は見えないレーザーの【デスビーム】か、何でも切り裂く【デスソーサー】か、この星を吹き飛ばす【デスボール】、多分この3つのどれかだと思う。デスビームはマジで対処しようが無い、マジで光ったと思ったら死ぬと思え。同じく当たったら死ぬデスソーサーは何処までも追ってくる追走式だけど俺の超能力ならなんとかなるかもしれない、そこは任せて、狙われたら死ぬ気で逃げろ。デスボールは星の核に落として吹っ飛ばすヤツ…ってか、今のあの人の強さなら地表に落とすだけでも十分な破壊力があるか。うんうん
ーーおいおいおい、独りで納得してねぇで肝心のアイデアを言えっての
ーーふむ、先程の俺たちへのフリーザ様のお言葉と今のグルドの話を合わせてみれば、そのデスボール辺りが来ると俺は睨むな
ーー隊長、どうしてッスか?
ーージース、こんな何もない岩だらけ星1つと、俺たち誰かの損失、どちらがフリーザ様にとって痛手になると思う?
ーーあ、なるほど
ーーどう考えても、この星と俺たちじゃ
ーー釣り合わねーッスね
ーーフリーザ様は頭の良い御方だ、抜かりは無い。デスボールを防げればそれで良し、出来なければ星の爆発前に全員で宇宙船で退散すると言って下さるだろう。幸いなことに宇宙船は直ぐ近くにあるからな
チラリと隊長が目線を向ければ、その先にフリーザ軍の大型宇宙船が待機しているばかりか、出発の準備までしているではないか
ーーじゃあその、デスボールってのが飛んできたとして、どうやって防御をするんすか?
ーー正面からは無理、そうだろうグルド?
ーーはい、絶対に無理ッスね。今のフリーザ様の戦闘力はマジで化け物クラスですから
フルパワーじゃないフリーザ様とやり合うなら、たしか戦闘力1千万位ないと無理な筈だ
訓練しているとは言え俺たち全員の戦闘力を合わせても、恐らくまだ四十万に届くかどうかだろう
しかしデスボール自体は理不尽レーザーのデスビームに比べれば速度が遅い技だ。なんとかなるかもしれねぇ
ーーとなると…さっきの要領でやってみるとか?でっかいパープルコメット作って軌道を逸らす的なよ
バータが提案するとジースが続いた
ーー悪くないと思うけど、一々時間かかり過ぎるんじゃね?
ーーあーだこーだ言ったってもうしょうがねぇだろーがよ!もういーからアイデアを出せっての!
いい加減焦れたリクームが俺に詰める
ーー分かった分かった、考えてある。かなり危険だけど宇宙広しと言えど俺達にしか出来ない技だ。
「では、いくよ。ダメだったら宇宙船に避難するのを忘れないでね。」
「「「「「はい!」」」」」
フリーザ様はそう言うと上空に舞い上がり俺たち全員を見下ろすと、右手の人差し指を天に向けてエネルギーを集め出した
デスボール。惑星ベジータを破壊したあの曰く付きの1発(威力は段違い)が再び放たれた
落とされる場所はここ、俺達の立ってる場所だ
「特戦隊!合体!」
「「「「応!」」」」
隊長の言葉に俺達は呼応する
合体っと言っても、まぁ皆でお手々繋いで円陣を組んでグルグル回る、つまり【かごめかごめ】をしている状態であるのだが
見ろ、フリーザ様ってば意味分かんないって顔してるよ
「来るぞぉ!超ハイスピン開始!」
「ぐぐぐぐっ!」
「うおっしゃー!!」
かごめかごめをした俺達は高速回転を開始
すると青白い稲妻と共にブラックホールらしきモノが俺達の回る中心部に現れ、吸引力の変わらないダイ○ンや星のカー○ィのようにデスボールを呑み込んだ
「なんだと!?」
驚くフリーザ様
種明かしをすると、俺は自身のサイコキネシスと特戦隊全員分のエネルギーで、デスボールが到達する地点に別の次元への入り口を開いた
難しい理屈は知らない。まぁ次元転移システム的なアレだと思う
回る理由?知らないのか?困ったら回るのがヒーローの御約束だろ?
これぞゲームやらアニメの知識を持つ俺が考えた作戦、その名も時を駆ける翼。シルバード作戦さ。ドヤ顔
因みにその呑み込まれたデスボールの送り先とは…
「うお!?ま、まさか!」
送り主、つまりフリーザ様の真後ろです
背後の空間を突き破り、戻ってきたデスボールの直撃を受け止めたフリーザ様。お、いつの間にかフルパワーになっておりムキムキになってる
「ぬがぁ!」
自身のデスボールを明後日の方へ投げ飛ばしたフリーザ様であった
御無事でしたかと喜ぶ俺達。しかしフリーザ様は、おっそろしい顔になると
「今のは痛かった。痛かったぞぉおおお!!」
「「「「「ごめんなさーーい!!」」」」」
こうして無事に生き残った俺達は、100倍の重力下で正座するという褒美が与えられたのであった
昨年末は鬱で会社を退職したりして果てしなくゴタゴタしており、投稿どころではなくなってまして申し訳ありませんでした。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします
相変わらずバイオレットとグルドの温度差なヤベェ
しかし本当にグルドの超能力って便利だなぁ。他人事
フリーザ様、流石に今回はオコになりました
タンバリン、さてどう遊んでやろうか
悟空とチャオズって原作だと1回も会話したことないので、想像するのはちょっと難しかったです
特戦隊の合体技、まだ特に名前は考えてないので次に回します
ありがとうございました!